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北京へ |
03月26日 (火) |
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ラボ中国交流、上海を終えて北京に移動する本隊と北京で合流予定。
今、成田空港。ゲートで待つ間、無線LANが使える。
北京国際空港ターミナル3に2時定刻到着、すみやかに入国審査と荷物を引き取り、
ラボ本隊が到着予定のターミナル2へ移動するため、シャトルバスに乗ったのが2時半。早い!
ところが・・・しばらく走っても、なかなかつかない。車窓の景色は、もうどう見ても空港外だ。
一般道というか高速道路というか、要するに空港内ではない道路を走っている。
しかし、バスは、いわゆる空港シャトルバスで、荷物と人で満員、つかまるポールも届かない。
空港ターミナルの移動が、こんなに遠いのか?不安になり始めた頃、ターミナル2へ到着。
えっこらえっこら、出発階から到着階へ移動。
ぐるっとみても、14時25到着予定のラボ本隊の姿はない。
もう、置いていかれたのか・・・?
掲示板をみると、よくわからないが、41分到着となっているようだ。遅れたんだな。
それじゃ、まだ出てきていないだろうと、ゲートの真ん前で目を皿のようにして待つ。
・・・・待てど暮らせど、出てこない。
30分経ち・・・・いったいどこでどうやって見過ごしたんだろうか?
月檀へ自力でいく方法を考えたほうがいいいかな・・・・
すると、まえに立っている男性が電話で話し始めた。
日本語だ!
話の内容から関係者だと推測して、見知らぬ男性に急遽アピール。やはり、出迎えの人だった!
それから二人で待つことさらに、30分。
やっと会えた~ラボー!
月檀中学に移動。
見知らぬ男性は、25周年のときにも案内してくれた中国の旅行会社の人で、劉さん。
月檀の卒業生だ。思い出した。
対面式には、日本大使館の一等書記官柳沢氏と二等書記官名子氏も出席された。
こんなことは初めてだ。
柳沢氏は、3年前、赴任直後の初仕事が、月檀とラボの交流25周年だったそうで、
今日の交流会に出席して翌日帰国とか。中国赴任の最初と最後がラボ国際交流なのだ。
対面式でも、あたたかい目で見守り、あるときは感極まって、声が詰まっておられた。
この三年間、さまざまなことがあっただろうし、
このような年に途切れることなく交流を続けていることを讃えてくださった。
月檀の張校長先生も、こうした破格の待遇に感激を隠せない様子で、
今年の交流が実現できたのは、12月に財団が来てくれたからだとおっしゃった。
三年前の25周年のご縁からつながった線が、大使館が福田さんとラボを再発見するきっかけになり、
そこからまた、月檀へ絆がつながっていき、
この困難な時期にもラボと月檀があるじゃないか、という大使館の評価を生み出したものと思える。
そしてそのことがさらに、
孤立感・疎外感があったに違いない月檀の張校長先生にも有益に作用したようだった。
校長先生のご機嫌のよかったことといったら・・・。「ラボは家族」とまで。
ぎこちない対面を果たし、ホストファミリーに引き取られていったラボっ子たち。
あなたたちは、歴史を作っているんだよ。
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