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秋の味覚 栗 09月20日 (水)
この間、ラボっ子のHちゃんのお宅から栗をもらった。あきる野は栗の産地。Hちゃんのお宅にも栗の木があるのだ。たくさんいただいたので、炭火で焼いて、翌日の地区研に持っていき、おすそわけした。ゆで栗とはまた違って、炭のにおいが香ばしい。
 昨日三男がまたお友達の家から両手に一杯の栗をもらってきた。おお~。ちょうど水曜日はメルもくるし、ちょうどいいから栗ご飯にしよう。そう思って、一晩水につけ、さあ、と剥きにかかったら、あら、茹でてあるじゃないの。
 栗、買いに行こうか。近所の無人野菜スタンドにもおいてある。どうせならHちゃんのところの栗を売ってもらおう。そう思って連絡したら、どうぞ、拾いに来ますか?という。後ほどHちゃんから電話が来て、「栗、取りに来て」長袖、靴下、虫除け、火ばさみ(いがいが、素手で拾えない)を持って出かけた。ところが、もう、拾っていがも取ってあって、それがまたたくさん!ありがとうございました。帰り道、隣組のKさんにおすそわけ。
 さあ、剥かなきゃ。「栗くり坊主」というはさみで剥く。面白いように剥けるが、それでも手が痛くなってきた。次男が帰るなり「おれ、剥かないよ」Kさんから「帰ったら栗剥きだよ」と言われたらしい。誰か手伝え~・・・と思っていたら、しまった、栗くり坊主のカミソリで、スパッとやってしまい、指を口にくわえたまま長男を呼ぶ。
 スパッと切れたので、そのまましっかりくっつけ、新しいタイプのバンドエイドで押さえる。ガーゼ部分がなく、直接ゲル状の接着テープを貼り付けるもの。血は止まった。後の皮むきは長男にやらせる。普段働かないが、こういうときはやってくれる。自分がリクエストしていた栗ごはんだしね。
 今日の献立は、栗とキノコの炊き込み御飯と、サバの焼いたの、トマトきゅうり春雨のサラダ、豆腐とワカメのみそ汁。作るのは後でいいや。
 メルを迎えにゆく。栗剥きのけがの件を話したら、長男のことを、「いいじゃない?きっと年取ったらよく助けてくれるってことでしょう。」「まあね。そのためにはずっとけがか病気でなくちゃね。」「あんたには我慢できないでしょう、そんな生活」「まあ、無理ね」No way!
 今やっているメルの日本語の勉強は、10月末の姉妹都市交流に行く中学生に「アメリカの中学生としての生活」を説明する文章を作っている。メルが内容を考え、私が助けて、日本語の文章にしていく。後で、パソコンで打ち込めるように、レポート用紙にローマ字で書いていく。準備会で、中学生たちにワークショップをし、あとで日本語英語のガイドブックとして渡せるように作っているのだ。まあ、脱線してばかりだけど、結構はかどり、先週は「朝起きてから学校へ行き、ステイ先へ帰ってくるまで」をやり、今日は「夕食後のおみやげタイム」までを日本語にした。もちろん、脱線も貴重な日本文化リソースと言うべきもので、有意義。そこが金曜日の文法レッスンと違うところ。
 さて、夕食。サバを焼く間に、サラダ、みそ汁をつくる。栗ご飯は炊きあがっている。「これは、季節的なものなので、何回も来ているあなたのお母さんも食べたことはないと思うよ」サバの三枚下ろしも、結構上手に食べられるようになった。うちに来るときは殆どいつも魚だね。しかも青魚。三男がデザートにフルーチェを作った。アメリカ仕込みの甘党、三男には、フルーチェは味が足りないらしい。メルは?一応ダイエットだし。だんだん日本の味になれてきたんだと思う。
 メルは日本の果物が気に入っている。給食に出る果物の、季節により変化していく様子を楽しんでいる。今は秋なので、種類も豊富。(アメリカなら殆どりんごばかり)
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