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東京支部一日ひろば |
09月13日 (月) |
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今日は東京支部一日ひろば。多摩地区はSB担当があったので、9:30集合だったのだが、長男が国際交流の感想文を、まだ書いてなくて(もちろんこの一週間、催促し続け、昨夜も2時頃まで起きていて、完全に寝不足)朝、書かせたものを持って家を出たので、ひろばそのものにも遅刻してしまった。まあ~ったくっ!!!
新体制にかんする総局長からのお話につづいて分科会で話し合われた、「テーマ活動から育つもの」。私のグループは多摩の秋田Tのレポートを受けてのもの。さすがに秋田さん、思慮深くラボっ子たちの成長を待つ視線があたたかい。「混沌から秩序を生み出す力」(必ず秩序が生まれてくると信じる力)これがもっとも印象深い話題であった。
見栄えのよい活動がいいのではない。まず、混沌を持っている豊かさ。混沌から確かなものを生み出す力を持ち続ける活動こそ、本当にスゴイ活動だと思う。
混沌から、必ず秩序が生まれてくるというのは、長くラボをやっていると遭遇することである。でも、そこには、いろいろなエキス、目に見えないエネルギーが働いているのだ。ただ、何でもかんでも、めちゃくちゃでもいい、というのではない。子どもたちのエネルギーが充満しているか?(ラボをする場所の広さ、テューターとの気持ちの距離の近さ) そういう作用を作り出すよう、働きかけているか?(ライブラリー、聞き込み、ことばへの触発、発表、交流) 環境を整えているか?(交流、発表、ライブラリー、親の理解)養分を与え、畑を耕し続けているか?子どもたちが「物語に出会っている」か? 子どもたちの混沌は、ただの水ではなく、国生みのような、生命の海でなくては。
テューターとしては、そのことをたえず自問自答しながらでなければ、楽しく深く層の厚い活動は生まれてこないと思う。たまにうまくいったから、というのは、一過性のもの。そういう意味で、うちのパーティには、「混沌」はあるか?を問い続けたい。
午後はシャペロンの報告。カンザス、ノバスコシア、ニュージーランド、オレゴンからの多彩で楽しく有意義な報告。人に聞かせる力をもつ、コミュニケーション能力に優れたベテランテューター、事務局員の報告には拍手喝采。このテューターたちならではの、トラブルシューティングというものがあるのだろうな。説得力があり、うう~ん、たのもしい。初めてシャペロンに行かれたテューターも基本的なことを、感動を、「自分で体験」してこそ本当にわかる、という内容でとてもよかった。
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