中国交流 |
12月26日 (水) |
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先日、上野の国立博物館に「中国 王朝の至宝展」を見に行ってきた。ミニ中国体験というわけ。
テレビで中国歴史ドラマを見られるようになり、その衣装や文物、調度などにも目を凝らしている。
博物館に行ってみて、時代によってどんなものがどういう使われ方をしたのか、見る機会となった。
博物館のHPの写真で見た、黄金の仮面。
ギリシャのアガメムノンの黄金のマスクのようなものかと想像していたが、
実際に見てみると、なんとペットボトルのキャップほどの大きさ(小ささ)
こんな小さなものが、何千年も残っていることに感動してしまった。
もちろん、大きな物の展示もあり、
夏の時代から宋代まで、専門家からしたらずいぶんざっくりした展示と思うだろうが、
歴史の流れや地域的な発展がおおざっぱに逆によくわかり、
また、韓国歴史ドラマを見ている関係から
その時代の周辺諸国との関係もぴんと来るようになっている自分を発見。
ますます、おもしろいぞ。
若い頃から、書道も苦手、手芸もダメ、で、手先のことからは遠ざかるようにしてきたが、
中国や韓国のいろんな文物を見てみると、なんともったいないことだったことか・・・
パソコンばかりになって、漢字すら書けなくなってしまっている自分に愕然。とほほ。
熟語や故事も実に興味深いものがある。
その中国は、古くて、そして超近代的でもある。
中国交流でどれだけ「百聞は一見にしかず」を肝に銘じたことか・・・
報道される一面が全てではない。
(その現象は、アメリカでも同様だが)
いまこそ、本物のおとなりさんを知るべきだと思う。
テレビの中国、韓国ドラマなんて、笑われるかも知れないが、
日本人がアメリカを感じる媒体は映画だったり、音楽だったり・・・
それで親近感をもって、実際に北米交流に行ったりするとますます開けるように、
中国、韓国のこともテレビでも博物館でも、先でも後でも、学ぶのは、とても楽しい!
それで、交流に参加して、本物を肌で感じ、家族と言えるような友人を作り、
なんどもなんども、行きつ戻りつして体験と友情を深めていきたいものだ。
私の上海の息子、ハオくんのお父さんが、
「ただの旅行ではなく、本物の家族になってくれてありがとう」と言ってくれた、
その一言を重く受け止めている。
そのハオくんのfbに、中国国立博物館に行ったとあり、
離れていても同じ事を考えているような気がして、ぽっと暖かくなった。
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Re:中国交流(12月26日)
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福ちゃん(nana)さん (2012年12月27日 01時40分)
カトリーヌさんへ
>交流に参加して、本物を肌で感じ、家族と言えるような友人を作り、
なんどもなんども、行きつ戻りつして体験と友情を深めていきたいもの
だ。
⇒ うんうん。同感です。参加しなければ何もわからないですよ。北米
交流もアジア交流も同じです。そして、単純に参加するだけじゃなくて
主体的に自分なりの興味を広げれるといいと思う。アジア交流は日本の
歴史や文化のルーツだからね。
>私の上海の息子、ハオくんのお父さんが、
「ただの旅行ではなく、本物の家族になってくれてありがとう」と言っ
てくれた、
その一言を重く受け止めている。
⇒ やっぱり、北米もアジアも一緒ですよね。本物の家族になれる交流
なんですよね。
確かに9月は大変な日もありました。外出をしない方がいいと在中国日本
大使館から駐在員にメールがあった数日間。でも、その時以外は、嘘の
ように穏やかな日が続いています。
わが家の娘のホストファミリーなんて「いつ遊びにくる?」って9月末に
はいっていましたからね。(全然気にしていませんでした)
今日、熱があった息子は、タクシーで学校に一人でいきましたが、運転
手さんに「日本人?それなのに、中国語(北京なまりバンバンのしゃべ
り)できるんだ?それに中国の中学にいくんだね。ふ~ん。」って、学
校に着くまで、日本人話題で盛り上がったそうですよ。
コミュニケーションも普通の日々が戻っています。
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Re:Re:中国交流(12月26日)
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カトリーヌさん (2012年12月27日 11時05分)
福ちゃん(nana)さんへ、
福ちゃんの話を聞いていると、私がアメリカで奔走(?)していた頃のことを思い出しま
す。
ジョン万ではないけれど、先達がいろんな意味で架け橋になってくれたものを引き継いでい
くんですね。
中国で、井戸を掘った人を忘れないとよく言うけど、日本人もそういうことわざを忘れない
生活しないと、と思います。
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Re:中国交流(12月26日)
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おーしゃんさん (2012年12月31日 15時13分)
カトリーヌさん
Myページへのご訪問、コメントありがとうございました。カトリーヌ
さんも、中国に行かれて隣国の中国ともっと日本は仲良くしなくてはと
感じられたのですね。本当に日本は、鎖国文化で世界の各国の情報や動
きにうといですね。
自分もお恥ずかしながら、実際に中国に行くまで、まだまだ人民服で自
転車が一杯のイメージでしたから・・・こんなに近代化されて、高度成
長の活気・熱気に包まれているとは知りませんでした。とはいえ、自分
が見たのは経済特区で開かれた都市ですから、中国の田舎の実情は押し
て測ることもできませんが。
でも、隣国の中国とはもっと仲良くしなくては、次の時代に遅れてしま
うだろうと強く感じました。もっと積極的にそれぞれの情報を交換し、
共有するように成らなければいけませんね。
ラボの世界に通じる育成プログラム、素晴らしいと共感しています。カ
トリーヌさんも、子供たちの笑顔の真ん中で御活躍下さい。
これからもよろしくお願いいたします。
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