|
|
 |
 |
 |
 |
| [一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
上海受け入れと「幸福な王子」 |
11月30日 (水) |
|
中国とオーストラリアの受け入れオリエンテーションが行われた。我が家は中国受け入れだ。ウイークデーの午前中。来られない方もいるだろうが(私も滅多に行けた試しがない)オーストラリアと中国のホストファミリーが集まった。財団の対応は、安平次さん、シャンティ、ラボセンターの対応は木原さんとランスだ。ランスのホームステイ体験談は何度聞いてもたのしい。受け入れ経験者ということで、私から体験を話した。受け入れが楽しくて、リピーターになってしまっていること、来るものは拒まずの、おおざっぱな対応をおすすめすること、でも、我慢しているとつまらないことがいやになってくるから、ちゃんと伝えることなどというようなことをお話しした。
上海のチェン・ハオくんは12月11日からステイ開始。12日から22日の終業式まで次男の中学に通わせてもらうことを校長先生に頼んできた。教育長さんにも書面で(いらっしゃらなかったので)お願いしてきた。いずれまたうかがって、表敬訪問の日取りを決めなくては。日本語が出来るようなので、中学の授業も大丈夫だろう。次男の中2のクラスにはいるけど、本当は高1だもの。身長182センチ。バスケが好きだそうだから部活も入れてもらおう。次男は囲碁部だけどね。
今、ラボの中高生クラスは、クリスマス発表会に向けて「幸福な王子」を、やっと始めたところ。発表は22日。あと3週間だ。高校、私立中学のテストもあるけど、なんとかがんばってほしい。浩(ヒロシ=ハオ)にもやってもらおう。ナレーションを割り振った。「先生、英語どうするの?」と小6のSが心配する。大丈夫!「幸福な王子」は中国語あるもの。いっそ日中でやってもらおう。まんなかへんのナレーションだ。突然英日が日中になったら、見ている人達はびっくりするかな?
小6のSは、後半のつばめ。国際交流のすがたり(じゅげむ)もあるのに、と一瞬涙目。でもね、がんばったぶんだけ宝物が手に入るんだよ。Sちゃんなら、絶対だいじょうぶ。自分の努力という中でつらい、頑張った、という経験のある子はのびるよね。
中2のTが、「なんでAちゃんとKちゃんに力入れてるんですか?」と、帰りの車の中で聞いてきた。うーん。もうちょっと鍛えようと思ってね。国際交流から帰ってきたところだし、自分からやり出すのを待っていたら、時期がはずれちゃうでしょ。「なるほど。だからSちゃんにもやらせてるのか」するどいね。同じ中1のYちゃんなどは、「私、前半の王子やる!だって、これやったらすごくためになりそう!」とやる気。
TとK子ちゃんは「幸福な王子」をきいて感想文を書いてくるようにという宿題をやってきた。しっかりした考えをもっているなあ。他の子たちも来週は書いてきてよね。
私が「幸福な王子」をやったのは小6の時?「あたし、ナレーション全部やる!」といってがんばったっけ。好きな物語ということと、挑戦する気持ちが出てきた頃だ。このSKー3のシリーズは、ことばがすごい、とおもう。ことばでしっかり表現しないとなにをやってもだめだ。こういうテーマをやっておきたい。ラボっ子たちに私の経験した事を伝えたい。これが、言語習得。
|
|
|
|
| << 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|