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オリエンテーション(ラボっ子対象)のコメント 12月06日 ()
 こんな、レジメという形しか載せられなくて、ごめんなさい。
中部支部の国際交流オリエンテーションに、私のようなものがどう、お役に立てるだろうか、中部には力のあるテューター、経験のあるラボっ子たち、また、毎年語り継ぐ数々の体験を持つパーティがたくさんあるだろうに、と頭を悩ませていました。
 ラボっ子と、そのご父母との、両方を対象とするオリエンテーションは、焦点を合わせるのがとても難しく、構成などいろいろ考えながら、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。ラボっ子だけでも、小6から高校生までいるわけですから、彼らに届く話をするのは、ことばの選び方からとても苦慮しました。夜な夜な考えては、これは午前中、こちらは午後と寝返りを打ち、朝起きるとごちゃごちゃになっていて、睡眠不足だけが残る始末。中部の方へ、レジメとして完成させたものを送り、相談のうえ直したり、その後印刷してもらうという手順もありますから、最後の週はどたばたしていました。
 午前中のラボっ子のオリエンテーションでは、ローラのスピーチの後、私たちのスキットではじめました。題して、ホームステイ初期におこりがちなマイナートラブルです。ラボっ子たちは、「事前活動」が始まろうとしている矢先ですから、ホームステイのことを想像しようにもなかなかだと思います。どんなことがおこるのか、そのためにどんな準備が必要なのか。事前活動って何の役に立つの?彼らが想像するとしても、一体どんなホストが待っているのか、初めてあったとき何て言おう、くらいしか想像力が働かないと思いました。そこで、初めてあったシーンから、2,3日の様子をスキットでみせ、困ったとき助けてくれるのが自分自身の準備なんだよ、と。
 ローラには、スキットのあらすじだけメールで送っておき、当日の朝、初めてあわせたのです。ローラがとてもいい子で、適応力のある子だったのでほんとうにたすかりました。
 その後、どんな準備をしていったらいいのか、事前活動の意義を説明していったわけです。私も中部出身の先輩ラボっ子ですから、時には三河弁にもなったりしながら。
 ワークショップとまではいきませんが、その導入として、「スーツケース」「スマイリーフェイス」「ポケット」をやりました。
 「スーツケース」では、何を準備していったらいいか、書き込んでいくというもの。精神的な準備、特技、自信といったものです。
 「スマイリーフェイス」は、自分の感情を表す15の表現について、顔の表情やことばを書き込むというもの。感情を表す少なくとも10から15の表現方法を身につけてきてほしいというのが、カリフォルニアのホストファミリーからでた要望でした。
 「ポケット」は、こんな時こういってやろう、という、ライブラリーからのセリフを書き込んでいくものです。ホストファミリーとBBQでもしながら,
Isnユt it jolly? いい気持ちだなあ!こんな俺たちを見たらみんななんというだろう、、、、なんて英語で言えたら、サイコーじゃん?小さい頃からたくさんのお話いっぱいの体験をしているラボっ子たちには、こんなことばのポケットがたくさんあるはず。ちょっと整理してみよう。というわけです。私も、ステイ中、お母さんが「のりこは、同じ年頃のアメリカのこどもたちじゃちょっと言えないような、気の利いた、文学的なことを言うよ」と、他の人に自慢しているのを聞いてしまいました。
 ユタのトイレ事件というのは、異文化であり、ホラーであり、笑い話であり、しかも、頼れるのは自分だけ自覚した体験ですが、ユタのコーディネイターもおもしろがって、あちらのホストファミリーオリエンテーションで毎年使っているそうです。詳細はラボっ子に聞くなり、機会があれば、一席ぶちましょうね。

 父母オリのコメントについては、to be continued.
Re:オリエンテーション(ラボっ子対象)のコメント(12月06日)
keikoさん (2003年12月09日 09時52分)

地区の国際交流担当者の方が、「とてもよく準備されたラボッ子対象オリエン
テーションでした。こどもたちは、なまの英語にショックをうけたようで、わ
からんということが実際にわかってよかったようです」とおっしゃってまし
た。今度の土曜日に欠席した子と親とでやってみます。書いてくださってあり
がとうございます。
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