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ラボっ子のテーマ活動発表にもとめるもの 02月09日 (金)
今日は、キディ・プレイルームのお母さん達が、ゆきむすめの練習をするというので、入れてもらった。私もナレーションをもらっている。ゆきむすめは私自身、とても好きな物語。4年生の時だっけ、初めて発表して、歌は、初めて自分で歌えるようにした英語の歌。自身の成長に関わる思い出深いライブラリーだ。大人になってテュータースクールの時に自分で音楽CDも操作しながらゆきむすめをすがたりした。もらい泣きをして下さった方もいらして、うれしかったな。
 キディ・プレイルームのお母さん達に、ゆきむすめについて私がどう感動しているか、話しながら、テーマ活動をする。ラボに関わって間もないお母さん達。分担した7トラックからだけ練習するのだと思った方もあるようだ。「え?始めから全部やるんですか」こどもたちにも、思うことだが、英語を暗唱するのが、発表会ではないのです。全部、すがたり目標でお願いします。ラボっ子達がよく言うのよ。「おれさあ、他の子のせりふはおぼえたんだけどさあ、自分のが覚えられないんだよな」聞きやすい、言いやすいところから覚えていくのですが、それがいいの。引っかかりやすいところから引っかかっていくのが自然なのだから。英語の一行でも、音の山、谷があって、谷間の音は聞こえないので、初めのうちは、谷間の所は抜けて、言わないのが自然。そこが全部べったりと言うのが、字を読んだ大人の英語なの。子供達には、通って欲しい道がある。抜ける所は抜けていい。そのうちほんとにうまくなる。だから、小学生くらいまでの発表は「大人が聞いて英語に聞こえない」ということもあるかもしれないけれど、重要なところを通っているのだと考えて欲しい。自分で通って、耳と音を育てていかないと、人からは絶対に身につけてあげられない。だから、完成されていないところが貴重なのだということをくれぐれも見守ってもらいたい。その先にあるものを見て欲しい。
 それと同時に、発表会は、覚えた英語を言う会ではないということ。発表会までに覚えて、言えばいいという、そういう結果を求めないで欲しい。そういう習慣をつけてしまうと、英語を言うことにとらわれてしまって、ことばを伝える、心を伝える、なにを?ということがわからない子になってしまう。伝えたいのは、心。伝える内容が大切なのであって、英語ではない。だから、テーマ活動をしながら、色々考え、どうしてこういう表現になるのか、などをたくさん話し合いながら、納得しながら、行っていく。それには、たくさん聞き込んで欲しい。ただ台詞を覚えればいいというのではなく。子供達は、心に直接届くときは、大人を簡単に追い越していく。でも、心に落ちていないときは、なかなか・・・
 よく受け入れをして、ラボっ子たちに、アメリカの人とふれあう機会を持っているが、いつも使っているようなことばを、アメリカの人にも物怖じすることなく言ってみるとか、ことばにこだわらなくても、通じる喜びを感じてもらいたい。それで「通じた!」と思うことが、次へのステップになる。いかに「英語」をいうのではないということ。それをさせようとした方がいたけど、こどもはいつもの挨拶も言えなくなっちゃって、それによってますます怒られちゃって、全く逆効果っていうことを、わからないかなあ!と残念に思った。
 テーマ活動の発表では、こどもたちの「英語」ではなく、こどもたちが「伝えたいもの」を読み取ってください。それが、子供達のコミュニケーション能力の開発になるのです。
Re:ラボっ子のテーマ活動発表にもとめるもの(02月09日)
kumagorouさん (2007年02月10日 10時54分)

あ~~。本当にそうなんですよね。
テューターとして思っていることを見事に文章にしていただいて・・感
動しています(泣)
うちの父母にもご紹介させていただいてよろしいでしょうか??

いつも拝見させていただいておりますが、自己紹介は出来ていませんで
しょうか?
四国のkumagorouです。 今後ともよろしくお願いいたします。
Re:Re:ラボっ子のテーマ活動発表にもとめるもの(02月09日)
カトリーヌさん (2007年02月10日 13時46分)

kumagorouさん
こちらこそ、よろしくお願いします。ご父母のかたにおっしゃるときは、ぜひ、ご自分の体験
あるいは感動とともにお伝え下さい。わたしも、ことばが足りていないと思います。
Re:Re:Re:ラボっ子のテーマ活動発表にもとめるもの(02月09日)
kumagorouさん (2007年02月10日 16時45分)

カトリーヌさん
>kumagorouさん
こちらこそ、よろしくお願いします。ご父母のかたにおっしゃるとき
は、ぜひ、ご自分の体験
あるいは感動とともにお伝え下さい。わたしも、ことばが足りていない
と思います。
----------------------------
ありがとうございます。
そうですね。
父母の皆さんも、ラボっ子もいろんな体験を通してわかっていただける
部分も多いと思います。
参考にさせていただいて、より伝わる言い方を考えてみようと思いま
す。
ありがとうございました~!
Re:ラボっ子のテーマ活動発表にもとめるもの(02月09日)
うのままさん (2007年02月12日 06時38分)

かっこいいなあ~カトリーヌさんは。とじぷた目線になって読んでしま
いました。
話しはそれちゃうけれど、「雪むすめ」私も大好きでした。とにかくあ
のうたを歌うと気持ちよかったなあ。よく家の縁側でゆきむすめごっこ
をひとりで楽しんだものです。今思えば
私しかしらない彼女の秘密(おじいさんとおばあさんは別として)にゾ
クゾクしていたのかも。

この年になってくると体に染みこんでいるライブラリーがときどき心の
中にう
きでてきて「言葉」(英語だったり日本語だったり)になって勇気を与
えてくれたり笑わせてくれたり、そして、ほんとの自分に戻らせてくれ
たりしてきますね。
テーマ活動ってそれくらい心の中に残っていくんだと感じます。
カトリーヌさんと話していると私以上にそうでしょう。

私は、ときどき心にうかんできたことば(セリフ)が誰の言葉だったの
か分からなくて声だけが耳のなかをぐるぐる回っていらいらすることも
よくあるんですよ。
Re:ラボっ子のテーマ活動発表にもとめるもの(02月09日)
おがちゃんさん (2007年02月14日 09時35分)

お久しぶりです。秋研で話題にでた「ゆきむすめ」ですね。
この小学校年代の英語の習得の仕方がとてもよく書かれているのでうち
のパーティの父母に紹介してもよろしいでしょうか?
東京支部の高学年テーマ活動どれもよかったですね。見応えありまし
た。子ども達が頑張っている姿を見て、テーマ活動っていいなって、私
も頑張らなくちゃとパワーをもらって帰ってきました。
Re:Re:ラボっ子のテーマ活動発表にもとめるもの(02月09日)
カトリーヌさん (2007年02月14日 11時57分)

おがちゃんさん
テーマ活動大会の時、ラボっ子(私のロッジにいた)をつれていましたね。ああ、来てくれ
ているんだ、と、遠くから見ていました。おがちゃんのラボっ子に向けられた笑顔がとても
慈愛に満ちていましたよ。小学校の間の英語の習得ですが、こういう道を通っていくのが、
てゅーたーとしてはよくわかりますね。逆に、どんな音もフォルテで言い切っている発表を
みると、疑問に感じてしまいます。ライブラリーに近づけて近づけていく努力。その揺るが
ない視点が必要なのではないかと思います。でも、楽しくなければ、必然性がなければ、特
に小学生は行動できませんから、それが一番大切なことですよね。
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