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なべ奉行 |
12月12日 (日) |
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我が家の三人息子は、よく食べる。今日は鉄板焼きだった。肉は、挽肉をサイコロ状にかためたサイコロステーキであった。普通の牛肉では値段、量がおいつかないのだ。サイコロステーキは、焼くのに時間がかかるので、「もつ」というわけ。いじましいでしょう?アメリカにいたときは、分厚いフィレミニヨンをBBQにしていたのに。サイコロステーキは厚さがあるので、日本の焼き肉のような薄っぺらいものより、たべでがある、ような気がする。焼くそばから食べられてしまうので、うすい肉ではもたないのだ。今日はシチュー用のすね肉も焼いた。さすがに固い。これはとっといて、明日ステーキスープにする。
焼くのはお父さんの仕事。「まだ!」「いいぞ」「そっちはまだ」「まずひとつずつだ」「ふたつずつとってもいいぞ」「あっこら!」「お母さまが味見してからだ!」「焼けたって」「ここに貯めてある分はワシのだからな」
こんな命令されながら食べるなんて、と思うでしょう? でもそれが「家庭内平和」のコツ。特に鍋(すき焼き、鉄板焼きを含む)のときはね。さっさととらない長男が睨んでいるからね。困るのは、ホームステイの人とか、お客さんがいるとき。「何個ずつ?」と必ず聞く次男と三男。恥ずかしいので黙って自主性に任せていると、やっぱり、にらみ合いから実際の争いにまで発展する。「食べ物のことで争うな!」と、やっぱりお奉行様が必要。今日はご飯も五合炊いたのに、どんぶりでお代わりしてくれて、残ったのは茶碗一杯分だけ。うっ、明日の弁当のご飯が足りない・・・
この息子たちが回転寿司に行くときは(たまーにホームステイの人がいるときだけ)、行く前に冷凍ご飯チンしたのとか、食べさせてから行く。長男は高いネタ専門。次男は卵焼き、納豆巻き、マヨ軍艦とエビ。三男はそれにデザートが加わる。わさび抜きということがなければ、まわってくるやつくるやつ取るだろう。たまに行くステーキ屋は、ご飯のお代わり自由。まあ、食べるわ食べるわ。ステーキのおつゆで一人三杯は。
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