|
|
 |
 |
 |
 |
| [一覧] << 前の日記 |
次の日記 >>
|
メルの日本語発表会 |
06月22日 (木) |
|
ボランティアで教えている日本語。ほぼ6週間ほど経ったので、ミニ発表会をすることにした。メルは姉妹都市から小学校の英語の教師として赴任している。日本語学校へ通う時間的経済的余裕もないので、木曜日の夜は私が教え、金曜日の夜は市内の日本語サークルに通い始めた。
発表会という発想も、ラボらしいでしょう。英語ではプレゼンテーションなので、本人は抵抗なく受け取れるし、ホストファミリークラブの方を誘って、一品持ち寄りできてもらうことにした。場所は我が家。いつもの通り、5時過ぎに小学校へ迎えに行き、我が家でレッスンをする。今日は発表会前の練習だ。発表会用に何度も何度も練習する。
7時、発表会開始。プログラム1.「自己紹介」を暗記した。「こんばんは。私の名前はメアリ・エレン・クラインです。メルと呼んでください。6人家族です。お父さんはデッドリブです。郵便局で働いています。お母さんはナンシーです。学校の先生です。いちばん上の姉は・・・・」という感じで家族のことを話し、「ペットは犬です。名前は、コメットです。私はスポーツが好きです。どうぞよろしくお願いします。」
お客様たちから、日本語で質問してもらう。答えるのは英語だ。それでもだいたいわかる部分が多くなってきたのだ。
プログラム2.「かぶ」の読み聞かせ。ラボライブラリーの市販本を聞きこみ、ひらがなで読む練習だ。「じっちゃとばっちゃが、ちっちゃなちっちゃな・・・」外国人には意外に難しい発音だね。私がじっちゃになって、前で無言劇をしながら行う。「・・・よんできた」で、次々お客様を引っ張り出して加わってもらう。「やっとこぬけた」では全員すごい充足感。「ぬ」とか「め」「む」「ね」とか、むずかしいよね。私も昔そういう覚えがある。「つ」の濁音が「づ」というのもわかりづらい。うちの三男がアメリカから帰国して半年後に小学校1年生だったが、T音にてんてんつけるとD音というのがどうしても理解できなかった時期がある。
プログラム3.「かもさん おとおり」1,2ページ読み聞かせ。この物語は、メルの出身地に近いボストンが舞台だ。メルたちは1年生でこの物語を読み、それから実際にこの公園に遠足にいくというのだ。姉妹都市交流でも、おみやげとして、スワンボートのバッジなど、この物語のアイテムが選ばれていた。ホストファミリークラブの方たちはこの物語をご存じなかったので今日の発表を楽しみにしていたのだ。長い話なので、3ページ以降はto be continued
ここで私はちょっと夕食の準備。持ち寄りだといっても、いちばん食べるのはうちの子たち。今日は午前中ワークショップのベビーシッターをしていたし、午後はミーティングだったしで、体力的にはもう、へろへろ。実は冷蔵庫もこの間から、あやしい。作るものが限定されるがしかたないね。とにかくご飯だけは炊いておいたので、ナムルをのせてピビンバにし、ペンネマカロニをゆでて、オリーブオイルとパルメザンチーズで和える。こんなのでも結構好評。持ってきてくれたのは、やきそば、とんかつ、豚肉の串焼きなど。とんかつはメルの好物で、うれしそうだった。デザートは、解凍した(せざるを得なかった)チーズケーキと親類から送ってきたメロン。
ほんの6週間なのに、すごい上達ぶりと、お客様からも褒めてもらい、メルもうれしい。緊張と達成感。これが大事ね。ラボで実証済み。
7月16日の「ひとつしかない地球国際交流広場」では、ホストファミリークラブも姉妹都市交流紹介ブース、メルもミニ英語レッスンのブースをだす。このときうちの中高大生クラスが「古き良き時代」を英語だけで発表する予定だが、ラボっ子たちからのリクエストでメルに「レフリーの奥さん役」で出てもらうことになった。7月になったら一緒に練習だ。ところで、「古き良き時代」は、音楽CDが存在しない。どうしようか。
|
|
|
|
| << 前の日記 |
次の日記 >>
|
|
|
|