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ピーターパンこぼれ話 |
04月27日 (木) |
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4/29の多摩地区発表会では、ピーターパン4話を発表する。ラボ歴の長い小学校高学年以上中高大生と、浅い幼児グループに二分しているので、大きい子たちの役割が大きく、おちびさんたちは、一緒にやるのが楽しくてたまらない様子。合同練習のはじめのころは、ウエンディもジョンも殺されまくった。
全体では大きい子がやっている役も、各クラス毎のラボでは、誰がなってもオーケー。幼稚園クラスでは、私を入れて5人しかいないのに、ウエンディがふたり。当然ウエンディがロストボーイズも海賊もやるため、忙しい~。かわいいフック、幼いピーター。4歳のMっちがピーターをやると、コケコッコーといいながら、One, One, Oneのソングバードの、Ten, ten, ten, big fat henになる。つまり、手を頭とお尻にあて、こっこっこと歩き出す。
合同練習が恐かったHちゃんも、最近は大丈夫になってきた。今までの発表会では怖がって出られないこともあったが、今度はどうかなあ。大丈夫だといいんだけど。高校生のK子ちゃんが担当になっている。Hちゃんが「ピーターパンの絵を描く」と言って描いたのが髪の長い女の子の絵だった。どうも、ピーターパンに出ている大きい女の子の絵らしい。
それからうろちょろする子たちにも、一人ずつ「担当」がついた。5年生の男の子たちも「お兄さん役」ちょっと荷が重いかも。でも、これが成長の場だからね。中学生たちにも、下の子を論ずるようになってやっと自分が成長出来ると思うので、ラボはいいフィードバックの場だと思う。重要なのは、その場にいること。目で見て、耳で聞き、どう行動するかを自分で考えるのが、いい。
今日は、3年生のCちゃん、4年生のYちゃんの個人練習のため、Yちゃんの家に行った。Yちゃんがトゥートゥルズ、Cちゃんがニブスだ。セリフ練習、マイクの受け渡しの練習のあと、勢いで全部やってしまう。二人が自分の役のほかにピーターとフックを交代でやり、私が他の役をやる。面白かったのは、海賊がピーターにやられるところ。一人二役で自分でお腹を刺している!いつもはお兄ちゃんたちの影にいるCちゃんがこんなに解放された顔でフックをやるとはねえ。
チョコレートを食べながら、セリフの中で複数形のsが抜けるので、指摘。一個だと○○、二個だと○○s。といろいろな例を説明していたら、Yちゃんが「じゃあ、mouseは、マウスズ?」「それがちがうんだよ!miceになるの」と言ってThree blind miceを歌うと、「おかしい~」といって笑っている。ひとりならlost boy でもたくさんいるからlost boys!
miceが、ライスに似ているというYちゃん。ライスってごはん?でも、riceだとご飯だけど、 liceだとシラミだよ~。「えー、虫!?」「どう違うの?」「よく聞いててご覧」と言って、lice, rice, lice, rice・・・と発音してみせる。やってご覧。大騒ぎでやっている。
Cちゃん「I will do what my mother hopes, too. のtoo をmooと言ってしまう!」
私「面白いねえ、ロストボーイズがみんなmoo, moo 言ったら、牛みたい」
Yちゃん「じゃあ、ロストボーイズじゃなくて、ローストボーイズにすれば?」
私「え!ローストボーイズ?あの子たちって、やっぱり牛だったの?」
Y、C、大笑い。あとでテーマ活動をやっているとき、スターキーはステーキになった。
Cちゃんが自信をつけるためにやった個人練習だが、目的は達成されたようだ。一語抜けてしまう!と不安がっていたCちゃん。ちゃんとできているのだけど、安心させるためにカンニングペーパーをつくった。小さな紙に「I W D W M M H T」と書いたものをあげた。8語だね。Cちゃん、それに自分でカナを振っている。自分でもうちゃんと聞き取れているし、言えるのだから、大丈夫。
もうひとつ、目的は、Yちゃんの話を聞いてあげること。Yちゃんはピーターパンの児童文庫を読破して、毎週その報告がすごい。ゆっくり聞いてあげたかった。話題を振ると「あ、そのこと、どっかに書いてあった」と本をめくっている。何か言っても耳に入らないほど集中している。いいよねえ。こういうのがいいんだよね。こういう集中力が素晴らしい勉強になる。小学校4年生の時期に、こういう時間がもてたか、それが大切。
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