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感謝祭が終わるとクリスマスの用意 |
11月23日 (日) |
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アメリカでは、感謝祭が終わると、クリスマスの用意を始めます。
感謝祭も、家族が集まって、感謝祭特有の料理を食べます。七面鳥に詰め物をして(フィリング、あるいはスタッフィングといいます)、クランベリーソースと、ビーツのゼリーをそえます。七面鳥は、レッドミート、ホワイトミートと、どちらがいい?と聞かれます。足と手羽肉ですね。私は両方好き。遠くから家族が集まってきて、雑魚寝をするのも楽しみの一つ。アメリカに移民したひとびとが、食糧不足で困っているときに、ネイティブアメリカンズが七面鳥やトウモロコシをあげて助けたと言われています。実際には、ネイティブの指導により、トウモロコシの栽培や、狩りのやり方、アメリカ大陸で生きていく技術を身につけた白人たちが初めての感謝祭をネイティブたちと一緒に祝ったのです。ネイティブに助けられて命を永らえた話はアメリカ各地に残っていて、私がステイしたユタのお母さんが私にトウモロコシの形のインディアンジュエリーを下さったのもここに由来します。
感謝祭が終わると、次のホリデー、クリスマスに向け用意が始まります。もっとも、宗教によって、祝う内容や、スケジュールが異なってきます。つまり、街はクリスマスの飾り付けでにぎやかになりますが、ユダヤ教では別のお祭りがあり、イスラムはまた別の暦。
異人種の多いカリフォルニアの学校ではクリスマスパーティと言わず、カルチュラルデーといって、各自のエスニシティーを尊重したパーティがおこなわれたりします。私は、日本の料理を持ってくるようにとのことで、おにぎり、えだまめ、カリフォルニアロール、フィラデルフィアロール、コアラのマーチ、ポッキー、おせんべいなどを持っていきました。一口サイズに小さく作ったおにぎりと枝豆は特に人気。
クリスマスには、街でパレードなどもありましたが、小さな街のこと、出るのは子どもたちと消防車、町に一台しかないタクシー、市長さん、中学、高校のブラスバンドなど。見るのは親たちです。
クリスマスや感謝祭などのホリデーには、お店もレストランもお休みです。マクドナルドも休み。家で家族で過ごしていた名残なのでしょうね。旅行中など気をつけないと食いはぐれてしまいます。
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