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オーストラリア リチャード(15才)受け入れで思ったこと 01月25日 ()
12月19日~1月10日
オーストラリアの学校で日本語を習っている 中国系のスマート男子。

呼びかければすなおに返事もするし 食わず嫌いもなし、
くまざわパーティの高2男子がホストフレンドになって 受け入れをしました。

日本語と英語でことばに困ることはほごんどなく、
英語を教わったり日本語を教えたり、交流も順調で 問題もないように思い、
事実大きな問題はなく楽しい滞在だったのですが、
ひとつ スマホ という壁があったことが 彼と家族とが最後まで丸くなりきらなかった原因のひとつだろうとおもうと 残念な気持ちがします。

リチャードが 夜10時ころになると 毎日必ずスマホでオーストラリアの家族と連絡をとりあうのを日課にしていたのは、本人というよりは 親の希望にそってそのようにしていたのだろうとおもいます。
本人がしたくてするのであれば、友達ともやりとりするだろうとおもうからです。

親にとっては、息子とことば(ラインのようだったので、文字)をかわし、
日本で楽しくすごしていることを確認するために必要なことだったかもしれません。
でもそれも毎日となると、はたにいる日本の家族にとってはさみしいものがあります。

実際、受け入れ家庭のお母さんから 「もしもし。。。」と電話がかかってきたときも、そんなふうに自宅と連絡をとりあっていることは話しにのぼることはありませんでした。
両親と連絡をとっても、それほど不自然とは思わないですからね。

なので私は、たまには母ものんびりしたいのだろうとおもって、
浅草、隅田川下りへ、くまざわパーティの大学1年生ふたりとプランして、リチャードをさそって出かけたりしていました。

スマホのことを聞いたのは、帰国まであと5日くらいのときでした。

「外国に出して、心配だとはおもうけれど、
でも、もうすこし私たちにまかせてもらえたらよかったんですけど。。。」

というのが、そのときのお母さんの声です。

ほんとうに、こころからの声だっただろうとおもいます。
リチャードを4人目の息子のようにして
お正月に田舎にもつれていったりもしていたのです。

そんなふうにご家族に愛されて、
本当に日本らしい日本を見聞したであろうリチャードは、
オーストラリアの友だちと連絡をとりあうことはしていなかったので、
彼自身とても良識のある 青年でした。

それだけに、彼を送り出したご家族のいささか過剰な心配が、
ほんとうにもったいなく思われてなりません。

深読みして、日本と中国がもめていることが、中国系のご家族の心配の種だったのかもしれないなどと思うと、ますます悲しい気持ちになります。

ラボでは ホームステイなど国際交流に参加のときには
「ひとりだちの旅」と呼び、よけいな連絡ツールを持たせることはありません。

立ち直りも早いお母さんなので、
「高2の長男をイリノイへホームステイに出したとき、私も、今着いたか、
おなかいっぱいちゃんと食べているだろうか、とか心配したし、
声を聞きたいとおもったこともあったけど、
ラボで「連絡してはいけない」「ひとりだちの旅です」といわれていたから
連絡もしなかった。
それが正解で、それがよかったということが今回わかりました。
リチャードもいい子だったし、これから弟もホームステイにだしていくとおもうので、
よい経験になりました」
と言ってくれています。

そして私は、来年再来年、国際交流に参加するラボっ子たちに、
ぜひともお母さんからこの経験談を話してもらおうとおもっています。
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