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首都圏父母オリエンテーションと受入オリエンテーション |
07月04日 (月) |
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7月3日、首都圏の国際交流送り出し直前父母オリエンテーションと、午後には受入オリエンテーションがあった。今年はパーティから3人(オハイオ、バージニア、バーモント州)に送り出す。到着すると、まずビデオを見る。何回見てもいいなあ。このビデオ。皆さんも何度もご覧になると、味わいがより深くなります。アメリカの家族の有りようを本当に良く映し出していると思うのです。去年日本語研修のシャペロンでステイしていたジュディさんも、「これ、いかにもアメリカの夫婦って感じ!わざわざ腕組んじゃってるし・・!」などと、大受けでした。見過ごしてしまいがちなところに、アメリカの生活習慣が現れていて、またそれが無意識のうちにやはり典型的に出てくるところが面白い。そういうところが、違いを発見するおもしろさなんだなー。何事も丁寧に見ていくとおもしろいのです。そういう意味でも、何度も何度もきくライブラリーは、聞けば聞くほど味が出てきて、ストーリーがわかったらもうおしまいという聴き方ではもったいないのですね。
全体会のあと、出発日別のミーティングでは、まずテキサスのグループへいって、天候だの服装だの、持ち物といったインフォメーションをしてきた。4-Hのコーディネイターとして働かせてもらった98年の夏は、暑かった!それから、カリフォルニアの部屋へ行き、同様のインフォメーションを。毎年のことだが、保護者の方の一生懸命な姿が、「ああこうして送りだしてもらっている子たちがいる」と感慨深い。去年は私も二人の息子をだしたので、気持ちはわかるし、テューターとしても立場もふまえ、また受け入れる側のオリエンテーションもこなしてきているので、毎年のことながら、これが必要なのよ、と思う。去年のジュディさんが、「なぜ、アメリカの水を飲んでもいいか、なんて質問が出るのかしら!?」と言っていたが、今年も出た。でもね、アメリカのオリエンテーションでも、日本に我が子を送り出すアメリカ人の親から出ましたよ、同様の質問が。親というものはそうしたものですね。
午後は、この夏受け入れる方のオリエンテーション。アメリカで私がやっていたオリエンテーションのほうが、きめ細やかだったと自負しながらも、皆さんきっといい体験をされることだろう、と期待している。
私はリードシャペロンのメアリ・アリス・フォーモさんを受け入れるので、来日者の中には、シャペロンと話したい人、話す必要のある人が有るかも知れず、そういう場合、ホストファミリーは私の家に電話をかけてくることになる。よろしくお願いします。リードシャペロンは、いわば団長さんなのだが、首都圏を離れられない。普通は2週間ずつで移動のシャペロンだが、リードシャペロンは4週間首都圏にいるので、ならずっとうちで、ということで4週間滞在となった。
小学校訪問、教育委員会表敬訪問、アメリカンスクール体験授業、本屋さんでのプレゼンテーション、黒姫1班など、メアリ・アリスにふさわしい行事を企画中。特に小学校訪問は、メアリ・アリスの希望によるものだが、すぐ夏休みになってしまうのが残念。2年前にステイしたときに、4年生の2クラスで体験授業をしたその4年生がまだ6年生でいるし、2年生だった子たちが、今年は4年生だ。今朝、市役所に行って教育長さんにメアリ・アリスさん来日・ホームステイの件をお話しし、表敬訪問の日時を決めてきた。「ええ?いいなあ、そういうことしてくださるの?南小はいいなあ。アメリカンスクール?市報にのってるこれか。無料で!」「いえ、参加費いただくんですけど・・・」あきる野の教育長さんは、人をいい気持ちにして働かせる天才だと思う。こういうのがリーダーシップというのです。
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