ニコルさんとの再会 |
01月21日 (金) |
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1月20日、CWニコルさんの講演会が行われた。ニコルさんのこれまでのいろいろないきさつをあたたかくユニークな口調でお話しされ、とても楽しかった。20年以上も前のこと、黒姫学童で谷川さんの国生みワークショップが行われ、その時にニコルさんも対応してくださったので、じっくりお話を伺うことができた。住み始めたばかりのわらぶき屋根のお宅に伺って、お茶をごちそうになったり。
私は、ニコルさんの手になる文章がとても好きだった。会場でもワフ家、タヌキなどが言及されていたが、ニコルさんが初めてライブラリーにした仕事は「ブレーメン」だったと昔聞いた。「ちょっとやってみろ」ということでブレーメンの英語を書いてきたニコルさんのブレーメン冒頭の文章を読んだ谷川さんが、何という導入、と絶賛。あのSK3のシリーズは、「ことば」にていねいに向き合って、高学年を迎えつつあったラボの姿勢が本当によく現れていると思うのだ。当時SK3をしっかり発表できるということが、あこがれでもあった。私のパーティの5周年では小学高学年を中心とするクラスが「はだかの王様」を発表したが、SK3のテーマをしっかりスピークアウトする発表という経験を小学生の間に絶対にさせたいと思っていたからだった。
「たぬき」は私のもっとも好きなライブラリーのひとつ。ラボっ子時代、学校やいろいろなことで、なんとなく落ち込んだり、壁にぶつかっていたとき、何とはなしに1話から聞く。たぬはいjきは必ず1話から聞く。そして2話3話と聞いているうちにすっかり元気をとりもどし、4話の犬を投げ飛ばすシーンではもう完全に復活。一緒になって声を出し、アクションまでつけて「これがさっきまで落ち込んで他人げんか」と思う回復ぶり。
「ワフ家」は、新刊で購入したときについてきた「人形」をまだ持っている。ワフ家の思い出は何と言っても複数言語。パーティ全員100人で3週間で発表したスペイン語のワフ家ピクニックの巻きをはじめとし、フランス語韓国語楽しかったよ。ワフの多言語版CDが出ることを願っています。このキャラクターをラボはもっとだいじにするべきでは?ラボっ子と一緒に成長していけるライブラリーになるでしょう。
ドリトル先生の話はあまりでなかったけど、ニコルさん自身も好きな作品のひとつとか。自分になぞらえた登場人物がいるそうですよ。だれでしょうね。
こんな風に、昔聞いた話をこんなにも鮮やかに覚えている自分にも驚きます。今の子どもたちに話をするのはキャベツに話をしてるみたい、とのことでしたが、キャベツにもいい音楽を聴かせて育てる農家のごとく、テューターはがんばっているのですよねえ。
オーロラ、あ・はう・りくも好き。ゴロヒゲシリーズも、珠玉の作品。 ベイブにも出てくる井戸の場面のUp and Downは、イギリスの落語のモチーフだとか。ラボライブラリー以外にも、「コロンとグルガ」や、「勇魚」はすごく好き。たくさんの著作の中にはあまり好きでないのももちろんあります。壮大なテーマもうーんとうならされる。でも、あちこちにいろんな仕掛けのつまったユーモア溢れる文章がとても好きでした。久しぶりに間近にニコルさんをむかえ、なんだか、長いこと不在だったお父さんが帰ってきたような感じ。おかえりなさい。
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Re:ニコルさんとの再会(01月21日)
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keikoさん (2005年01月28日 21時54分)
>パーティ全員100人で3週間で発表したスペイン語のワフ家ピクニックの
巻き
・・・
はっきり覚えています。4人家族のワフ家を100人でテーマ活動するという
こと・・・不可能にみえる世界を可能にし、テーマ活動の面白さを実感した発
表でした。
ニコルさんの作品はもちろんですが、初期の頃の作品には愛着を感じます。
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Re:ニコルさんとの再会(01月21日)
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ちこらんたんさん (2005年02月02日 16時03分)
あ~、もう本当にうらやましいです。
私がラボっ子だったらば、きっとカトリーヌさんのような素敵な思い出
があっただろうにと思わずにはいられません。
だって私、ラボのラの字も知らないときからのニコルさんファンなので
す(ご著書をたくさん読んで、ニコルさんの自然観に憧れていまし
た)。
テューター説明会でニコルさんとのかかわりを聞いてびっくりいたしま
した。
でも、出会っただけでもまだ縁があるってものですね。
「ワフ家」多言語版、私も切望します。
以前、あったらいいなあと思って、先輩テューターに自分の思いつきを
話したら、
昔はあったのよ、と言われビックリ。
どうして再度出さないのでしょうね~。
もっと声を大!にしなきゃいけないかな。
ワフ家人形も、もう一度出してほしいです。
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Re:ニコルさんとの再会(01月21日)
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カトリーヌさん (2005年02月02日 22時49分)
Keikoさん、ちこらんたんさん、
ラボのニコルさんの作品は本当に楽しいです。Keikoさんもおっしゃっているように、ラ
ボの初期の作品はラボが向かっていく方向がよくみえて、面白いと思います。テーマ活動
の友の序説を読むと、それがまたストレートに説明されていて、面白いのです。あの作品
群をへて、ラボの教育活動に携わる人々の方向性が定まったとも言えますよね。
それにしても、私の文章は、なんとタイプミスが多いことか。読みにくくてごめんなさ
い。余計なキーにタッチしてしまったり、変換されたのを見ないで進んでいってしまって
いるようで、後から見ると「びっくり!」です。英語だとスペルチェックがあるのです
が、日本語の場合はあっと驚く妄言録になっていますね。はずかしや。
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