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黒姫1班・メアリ・アリスのラボキャンプ体験 |
07月27日 (水) |
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黒姫1班から帰ってきた。今年の参加者は、長男、とっしー(たむちゃん)、せいと(こみちゃん)、ゆずがそれぞれのロッジに、たけ、きい、ちあき、メアリ・アリスが私と同じロッジの総勢9人。
ホームシックが心配だった子たちも自分の力でのりきったようで、たくましさが感じられた。初めて参加のラボっ子たちもラボキャンプの楽しさ、独特さを、体得したようだし。歯ブラシがないといってパニクっているタケにちあきが言ったことば。「ちあきもないけど、くちゅくちゅしておけば大丈夫」へえっ!
メアリ・アリスにとっても初めてのラボキャンプ。2年前に日本語研修のシャペロンできたときは、日本語研修だけで帰国したので、キャンプは経験していないのだ。息子は九州キャンプ、娘はざおうだったしね。到着早々「メアリ・アリス・フォーモ!!」と声がかかり、旧知のラボスタッフたちと再会を楽しんでいた。
2日目の野外活動では、メアリ・アリスはないの滝へ。「カントリーロード」に出てくるブルーリッジマウンティンの辺りに住んでいる彼女にとって、山の中というのが非常に気持ちいいらしく、大変な楽しみようだったようだ。黒姫山がみられなかったのが残念。台風に見舞われ、と言っても、奇跡的に、野外活動もできたし、バザーもできた。雨の中の食缶運びも楽しんでいた。唯一キャンプファイヤーだけが室内だったが、ロッジ内の盛り上がり方は異常な?ほどで、その後のお別れプログラムでは、ほとんどが号泣。メアリ・アリスにとって、自分の教え子(小2)や小学校年代の子たちがこんなにキャンプで号泣するなんて、とても印象深かったそうだ。
一日目の夜に、子どもの足が乗っかってきた、と言っていた。こんなふうにみんなで、並んで寝るのもunusual。翌日は低学年の子どもたちを二人でひとつの布団に寝かせ(みんな大喜び)メアリ・アリスの隣を大人にしたら、もう足はこなくなった。メアリ・アリスは、いわしの缶詰のように並んで寝ている子どもたちの写真を撮っていた。
キャンプ中もシャペロンとしての仕事がある。その合間を縫って、ラボランド内を案内し、ラボの歴史について話し、バーニーの桜の写真を撮った。鴻来坊はwhitebird gathering house、集雲堂はCrowd gathering house、グルンパホール(グルンパ城)の由来を話した。鴻来坊では、その名の由来と、襖に書かれた漢詩(私の一番好きな漢詩)を書き写し、訳も書いてあげた。しろくまでおトイレに行ったら、流すレバーが見つからないと二人して一瞬あせったが、無事見つかり、ほ~っ。
ロッジ活動もできる限り参加し、テーマ活動も一緒に動くし、メアリ・アリスならではのアクティビティもやってくれて、子どもたちにもいい体験だったようだ。
帰りのバス。子どもたちを優先的に座らせたら、テューターの座る席がなくなり、補助イスや具合の悪くなった子用に取ってある席などに座ると全員前の方になった。半分から後ろは、私の長男がすべて面倒を見ることになり、「お弁当をこぼした」だの、「お弁当を二つ持ってきてしまった子がいる」だの、あれこれとよく働いてくれた。キャンプ中も、「いいわね、こんないい息子がいて!」とみんなからいわれ、これが出発の朝、ぎりぎりまで起きてこなかった人間と同一人物だろうか?と思う。ま、内と外、こんなもんでしょう。いわゆる「ラボや」の息子。生きにくいこともあるだろうが、それはそれでしょうがなかろ。育ててもらっている方が大きい。私のロッジにおとなしい「ラボや」の娘がいたけど、楽しかったと言って帰ったのがお母さんにも感激ものだったらしい。
新宿解散で、心配性のお母さん二人が迎えに出てくれた。加藤Pは、拝島集合・拝島解散。「大変でしょうから」と言って我が子だけを新宿に送り迎えするのは、お断りしている。来るなら一緒に他の子の面倒もみてもらうようお願いしている。この行き帰りも子どもたちの成長の場。行きに荷物が重そうで大変そうだったちあきも、帰りはシャンとして、お母さん曰く「来年はもう送り迎えにきません」 キャンプ中にトラブルがあったとしても、その時こそ、教育のチャンス。じっくり親子ではなしてもらういい絶好の機会なのだ。
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