万葉の明日香路に月を見る会 |
10月06日 (金) |
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My partyのmちゃんは明日香村在住ですが、「八雲琴」を習っていて今日は演奏会があるので見に来てねと1ヶ月前に教えてくれていました。
石舞台公園で6時からとの事でした。
朝から雨で今日は無理かな~と思っていましたが、昼から雨が上がり何とか開催されるとお母様にメールで確認出来ました。
3時から5時の文庫の当番を終え、すぐに車を飛ばして(といっても5分の所ですが)会場へ。
朝からの雨の影響で人出が鈍くすんなり駐車場に入ることが出来ました。
風舞台(石舞台公園の中にある休憩所兼、野外劇場!!)では、猪熊兼勝氏の講演が始まっていました。
明日香村と渡来人の結びつきに付いて話されていました。
飛鳥時代の日本と外国との関係を現代の事柄に置き換えて話されるのはとても解りやすく興味深かったです。
それと、驚いたトピックスは悠仁様の御印となった高野槇は考古学者がそれを聞いたときみんな驚いた・・・なぜなら古代では棺や風呂桶に使われる木・・だったからとのこと!

同じくラボッ子のt君・cちゃん兄妹にも会ってお抹茶のサービスがある事を教えてもらいました。
お月様とウサギの干菓子・・・おいしかったよ(^^)
次は「和太鼓倭(わだいこやまと)」の演奏
明日香村を拠点に今では世界各国に演奏旅行に出かけているグループです。
来週14,15日には、ここ石舞台公園で全国から和太鼓のグループが集まって演奏会があるそうですよ。
14日は無料・15日は確か1000円!・・・興味のある方はどうぞ!
15日は鼓童も出演ですって。
いよいよ、八雲琴の演奏です。
mちゃんは最前列の右端。みんなピンクの衣装で可愛かったよ。
「八雲琴」は古事記に出てくる「天の沼琴(あめのぬごと)」を江戸末期に復元したものだそうです。
須佐之男命が宝として授けたこの琴。
2本の弦は、天と地・男と女、二元を同調させ二つの和を願ったもの。
神器として使われるので、俗曲は演奏しないそうです。
それで、mちゃんたちの衣装は巫女さんのようなスタイルなのでしょう。
シンプルな、心地よい音色でした。
7時前に用があったので、最後まで残ることが出来ませんでした。
石舞台もライトアップされていたのですが、横目で見ながら帰って来ました。
来年も来れるかな?
もしかして、十五夜狂言と重なるのかな~?
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Re:万葉の明日香路に月を見る会(10月06日)
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がのさん (2006年10月07日 11時30分)
「十五夜狂言」につづいて「明日香路に月を見る」――、
なんやら、ひととき、萬葉びとのゆかしい生活に溶け込むような気分
で、みやび~で、ゆたか~な気分にさせていただきました。
“風舞台”での八雲琴の演奏を、名月を愛でながら聞く…、
しかも、その奏者のなかにラボっ子がいる、というのはまさにその地な
らでは。
わたしは常づね思うのですが、もうすこしすると、このラボのサイト
にはハローウィン・パーティだ、クリスマス・パーティだ、という記述
があふれます。アホかと思うほど、右から左までびっしりこればっか
り。なぜわが国固有の美しい季節行事をラボっ子たちとともにもっと楽
しもうとしないのかなあ、ということ。
ことばを磨き、表現を深めようとして日々努力しているみなさんが、
ふだん自分の立っているところを忘れて、うすっぺらな借り物衣裳ばか
りを欲しがる。これでは、ラボが「母語も大事にしている活動」という
のは、ただの標語でしかなく、うそっぱちな活動ということになりはし
ないか、ということ。
自分を知らないで相手の胸に届くことばなんてありません。ほんとう
に生きた、美しいことばは、そんなペカペカしたところでは育ちませ
ん。
この夏、四国のラボは阿波おどりに取り組みましたね。どんな展開に
なったのか、その後、くわしいことはわかりませんが、やり方によって
は、おもしろい活動に育っていくかも知れないと期待しています。
「十五夜」とか「阿波おどり」にかぎらず、日本は四季ごと、各地ご
とにさまざまなすばらしい季節行事をもっているはず。国粋主義を振り
回すつもりはありませんが、みんなでそれを大事にしたいものです。
(個人的には、富山・八尾町の「おわら風の盆」へのあこがれが。三味
線と胡弓できざむもの哀しい旋律に惹かれます。高橋治の「風の盆恋
歌」に見る熟年男女の恋へのあこがれかなあ。これは夏の終わりのころ
でしたね。なかなか富山までは行けませんが、この14、15日には、江戸
情緒を継ぐといわれる「川越まつり」。これを1泊で見て来ようかと予
定しています。でもまあ、どこへ行っても、人であふれかえっているの
が興ざめなのですが)。
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Re:Re:万葉の明日香路に月を見る会(10月06日)
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candyさん (2006年10月08日 15時57分)
がのさん
“風舞台”での八雲琴の演奏を、名月を愛でながら聞く…、
しかも、その奏者のなかにラボっ子がいる、というのはまさにその地な
らでは。
→はい、私は地元出身ではないのですが、この地の風習・行事をラボッ
子には大切にしていって欲しいと思うと同時に、私も楽しませてもら
いたいと思います。
私が、ラボママとしてラボに出会ったとき、「ラボの宇宙」に徳島のラ
ボッ子たちが阿波踊り連を繰り出している記事が出ていたように思い
ます。
まだまだ、徳島県人という意識の強かった私はうらやましく思ったも
のでした。
自分達の文化をきちんと継承しながら世界に通用する人間を育てるの
が、私達テューターの務めですね。
今日も、自治会で秋祭りが開催されています。新興住宅でのお祭り
はなかなか歴史のある旧村のように、盛り上がりませんが、ここで生
まれた子供たちにはそれが故郷のお祭りです。大人達の協力で盛り上
げていかなくてはなりませんね。
(個人的には、富山・八尾町の「おわら風の盆」へのあこがれが。三味
線と胡弓できざむもの哀しい旋律に惹かれます。高橋治の「風の盆恋
歌」に見る熟年男女の恋へのあこがれかなあ。これは夏の終わりのころ
でしたね。なかなか富山までは行けませんが、この14、15日には、江戸
情緒を継ぐといわれる「川越まつり」。これを1泊で見て来ようかと予
定しています。でもまあ、どこへ行っても、人であふれかえっているの
が興ざめなのですが)。
→南国の陽気な阿波踊りの国で育った私には「おわら風の盆」はもの哀し
く、さびしいイメージがあります。本物を見たわけでもないのに。
江戸情緒を継ぐという「川越まつり」どんなものか是非教えてください
ね。
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