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ベビーサイン in あきる野 |
06月04日 (月) |
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今年も名古屋から手話通訳者の近藤先生をお招きして、あきる野でベビー・シニアサインを催すことができた。日曜日は小学生の実行委員達が、月曜日の午前中は、主に親子が、夜は、中高生がサインを学んだ。
日曜日、ひとつしかない地球の手話を、意味を詳しく説明してもらって習う。どうして、手話を習ってみようという試みをするのか、コミュニケーション育成の観点から説明する。お行儀が悪くて、恥ずかしいな!と思っていたが、子ども達もだんだん意欲的に取り組んでいく。自己紹介を手話でやるやり方も習う。たとえば、坂田は、坂を表す手話に田んぼを表す手話で、「私」の「名前」は「坂田」です、とやれる。「加藤」は、加藤清正を表す「槍でつく」手話。(加藤清正を知らない人もいるね。「きよまさじゃんけん」教えなきゃ)「はらぺこあおむし」を手話でしたらどういうふうになるか、子ども達に考えさせながら行うのは榊原先生が導入してくださった。最後に子ども達が言いたいことを手話で教えてもらって帰る。「宿題きらい」とか「おかあさん、すき」とか・・・よし、これでいつか、老人ホーム、訪問できるね。
月曜日。日曜日が運動会、開校記念日だったりした小中学校が代休で、若干の参加者を期待できた。ほとんどは赤ちゃん連れの若いお母さん達。にぎやかだ~。マイクの設備がない和室だったが、公民館の方にお願いして、古いマイクシステムをお借りすることができた。近藤先生が、なぜベビーサインがいいのか、実例を挙げて説明してもらう。じっと聞き入るお母さん達。その姿をみていると、将来お子さん達も学校で先生の話をちゃんときくだろうな、と思ってしまった。私の担当はナーサリーライム。にぎやかな赤ちゃん達を前に「赤ちゃんが静かになる魔法の歌を教えてあげましょう」と、Hush-a-bye, baby を歌う。ほんとに、水を打ったように静かになり、嘆息。Round and round the gardenや、このゆびこぶたもやる。後で「さっきの英語の歌も教えてもらえるんですか?CDありますか?」と聞いてくれたお母さんもいらして、うれしかったな。コミュニケーション育成プログラム、ということで提供している子育て支援。みんな、育児、がんばってね。
夜、中高生対象に、榊原先生の手話のカードゲーム。一枚ずつカードを引く。人には見せない。順番にそのカードの手話をしてみせる。他の人はどういう意味なのかをあてるゲーム。当たったらそのカードはもらえる。沢山カードを集めた人が勝ち。当てるときは英語で言うこと。日本語は語彙が豊かなので、逆に当てにくい。英語だと一言でどんぴしゃの意味を言うことができる。つい日本語で言ってしまってもいいけど、英語で言った人が他にいたらその人の勝ち。これ、事前活動にも使えるね!ベビーサインだもの、一番生活に即したことばばかり。
近藤先生、榊原先生、本当にありがとうございました。
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