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スリランカの被害児に絵本で心のケアを |
01月09日 (日) |
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1月6日の募金の件の続きです。『白いリボン運動』については私の地域では朝日新聞の奈良版に大きく取り上げられたので全国でも今後少しずつメジャーになっていくことだと思います。
さて、私の所属する『スリランカの教育を支援する会』は、'99から、スリランカの子供たちに良質な絵本を届けようと始まりました。最初は日本の絵本を集めて送っていたのですが、現地の言葉(シンハラ語とタミール語)に正式に翻訳したり、現地の絵本作家を育てることが本当にスリランカに絵本文化を根付かせることなので、'01年から日本の絵本作家や、絵本編集者に講師をお願いして、絵本作家養成セミナーを現地で開催しています。本会発足当時からアドバイスを受けている福音館書店の松居直氏のご助力で、'03年には『ぐりとぐら』のシンハラ語、タミール語版を出版できました。'04年には'03セミナー参加者の中から2人の作品を1年かけて絵本作家金尾恵子氏と福音館書店の森達夫編集部長が指導してくださり、出版できました。森氏は'03、'04と連続で現地のワークショップに同行してくださり、'03には『幼児教育と絵本~幼児期の発達に絵本はどのように役立つか~』、'04には『絵本のよろこび~絵本は必要なだけでなく、読み聞かせが子供にとってどんなに楽しい喜びか~』という講演もしていただきました。
このように、着々と私たちの運動が実を結んで来ているところに、今回の津波の被害があり、遠く日本から何ができるか現地のスタッフである
プラサンサさんからの報告を待っていました。そこに、1月6日の電話で被災した子供たち、親を亡くした子供たちに絵本を読み聞かせしてやる現地ボランティアを日本から支援するのが、私たちの団体で出来る援助だと判断しました。現地での絵本の準備、読み聞かせキャラバン(仮題)の費用等に資金の援助をしたいと思います。この活動に関心がある方、また、募金をしていただける方は下記までお問い合わせください。
candyabe@hotmail.co.jp
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