幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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2003小学生リーダー合宿しおりより~あ・はう・りく 10月15日 (金)
 さて今回のテーマ『あ・はう・りくー北極の昼』はCWニコルさんの作品です。ニコルさんは1940年、イギリスの南ウェールズに生まれました。17才でカナダへ渡り、北極地域の野生生物調査を行いました。一度イギリスへ戻りましたが北極への思いを断ち切れず、カナダ政府の技官として12回に及ぶ北極地域の調査を行いました。『あ・はう・りくー北極の昼』はこの時の体験をもとに、まさにニコルさんのしんかく心覚の翼が大いに広げられた作品だと思います。
 しかしみなさんの中で実際に北極へ行った人はいないでしょう。でも北極に関して何かを見たり聴いたりしたことはあると思います。ニコルさんは今黒姫に住んでいますが、ラボランドへ何回も来ています。そこで“雪が大地をおお覆い、満月が銀の光を降り注ぐ夜”を体験しています。みなさんもきっと黒姫の冷えて凛とした空気の感覚、音も無く降り注ぐたくさんの雪などの体験があるでしょう。それを自分の心の表面に浮かび上がらせましょう。心とは実際に体験していないことでも、物事をリアルに感じることのできる力を持っていますし、時には体験が無くても何かを手がかりに、実際よりもリアルに、そして印象深く感じることができるという不思議な力を持っています。だから北極に行ったことが無いからわかんないと心配することは無いのです。空気の冷たさも、雪の白さも黒姫の体験からでも想像できると思います。
 また全編を通して流れる間宮芳生さんの音楽にも耳を傾けてみましょう。そして心の中に浮かび上がらせた体験と、おうちで『あ・はう・りくー北極の昼』を聴いて、聴いて、また『オーロラー北極の夜』も聴いて、そして自分の中に生まれたイメージをかき混ぜて新しく生まれたもの、それがみなさんの想像力(imagination)ですし、それはみなさん自身のoriginalityですが、それをこの合宿に持ち寄って下さい。そしてそれを仲間との間でやりとりしましょう。すると新しく気づかされることがあるだろうし、だれかに何かを気づかせることにもなるでしょう。そうして一緒に一つの物語を、身体の表現として創っていく過程がcommunicationになります。そしてこのcommunicationを育てていく場がラボのテーマ活動なのです。
 ラボのリーダーはそのことを主体的に、仲間の中でしっかりできる人なのです、そしてリ-ダーは、合宿に来たからなれるものでなく、リーダーになりたいと思って準備、努力してきた人がなれるものなのです。今回はそのことを自分の力で学ぶ場にして欲しいと思います。 
 それにしても『あ・はう・りく』ってなんでしょうね?
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