幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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         門脇厚司先生の講演会

              1月30日(日)JTBフォレスタ 東京支部総会にて

 先生は、1983年横浜山下公園で10人の子ども達がホームレスを殴り殺したという事件に非常にショックを覚えた。そこで教育社会学が専攻である立場から、現代の子ども達の心の状態、社会状況がどうなっているかを科学的に分析してきちんと把握しなければいけないと考えた。そこで取り組み、解決法を見出し、実行に移しているとこがスゴイと思ったしまたお話に説得力もあった。なぜ今学力よりも社会力、「生きる力」が大切なのか、総合学習が目指しているものとその必要性がわかったし、なぜ今あちこちで0123歳児の支援センターができているのかも納得できた。以下先生のお話を私流の解釈で述べます。
 現代の若者は「非社会化」している。NEET、不登校、引きこもり、薬物依存、自殺など、他者と親しく交わることを嫌い拒否する若者が増えている。それは、「社会力(=人と人がつながり良い関係を造り、もちつもたれつしながらよりよい社会をつくっていこうとする力)」が衰弱しているからである。こういう傾向を引き止めるには、私たち大人が子どもと幼い頃からきちんと関わることが必要である。そうすれば、子どもは、他人を信頼し、他人に愛着を持ち、関心を向けられるようになる。だから、子どもは大人(社会力を身につけた人)と共有の時間、共有の体験をもつことが大切である。ラボはそういう場である。テューターがやっていることはとても大切なことである。「こどもの本当の友達は大人だ。」だからテューターは英語の力をつけようとする以前に大人であるということを自覚して子どもと関わって欲しい。また、テューターは、子どもの同行者、同じ方向を向いて人生を共にいく人であって欲しい。
 学校の社会力は、総合学習に期待をかけている。学力偏重ではなく社会力をつけることこそ必要で、これが脳の機能を高めることにもなる。今子どもに必要なのは、経験の共有なのだ。
 1960年以降高度成長期でマイホーム化、マイルーム化などの影響を受け、社会力は衰退している。本来は家族が親密な空間だったのだが、それができる家族とできない家族ができてきている。それで「地域に新しい親密圏をつくることが必要」になった。子どもの居場所を作りましょうということで0123歳児支援センターなどを全国に作っている。
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