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刈谷市のファミリーサポートから |
09月29日 (水) |
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NHKスペシャル・データマップに、刈谷市のファミリーサポート、および企業でのサポート(2年間の育児休暇など)がでていた。へえ~、刈谷がねえ。刈谷は私の故郷だ。結構いいところだと思っていたが、そういうサポートもあったのか。もう10年以上前に、私のラボテューターが何かお料理をつくっては老人世帯に届けていたり、それより前の、先生のおばあちゃんがお元気だった頃は、「若い老人」が「年寄りの老人」を、公民館でお茶を出したり、おしゃべりにつきあったりしてショートステイをやっていたっけ。行政のシステムとしてできあがる以前から、住民により助け合いが行われていた地域があったんだなあ。うちの100歳のおばあちゃんも現在ショートステイでお世話になっているが、本当に家よりずっといい!と思える。そういう行政のサポートが軌道に乗る素地があったのだと言えるかも知れない。刈谷、いいとこだよ~。いいラボパーティもあるし。
いいラボ、といえば、元ラボっ子が生け花を習いに行っていたとき、若いお母さんたちが、子どもの習い事について話しているのを聞いたとか。男の子と女の子ですこしちがうかもしれないけど「ピアノとバレエと水泳?それとやっぱり、ラボよねえ」
子育てに悩んでいたりする方も、いいラボありますよお。
最近、毎日のように、すさんだ事件が起きる。特に小さな子どもが犠牲になったり、若いお母さんが思い詰めて、というのを新聞で見るたび心が痛む。「私だって一歩間違えば」という思いを持たないで育児をしてきた人はいないと思う。アメリカにいる時、「mother's day off」というものがあり、保育園に毎日あるいは、週に何日という決まった登園をするのとは別に、普段は育児をしているお母さんが美容院に行ったり、買い物や一人で大人として過ごすために、一日子供を預かるというものだった。予め申し込んでおくのだが、空きがあればいつでもいいわけ。こういうのはありがたいなあ、と思った。
こうした情報は、アメリカに住み始めたばかりの頃、育児情報がほしくて、親子が集まる場所はどこか、と考えてお昼ごろマクドナルドに行って集めた。大きい子が学校に行っている時間帯、大人はバーガーキングやウエンディズを好む傾向があるなか、マクドナルドはやはりあの遊具で、子ども天国なのだ。食べるだけで帰る親子はいない。食べて、遊ばせながら、親もゆったりと長い時間を過ごしている。話しかけてものってきてくれる。
そんな、藁をもつかむ状態が、わたしにもあったなあ、と懐かしく思い出す一方、今私に何が出来るかな、と思う。長男に手を焼いていた頃、勉強したり、一息つきたいお母さんたちのアカデミーを作りたいと思っていた。預けたい人、預かりたい人で助け合えたらなあと。場所はラボルーム。シルバー世代の趣味としてのラボもいいよねえ。産婦人科に行ってフューチャーママたちに絵本の読み聞かせをやりたいなあ。「もし老人ホームに慰問に行くなら、一緒に行かせて」と、或ラボママが言ってくれた。4-Hでも、ウサギを連れたりして老人ホームに行ったっけ。これは子どもたちにすごくいい研修になるだろうな。夢です。
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