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ドアが閉まっているときは・・・ |
10月15日 (日) |
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ワンダは、今朝、みんなが起きてくる前にシャワーを浴びて髪を洗う、はずだった。ところが、私が起きてみると、ワンダが笑っている。シャワーだけして、髪は洗わなかったって。実は、ワンダは早く起きて、お風呂にいったのだが(お風呂は二階)二階の部屋のドアがどこも閉まっていたので、お風呂はどこだっけ?と思ってしまった。しかも、脱衣所のドアが閉まっているのを見て、誰か入っているのかと思い、自分の部屋に戻った。しーんとしているのでまたいってみたが、まだ閉まったまま。また戻り・・・と三回も往復したあげく、ドアの外から様子をうかがってみると、ああ、乾燥機の音がする、だから閉まってたのかと、やっと思いついた。
普段日本では、ドアは閉める。アメリカでは、使用中以外は開け放しておく。それが一種のサインだ。この違いを、オリエンテーションでもいうのだが、ワンダはうっかりしたらしい。
私たちがアメリカに住んで三年も経ち、オレゴンのコーディネイター、イーディーのお宅を訪ねたときのこと。よそのお宅におじゃましているという観念があったのか、長男?がきちんとドアを閉めてトイレからでた。三男は誰かトイレに入っていると思って我慢していたのだが・・・・泣いて怒ってた、三男。
昨夜のニュースで、五大湖周辺は寒波で、積雪があったようだ。ワンダがご主人に電話しているときに「雪が降っているかきいてみて」 やはり、朝ゆきが積もっていたそうだ。日本はとてもいい天気。帰ったら、寒いだろうね。
午前中、近所を散歩する。いつも、ホームステイの人を連れて散歩するコース。まず牛小屋へ。ワンダの実家は昔酪農をやっていたそうで、とても懐かしがっていた。ここの牛小屋には、パーティ合宿の時にいつも見学させてもらい、とりたての牛乳をわけてもらうのだ。
畑の作物にも興味がある。ちょうど近所の人が耕していたので、話をする。おばあちゃんがすっかり調子に乗って、話が弾んだ。ワンダは会う人ごとにピンをプレゼントしている。おばあちゃんたら、グッバイ!アイラブユー!と投げキッスまで・・・調子に乗りすぎ。
雨武主神社の麓まで行く。そこから、公園をぬけ、田んぼに出る。鳥追いのセンサーがあって、近づくとけたたましい鳥の鳴き声がする。へえ~。稲は刈り取って乾燥中。またまた近所の家によって、柿が沢山なっているのを見せてもらう。奥さんが枝ごと切ってきてくれた。柿はめずらしいのだ。カリフォルニアにはあったけどね。
帰宅して、ワンダがピザを生地から作る。チョリソーとキノコのピザ。美味しかった!息子たちは無言でぱくついている。そうだなあ。ピザは注文すると高いし、ピザの台をいつも冷凍庫にいれているのも場所ふさぎだし、こうやって簡単に作れるんなら、いいよねえ。ワンダの家は、町から遠いのでピザの配達がないそうだ。なるほど。
ワンダと二人で立川へ車で出かける。高島屋を見て歩いて、着物売り場や小さいサイズ(ワンダは小さい)を見る。アクセサリーも好きだし。日本人の格好を見ているのがおもしろいそうだ。みんなおしゃれしているって。ヒルトンで引き渡しの時、コートニーたちにも私の格好が話題になっていたので、そのお店に連れて行く。以前私は、合うサイズがなかったけど、最近はとてもほっそりしたものが出回っている。私が「成長」したのか・・・
高島屋に戻って、地下食料品街へ、今川焼きを焼いているところをずっとみて、その場で買って食べる。ほかほか。ちょうどおなかもすいていたし。今日は夫の誕生日なので、ケーキを買って帰る。和菓子やさんで柿の容器に入ったゼリーがあったので、果物は持って帰れないけどゼリーなら大丈夫だからと、二つ買う。
帰宅してバーベキュー。夫が炭をおこしている。うちのバーベキューは、夫一人が外で焼き係。私たちは家の中にいて、窓越しに受け取る。蚊に刺されないし、良いアイデア。彼は火を燃やすのが好きだし。ワンダはカボチャ、なす、野菜が気に入ったらしい。どうやってマリネするの?とか、いろいろ聞いてくる。
明日は小学校で授業だ。
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