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スプリング2班こぼればなし 04月03日 (火)
今年のスプリングは、雪もなく、なんと雨にたたられてしまった。行きの中央線のなかではぽかぽか陽気。なのにラボランドではぐちゃぐちゃどろどろの大地に足を取られ、冷たい雨が降りはじめた野外活動から嵐の中の交流広場へと激動の展開。3日目だけは天気がよく、ああ、キャンプファイヤが外でやれてよかった。4日目はまた小雨が降る中を徒歩で黒姫駅へ。
 春の天気は読めない。私のながーい間のスプリング経験でも、大雪の時は古いロッジの屋根まで雪で埋まり、屋根を滑り台にして遊んだ年もあれば、フェーン現象(?)でぽかぽか陽気となり、雪どころか、半袖Tシャツで野外活動。まるでサマーか、という年もあった。雨はやっぱり、一番困る。今回雨具を持っていない子が何人もいて、「雨の中の食缶」の人員確保にテューターもでた。まあ、スプリングは大きい子たちなので、少ない人数でも持てるのがいいのだけれど。装備は重要!!うちの息子も「そんなのいらない」と言うところを無理矢理玄関で雨具を持たせたくちだけど。自分が不便でもいい、とか、そういう問題じゃないんだよね。
 受験終わって、やってきた中3(新高1)のラボっ子たちは、中学生ともちがうし、高校生とも違うという、浦島状態。2日目の夜、その子たちを集めて玄関ホールで気合いミーティング。ドアしめた向こう側の活動部屋では、高大生とシニアが「ロッジ運営ミーティング」をやっている。新高1の彼らに、「久しぶりにラボランドに来て、どんな感じ?」「高校生になったわけだけれど、既に高校生のラボっ子たちを見て、何を思う?」などの質問を浴びせかけ、出てきたことばからまたどんどん話し合いを進めていく。予想以上にいい感触で話し合いができた。やっぱりやる気なんだなあ。小学校の高学年くらいから中学くらいは、ラボ活動に魅力を感じなかったという子が今はやりたくてやりたくてしょうがない!おかあさんやめさせないでいてくれてありがとう、ってかんじなんだって。逆に、そんな小学校高学年の時に入会してきたという子もいる。うれしいよね。そういう時期にラボを選んで入ってきたというのは。ラボ歴が長い子に気兼ねなんかする必要少しもないよ。彼らはおかあさんが選んだんだもの。これから楽しいよ。高校生ラボ。問題は今だよ。どうする?どう始める?「おれたち、やる!」そういって、短いエールをかけて気合いをいれているのを見て、ああ、頼もしいな、と思った。サマーキャンプが楽しみだな、この子たちが、シニアになってやってくるんだもの。こういう後輩の育成をするのがスプリングなんだと思う。
 交流広場では、準備してきた素晴らしい活動を見ることができた。たいしたもんだよ、こんな雨の中、見てるだけで病気になりそうなのに、やっている彼らはずぶ濡れで、でも内容が熱くて!そこから水蒸気があがっている。私のロッジにいたSパーティの大学生の女の子。交流広場のテーマ活動では堂々とした力強い表現を見せていたが、ロッジ活動ではシニアをそれとなく助けて、動きにくそうな子たちを拾って静かに支えている。ああ、力があるってこういうことなんだね。
 また、私たちテューターで密かに「ラボパパ」と呼んでいた大学生の男の子。いるじゃないですか、ラボっ子のお父さんで、ラボをいいと思っているのかなんなのか、にこりともしないで、でもいつも送り迎えから何からして下さる方。そんな感じで、人前に押していくわけでもなく、大仰ににこにこもせず、淡々とあっちふいたり、こっち片付けたり、目立たないところですごく働いている。2歳くらいの子がまとわりついているような錯覚を覚えた。
 シニアの二人は、いろんな「シニア経験者」のいるスプリングのロッジ運営を、どんなふうにこなしていくかな、と見ていたのだが、結構、よくやっていたと思う。何もかも自分の思い通りに行くわけではなかったと思うけれど、折り合ってやっていく様子を見て楽しめた。
 テーマ活動は、あ~~、むずむず・・・・もっとさあ~・・・・ダルシンだよ。なんで・・・・中に入って一緒にやっていたら我慢できなくなりそうで、それで、突然、もう一人のテューターを誘ってトイレとお風呂の掃除を始めた。2日目の掃除をしていないので、結構汚れているし、3日目の掃除もスケジュール的に押してくるだろうし・・・余裕なくて何の考えもなく掃除の割り振りをするだろうし・・・ということで、お風呂を済ませ、トイレの便器と汚物の処理だけはしておいた。床掃除くらいはさせようと。
 案の定、トイレは○○グループ、ということで割り振られてきた子たちが掃除を始めて、もう、驚いたの何のって、前夜気合いの入った新高1男子が(けっこうかっこいい)いきなり素手で汚物入れを持ち出してきて、ロッジのゴミ箱の上で逆さまに振ったのだ。もちろん、カラだけどね。(何のための黒いビニール袋か・・・)ああ、片付けといてよかったと、もう一人のロッジマザーと抱き合って慰め合った。彼はすごくすてきでさわやかで、きっと将来奥さんのためなら、授乳室でも分娩室でも入ってきちゃうんだろうなあ。代わりに産んじゃいそうな勢いだもの。「ぼく、なんでもやりますよ!!」ですって。
 そしてKちゃん。かわいい子に猛アタックでさ。「ラボのキャンプは、きれいな人がいっぱいいる」とうれしそうで。第一希望のMちゃん始め第2,第3までいて、近づきたくて、それがまた正直でストレート。一日目の高大生ミーティングで事情を話し、彼らにとっても貴重な体験にするよう、協力してもらうように頼む。キャンプに行くときは不安そうで、立川で待ち合わせしたとたん「トイレ!」次男がついて行ったが、待てど暮らせど帰ってこず、心配した。7時20分に待ち合わせして、25分に乗るつもりが乗れず、29分もだめ、その次は八王子止まり、結局ぎりぎりの41分発に乗って、8時ちょうど高尾着。(急いで)乗り換えて8時2分高尾出発。急がせるとかえってパニック状態になるので、「早く!」とは言えないのだ。
 高尾から甲府までの電車では、トイレのある車両に陣取って、Kちゃん、何度も何度もトイレに入っていた。ところがそれで落ち着いたらしく、次の電車ではそんなこともなく、キャンプ中も4日目の朝に「先生、トイレに行ってもいいですか」と言った以外一度もトイレ不安がなかった。開営式に行くために靴を履いている時、どうやら間違えているらしいのね「あら、Kちゃん、その靴だっけ?」と問いかけてみた。その靴はシニアの靴で、間違えたことで大いに焦ってしまい、自分の靴もなかなか履けなくなり、シニアの「開営式始まるから早く行こう」の一言にパニックになってしまった。「Kちゃん、先生そんなに早く行けないから、待っててね」と、シニアには先に行ってもらい、後からゆっくり合流。その後は問題なし。
 Kちゃん、野外活動の希望はハイロープ。高いところは大丈夫かなと心配でついて行ったが、太郎丸も担当シニアもていねいに対応してくれて、すごくいい経験になり、Kちゃんも楽しかったようだ。私も、あまりべったりせず、適度にほったらかす。でも、自信のないときは、かならずKちゃんの方から「何何してもいいですか」と聞きに来るので、わかりやすくて助かる。身の回りのことはうちの息子なんかよりよっぽどきちんとできるし、感想文もきれいな字でしっかり書くし。「もう大ファンになっちゃった」ともう一人のロッジマザー。
 ありがとうございました。シニア、ロッジのみんな、ロッジマザーの高山テューター。もともと同じ支部のテューターで、仲もよかった方なのだが、楽しかったね。寝るときも頭どうしくっつけて寝る態勢で、朝方ふと気がついたら、私が握っていたのは時計でなく、彼女の手だった!
 
 
Re:スプリング2班こぼればなし(04月03日)
うのままさん (2007年04月05日 08時26分)

お疲れさま!そしてありがとうございました。
うちの新高1(小6の終わりに自分の意志でラボにはいってきた)がお世
話になりました。雨具などお借りしたようですね。ほんとにありがとう
ございました。カトリーヌさんのロッジで彼は自分がラボでできるこ
と、やれることを発見できたことでしょう。今日彼に会うので楽しみで
す。「高校生のラボ」おもいっきり満喫してほしいですね。またゆっく
り聞かせてください。電話しますね。
Re:Re:スプリング2班こぼればなし(04月03日)
カトリーヌさん (2007年04月07日 16時57分)

うのままさん
話は尽きませんね。参加してこそ、のラボだと思います。今回参加した子たちは、どの子も
輝いていましたよ。それを持続し、人に伝えていけるように、願っています。地域、あるい
はそれを超えたつながりをラボっ子たちが楽しめるような、そんな「場」をつくっていきた
いですね。りょうくんのメッセージをよんで、私も思い当たることがあります。子どもの学
校のボランティアで、すごく信頼されて任され、学校の遠足の引率や、テストの成績付け、
音読の指導・・・・他の先生から「何故そんなことができるの?」「だって彼女は日本でも
Teacher だもの。」「それにしても何故?」「だって、Noriko だもの!」っていうおかし
な説明されていましたよ。自分の持っている力を出せるのって、気持ちいいんですね。
Re:スプリング2班こぼればなし(04月03日)
nicoさん (2007年04月16日 12時47分)

最後の一行に笑いました!
私も先日、ちょっと近所まで用事で出かけて、
ふと自分の手を見たら、「くつべら」持ってました!
Re:Re:スプリング2班こぼればなし(04月03日)
カトリーヌさん (2007年04月16日 21時10分)

nicoさん
くつべらのこと、私の実家では「くつすべり」と呼んでいました。これって、うちの問題なの
か、地域的なものなのか。夫は「絶対おかしい!」と言います。靴が滑るんではなくどちらか
と言えば、足が滑るんだろうって。
Re:Re:Re:スプリング2班こぼればなし(04月03日)
nicoさん (2007年04月17日 07時46分)

カトリーヌさん
あははは!たしかに。カトリーヌ家だけです、きっと。
リモコンを「チャンネルまわし」って言うのと似てる。
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