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斉藤正三先生と「聞いて感じて絵を描こう」 06月17日 ()
勇退された斉藤悠紀子テューターのご主人、画家の正三(まさみつ)先生においでいただき、ラボっ子たちに絵を描く楽しさを教えていただいた。東秋留駅、長男にお迎えに行かせると、正三先生がラボのオーバーナイトバッグを肩にかけて人待ち顔。「いやあ、こっちの方に来たことないもんで、駅員に聞いて、くわっしく教えてもらってきた」ふるさとに戻られ、すっかり、東北弁。
 お昼におそばを食べながら、斉藤テューターの近況を伺う。ご近所の東北弁の会話を正三先生が「おれが通訳。昔、ラボの時は、ホームステイの人が来て、みんな英語で、俺だけ、置いてかれて。」
 さて、ラボっ子達も集まってきて、正三先生を紹介した。ラボの絵本を沢山並べて、ご父母の皆さんと絵の話をしていただいている間、ラボっ子たちは、ソングバードをしている。ソングバードリーダーは小6のSh。選曲もお任せ。ソングバード1,2といろいろやってくれている。それから、トムソーヤの1話をかけ、「この音楽と物語を聞きながら、さーて、みんなだったら、何色にする?どんなもようが思い浮かぶかな?」あまり大きくない落書き帳の紙を配る。イラストにならないで描いてもらいたかったので、クレヨンはまず一色あるいは2色、「もよう」を描いてと投げかけてみる。子ども達、いとも簡単に抽象画の世界に入り込んでいる。描き上がった子に「何を考えながら描いたの?」と聞くと、「いたずらっこ」「元気な感じ」「青が子どもで、緑がおとな」「弾んでいる感じ」「うちゅう」「わかんないけど、なんとなく」「音楽きいて」などなど、さっとだけど、おもしろいものができた。
 早速、正三先生に見てもらう。お母さん達も、どんなのが描けたのか、先生がなんて言うか、興味津々だ。「いやあ、おそれいったな、おれより、いいのが描けたな。」「色がきれいだな」「こりゃ、このこたちはすごいわ」なんて言われて、みんなとてもいい気分。お母さん達も、子どもの絵に対する接し方を聞いたばかりなので、なるほど、という顔で見ている。
 さあ、ウオーミングアップもすんだので、いよいよ4つ切りの大きな画用紙を渡して、「好きな物語の絵を描いてご覧」 手に余るかと思っていた大きな画用紙に思い切りよく描いていく子ども達。正三先生がみんなの間を歩き回っている。絵の具を重ねたくなった子もいる。私は大きな刷毛ももっていて、クレヨンで描いた上から絵の具でさっとやるといいかと思っていたけど、正三先生が「それは楽だけど、そのやり方教えちゃうんじゃなくて、クレヨンで塗っていくという方をやらせたいな」とおっしゃるので、刷毛はださず、筆と絵の具を何色も出しておいた。自分で絵の具を持ってきて、盛大に塗りたくっている子もいる。手形もついた。グルンパの上の方、青い空がさーっと晴れ渡ったような印象的なのもある。クレヨンは、使い方で強くも淡くもなるし、線もおもしろい。色鉛筆でこぎれいに描いていて「あら、ちょっと弱いかなー」なんて思っていた絵も、絵の具で塗り加えたら、すごく違う印象になった。
 描き終えた子は、隣の部屋に並べて、ソングバードをして待つ。「やらない」と言っていた子もエンジンがかかったのか、工作室ではえらいことになっているらしかった。次々、運ばれてくる絵。「いつのまに、こんなになったの?」 最後まで白紙で、苦労?していた小5、小6。「このくらいの年になると、描けなくなるんだよ。それが普通」とのことだったが、やめずに、仕上げたのは偉かったね。
 絵もそうだが、ことばも、これくらいの年になると「出てこなくなる」 意味がわかるようになるときに、使うのを用心するようになるのだ。だから、何年も英語をやっているのにうちの子すこしも英語がでない、と親御さんが心配する。でも、よく見ると心の中は表現未満のことでいっぱい。自分が表現することばの意味がわかってくると、相手(親)がどう反応するか、気にするようになるのだ。わかっていない幼児、低学年の頃は大サービスだったのに、ふっと言わなくなる高学年。でも、しっかりフィルアップするのだけはしていこう。かならず、表現するようになるから。リーダーを任されたり、物語の意味を深く考えたり、仲間と話し合ったりして、積み上げていくことがとても重要だ。高学年としての自覚もあるから、もうひとふんばりして、絵も仕上げたんだね。
 展覧会。ひとつひとつ、みんなで見ていきながら、正三先生がコメントしてくださる。はらぺこあおむしの顔を見て「この顔、よく描いてくれましたって、言ってるよ」「すごいのができたな。これはなんだ?トロル?へ~、たいしたもんだ」「色がきれいだな、この青がいいな」「このやぶれたのが、いいな、ばんそうこうでもはっておくと、もっと広がる、世界が」「ティッシュのだんごみたいの、これはりつけたのがいいな。ねんどやるといいな」「こういう色が使えるのは、すごいな。」「紙にいっぱいに広がって、うまーく、広がったな」「はじめのとずいぶん変わってきて、いや~、おもしろくなったな」「絵と、自分が話をしているんだ」「こう描いていいですか。いいですよ。ありがとうって、絵が喜んでるんだ」苦労していた小5,小6には「この群青が、いいな。反対側にもあるといいな」「嵐で波がこんなだ。よくやったな。もうちょっと強く描くともっとよかったな」「みんな、すごいな。いや、おれよりすごいな。勉強になりました」
 もっと強く描くとよかったと、三男が夜遅くなって「これからまた描いていい?」といっている。こんなふうに、描きたい気持ちにさせてもらえるなんて、本当に素晴らしい。ありがとうございました。またぜひ、いらしてください。今度は悠紀子先生もご一緒に。
 
Re:斉藤正三先生と「聞いて感じて絵を描こう」(06月17日) ・
ばーばーじゅこんさん (2007年06月18日 11時18分)

 斉藤 悠紀子さん、懐かしいお名前です。素敵な方で憧れていまし
た。昔は4支部スクランブル研修というのがセンターでよく行われてい
たので、支部をこえて魅力的な方に出会えました。このごろ あまりあ
りませんし、センターにその場所がなさそう。役員でもしていないと、
支部を越えてはおあいできませんよね。残念。
Re:Re:斉藤正三先生と「聞いて感じて絵を描こう」(06月17日)
カトリーヌさん (2007年06月18日 15時38分)

ばーばーじゅこんさんへ、
そうですね。4支部の総会でも、もっと交流の場があると良かったと思いました。いろいろな
場へ出て行かないと、出会えないことがありますね。ホワイトホースが、いろいろな方の出会
いの場になるといいと思っています。
Re:Re:Re:斉藤正三先生と「聞いて感じて絵を描こう」(06月17日) ・
ばーばーじゅこんさん (2007年06月20日 13時48分)

カトリーヌさん
 ホワイトホースシアターは子ども達には是非みせたいのですが、代々
木での日時など含めて ご父母にあたってみます。その節はよろしくお
願いします。

>ばーばーじゅこんさんへ、
そうですね。4支部の総会でも、もっと交流の場があると良かったと思い
ました。いろいろな
場へ出て行かないと、出会えないことがありますね。ホワイトホース
が、いろいろな方の出会
いの場になるといいと思っています。
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