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気持ちの代弁・・・ 03月16日 (水)
今日のパーティーでのできごと・・・。
イースターパーティーに向けて今日はエッグハント用のバスケット作りに挑戦しました。
去年は風船を膨らませてそれに木工用ボンドを塗りながらバスケットの形に毛糸を巻いていくという、とても凝ったバスケットを作ったのですが、さて今年はどうしよう??と100円ショップで材料を探しました。
するとケーキを作るためのラウンド紙型(直径15センチくらい)!大きさも丁度いい感じ。この紙型に取ってをつけて、卵の形に切り抜いた画用紙に思い思いの模様を描いてもらって貼ることにしました。

それはさておき、前フリとして「Easter egg hunt」というポップアップ絵本を見ていたときのこと。T(長男)とHちゃんが「エッグハントって卵探すんだよね」「たまき(長女の名前)ハントだ(笑)」とたまごとたまきをかけて笑ったのでした。そのことにあまり気にせず読み進めていたら「わーわー」という泣き声が・・・?長女のTが別の部屋に走っていったかと思ったらそこで大声で泣いているのでした。少し気に入らないとすぐ泣けてしまうT(長女)のこと。ましてやわざわざこれみよがしに大声で泣いてアピールしてる・・・。
はてさてどうしましょ??

今日はプレイルームの親子も一緒だったので、泣いているのが気になったのかTくんのお母さんがT(長女)の泣いている部屋に行こうとしました。すかさず「ほっといてやってください」と静止しました。すると誰も来ないのを不服に思ったのか?T(長女)が部屋のドアを開けて出てきた気配。
そこで「泣いてても分らないんだよ。どうして泣けるのか教えて?」
というと「だってたまごのことたまきだっていうんだもん」と一言。

そうだったのね、と皆の前にいき「どうしたらいいかな~名前を馬鹿にされて悲しかったみたいだよ。皆もいやだよね~。そんな風に馬鹿にされるのは。ごめんねっていうべきじゃないかな?」となげかけました。すると笑った当の二人はまたまたふざけて笑いながら「いいんだもんね~」「ね~」と謝る気配なし。正義感の強いMくんは二人に対してとても怒った様子。大好きなT(長女)が大泣きをしたのでAちゃんはおばあちゃんの傍で心配そうな顔をしています。
「どうしたらいいのかな?謝ってもらいたいの?」とT(長女)に聞くとコクンとうなずく。「謝ったほうがいいと思う人~?」というと二人以外の全員が手を挙げる。二人は言葉遊びをしただけと思っているのか、まったく謝るつもりはないみたい。気まずい沈黙。
はてさて・・・困ったぞ。
・・・とその時。深刻そうな顔をしてプラスチックエッグを握り締めながら「たまごはたまごだよ」とポツリとMくんが言いました。

「そうだよね。たまごはたまごで、たまきじゃないよね。Mくんはちゃんと分ってくれているよ」というと嘘のようにT(長女)の気持ちが治まって皆とまた絵本を見ようという気になったのでした。

誰かが自分の気持ちを分ってくれているという確認ができたとき、気持ちは楽になるんですね。人のイライラの殆どは「私の気持ちを分ってくれない、理解してもらえない」というところからくるとか。子供達と接するテューターとして「気持ちの代弁」をすることの大切さと、難しさを日々痛感しています。
先日心理学の先生の講演会でも「気持ちの代弁の大切さ、気持ちを汲む大切さ」の話をきいたばかり。
例えば子供が汚れた手で虫を捕まえて帰ってきたとき、「その汚れた手を早く洗ってきなさい」といきなり言われるのと、「うわぁ、すごい虫をみつけたんだね、お母さんに見せるためにもってきてくれたの?ありがとう、さあ、汚れた手を早く洗ってきなさい」といわれるのとでは大違い。「お母さんに早くこの虫を見せてあげよう」と思いながら帰ってきた子供の気持ちをまず汲むことが大切。そしてその上でこちらの要求である「手を洗う」ということを指示すると気持ちを汲んでもらっているので子供は素直に聞くことができるというのです。
つまり、人に何かを要求するときはまず相手の気持ちを汲むことが大切であるという話でした。これは子供に限らず人間関係の上で誰にでも言えることだそうです。
そして子供においてはその気持ちを「代弁」してあげる必要があるというのです。分っていてもなかなか実行は難しいですね・・・(^^;

今日はMくんがそれをさらりとやってのけたのに驚きと感動を覚えました。そういう感性はこれからも大切にしてあげていきたいなあと思いました。ありがとうMくん!
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Re:気持ちの代弁・・・(03月16日) >>返事を書く
Hiromi~さん (2005年03月18日 16時21分)

訪問ありがとうございました。小さいお子さんが沢山でいいですね!!

わがPはその逆で、倒れそうです。

4月6日から、新学期スタートなので、今年はイースターをしようかなと思っ
ていました。
丁度イースターの事、書かれていたので、参考になりました。

又遊びに来てください。
Re:気持ちの代弁・・・(03月16日) >>返事を書く
ゆっきーさん (2005年03月18日 18時03分)

そうですよね、大人だって自分の気持ちをわかって欲しいですものね。
子供だってそうだと思います。たまきちゃんはMくんという理解者を得て
ホッとしたのでしょう。

第三者から見て2人のからかった男の子たちも言葉遊び、というかそん
なに悪いことをした感覚ではないと思います。からかったのも人によっ
てはなんとも思わなくてかえって(こんなかわいいたまごと似ているな
んて(*^o^*))と喜ぶかもしれないし、(いや私の名前を馬鹿にして!)
と思うかもしれない…そこを2人の子たちに謝る気もないのに無理やり
謝らせてはどうかな?と思うのです。謝る気があるなら謝ってもらった
方がもちろんいいのですが。める・りんすさんのとった行動は懸命だな
~と思うわけです。私も考えるでしょうねぇ。
Re:Re:気持ちの代弁・・・(03月16日) >>返事を書く
佐原 陽子さん (2005年03月19日 10時06分)

Hiromi~さん、いらっしゃいませ!書き込みありがとうございま
す。(^^)

私もHiromi~さんのHPを見せてもらってとっても参考にさせてい
ただいてます!感謝、感謝です。
こちらこそまた遊びにいかせてくださいませ(*^^*)
Re:Re:気持ちの代弁・・・(03月16日) >>返事を書く
佐原 陽子さん (2005年03月19日 10時50分)

ゆっきーさん、こんにちは。いらっしゃいませ!書き込みありがとうご
ざいます。嬉しいなあ(*^^*)

>第三者から見て(以下略)謝る気があるなら謝ってもらった方がもち
>ろんいいのですが。める・りんすさんのとった行動は懸命だな
>~と思うわけです。私も考えるでしょうねぇ。

あの対応があれでよかったのかどうか、あれからず~っと考えてたんで
す。テューターとしてもうちょっとよい対応があったのではないかな~
と。
泣いていた「たまき」の方は理解者を得て気は済んだかもしれないけ
ど、言った方の二人は気持ちが宙ぶらりんのままだったんですよね。き
っと本人たちも悪いことをしたと思ってなくて、だからもちろん謝れな
かったわけで、それはそれで正しいと思うんです。
私も彼らがそれほど悪いことをしたとは思わない。私はあの場で二人の
言葉遊びのセンスを「面白いことに気が付いたね!」と認めて褒めてあ
げた上で、「でも、人によっては嫌な気になる人もいるから気をつけよ
うね」という二人のための気づきの一言を言ってあげるべきだったんだ
と、後々で気がつきました。でもそれでも十分だったかどうか・・・
「子どもに寄り添うテューター」というのは奥が深くて難しいなあとつ
くづく思ってしまいました。(^^;え~ん、まだまだ精進が必要です。

実は長男にも同じような名前のエピソードがあって、長男は「たくみ」
というのですが、ある外国人の人に名前を言った時その人が「たこみ?
たこ?」と笑いながら聞き返したことがあるんです。たったそれだけの
ことなんだけど、本人はとても傷ついて、その後その人と目を合わせる
ことも一言もしゃべることもなかったことがありました。(もちろん悪
気はないんだよと本人に説明や説得は試みたんですけどね)
小さい子にも自分の名前に対するプライドのようなものがあるんだな~
と考えさせられた一件でした。
4、5才って言葉遊びが面白くなる時期だけど、名前については要注意
ってことかしら???
でもぶっちゃけ「そんなこと気にするな!」と言いたい(^^;でもそう
言い切ってしまうと気持ちを汲むことにはならないんだよね~複雑で
す。やっぱ考えすぎかしら・・・泥沼状態です。(ごめんなさ~い!支
離滅裂な文章で・・・)
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