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ブレットはエドウイン? |
08月04日 (金) |
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アイダホからホームステイに来ているブレット。女の子とデザートが好き。中高大生クラスに来たときに、一緒に妖精のめうしの読み合わせをした。ブレットはもちろん、エドウインの英語役。結構乗って、歌も節回しをつけて歌ったりして。シャペロンのジュディさんに言わせるとどうしてそんなに騒ぐの?というくらい、女の子たちがきゃあきゃあいうので、いい気持ち。
キャンプで、しばしばインターナショナルユースは、テーマ活動の時取り残されてしまう。それで、今日も、明日の4班参加を控え、妖精のめうしをみんなでやってみた。丁寧な導入をする暇もなかったが、子どもたちは結構聞き込んでいる。ブレットも一度読み合わせをしているので、エドウインをさせたら、彼がいちばん動いていた。他の男の子たちは棒立ちだったのにね。ブレットは、エドウインになって、身振り手振りも交えてめうしにおべっかをいったり、歌ったり、これがキャンプまで持つことを期待している。他の男の子たちは、キャンプマジックがかかるまでは、だめだこりゃ。
来日したばかりの長春のリュウは、CDを聞かせる暇もなかったそうで、やっぱり、なにをしていいかわからない。明日のバスの中で、あらすじを説明しておくようにと、次男に言いつけたけれども、大丈夫かな。次男は日本語も不得手だから。
小学生たちが発表したブレーメンの音楽隊は、リュウにとっては長春で見たのの英日バージョン。日本語が「わかる」といっていた。小学生たち、完璧とはいかないまでも、よくやったと思います。いつもの終わりのあいさつThank you very muchに謝謝をくっつけていったら、にっこりしていた。昨日たまたまうちに来たTsちゃんが、「え?明日発表会?もう終わったと思ってた」なんていって、行きがかり上強化合宿みたいになり、泊まって夜も朝も練習。私が小学生の頃、ブレーメンとか、SK3は、大きい子のやるあこがれのテーマ活動。高学年への登竜門だった。だから、小学高学年になったらきっちりやらせたいテーマ。今日のメンバーは小1も頑張ったけどね。
さて、エドウインは、いつもさじを彫っているというくらいだし、働かないし、どうみてもあんぽん。でも憎めないのかもね。そんなエドウインが妖精との出会いから一生懸命働くようになり、牝牛のために尽くして、人生をまっとうして・・・つい、現実とダブってしまい、「ああ、うちの息子もいつかこんなに働くようになるんだろうか」とため息が出る。ブレットも、どこかエドウインと似ている。どこかの誰かさんと出会って、自分ではうまくやってるなんて思いこんでいても実は性根を据えて変わらされて、それでも結構楽しく人生をまっとうしていくんだ。国際交流とおなじだな~。案外常識のようなことを語りながら、その約束(経験)の貴重さがわからない人が、せっかくの宝を見失ってしまうんだね。
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