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ロバはうまいよ |
01月17日 (火) |
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「ロバはうまいよ」突然ハオが言った、ように聞こえた。絶句する私たち。えっ?何?
ロバはうまい、とハオが言う。ブレーメンを聞きながらご飯を食べていた。ちょうどロバが年をとったので男が「肉屋に売りとばさにゃならん」というところだ。
ええっっ?ロバを食べるの? 国際交流だなーと思うのはこういうときだ。全く違和感なく我が家の息子同然に、日本語で会話をし、一緒にご飯を食べているこの若者が、ロバが美味いというのだ。普通に売っているのかなあ。中国で行ってみたかった場所の一つが市場。いのちが直結している場なんだろうな。
中国交流の後半、上海で、食事を大量に残すラボっ子たちがバスに乗った途端お菓子を食べ始めるのをみて「こらあ!お菓子禁止!」ちゃんと出された物をありがたく食べること、13億の民があなた達のように食べ物を粗末にした場合の生ゴミの量を想像してご覧!わざわざ日本のお菓子を食べるために上海まで来たの?日本のお菓子はおみやげにして、ホストファミリーの家でしっかりありがたくたくさん食べなさい!と説教した。
怒るときにも勢いが必要だと思う。「どうしてこんなに残すの?」なんて穏やかに聞いたら「得体の知れないものは食べられないです」なんて言われてしまったから。得体の知れない物?うーん。生まれてからぜいぜい10年ちょっとくらいしかたってないから、経験が足りないのよね。あんたたちがどれほど得たいが知れる経験を積んだって言うの?と思いながら、理屈じゃない、本能で導かなければならない時を感じた。
でも、ロバは、突然だった。納豆食べられないくせに、と、次男が言った。
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