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一泊相互ホームステイ |
04月18日 (日) |
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事前活動の一泊相互ホームステイで、中1の次男を出し、中2の男の子がやってきた。
我が家は最寄りのJR駅から遠く、歩くと40分くらいかかる。通勤通学は自転車。私はもっぱら車の生活。ホームステイで来るTくんには、JRでなく、八王子からバスに乗ってもらい、終点で下りて峠一つ越えて歩いてもらった。その方が道もわかりやすく、20分かからないくらいだ。我が家は峠の下。夫が歩いて迎えに出てくれた。私はというと、「昨日はあったんだけど今日は見つからない地図」事件に翻弄され、やっとの事で次男を駅に送っていった。(まったくうちの次男は!!!!)
Tくんはやはり少々緊張の面もち。地区でよく一緒になるので普段みる彼とはまた違った一面をみせてくれた。お母さんからは、「テューターの、しかもアメリカで生活していた家族ということで、いろいろ聞かせてやってください」とお願いされており、我が次男の不出来はさておき、私もTくんにためになる?情報を教えてあげたいと思っていた。
到着したのが夕方なので、家の中を案内した後、三男とコンポスターに行かせたり、夕食の準備を手伝わせたりと、もうすぐにスタート。夕食はスパゲティミートソースにサラダ。Tくんのおかあさんごめんなさい。缶詰開けただけの晩ご飯。ま、アメリカらしくていいか。皿洗いも各自でといういつも流。
実は、アメリカ在住中、長男はよくお友達の家に招待されたが、日本人家庭ではてんぷらにすきやきにと、下にも置かぬもてなしよう。一方、アメリカ人家庭では、えっこれが食べ盛りの男の子の夕食? 食事中も子どもだけで、お母さんは自室にいたりということもあったりして、「うーん。ちがうなあ」と思ったのでした。もちろん、家族そろってビッグディナーというのもありましたが、あくまで日常ということを考えると、もてなされることを期待しない方がいいのではないかと思います。
もう一ついいわけ。亡くなった父の会社を整理するため、私が忙殺されており、家を掃除するのがやっとだったのです。ごめんなさい。でも、アメリカのお母さんは忙しいから、こんなもんですよ。カウンティーフェアに遭遇したりしたら、食べるものがあるだけでも幸せと思って。
夕食後、Tくんはそわそわ。アルバムやすがたりをいつきりだそうかと。思ったより、ちゃんと出来ていて、「お、進展したな」と思いました。せっかくいい線行っているので、すがたりの「くまがり」ですが、発音矯正や強調していうところなど、ちょっと指導したくなっちゃって、「やるか?ふつう」と長男にいわれましたが、これも、ホストのおとうさんとか、やる人結構いるんですよ。
それからモノポリーをやりました。うちは、アメリカでモノポリーを集めていたというか、ご当地モノポリーを見つけると買うようにしていたのです。この日は「ナショナルパーク版モノポリー」にしました。英語で書いてあるカードを読んだり、数やお札を英語で数えたり、自然に英語が混じるので一泊ホームステイにちょうどいいゲームかな、と思っていたのです。Tくんは、モノポリーは初めて。ルールを覚えたら、「人生ゲームよりおもしろい」と言っていました。皆さんもアメリカに行かれたら、その土地のモノポリーを探してみるといいですよ。なじみのある地名が出てきて、一生楽しめます。
次男が留守でも、我が家にはまだ長男(高一)と三男(小三)がいます。彼らが本当に役に助けになります。いるだけで。ラボっ子たちもホームステイで、あちらのホストブラザー、ホストシスターには本当に助けられることでしょう。自分のメインのホストだけでなく、その兄弟姉妹の存在が本当にありがたいのですよ。いちばんの柱は、おかあさんですけどね。
逆に、「メインのホストと仲良くなれない」と言って悩むラボっ子が結構います。ちょっと他力本願だったり、完璧を求めすぎたりしている場合が殆どですが、相手もティーンエイジャー。完璧な外交官ではありません。そして、家族全体で受け入れているということ、友情を育てるのにはあせらず、丁寧にやっていきましょう。
今全国で、「一泊相互」をやって準備しているラボっ子たちに素晴らしい夏がきますように。我が家では、五月にもうひとりやってきます。(また、そうじしなきゃ。)そして今度は長男がおせわになるのです。
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