高学年グループが『一寸法師』に取り組んでいます。
子どものできない夫婦がお参りをした難波の里の住吉大明神。
どんな所か、初めて行ってみました。
近鉄天王寺駅から阪堺電車(路面電車)で、大社前。
社殿は「住吉造」
後から、第一、第二、第三本宮と縦に並んでいます。
イザナギ命が、アハギハラに祓除せられたとき、海の中より生まれた底筒男命、中筒男命、表筒男命の3神を総称して住吉大神と言うそうです。
一寸法師が中納言となり3人の若君に恵まれるのはこの3神にあやかったのでしょうか・・・。
さて、
この住吉大社見事な太鼓橋が架かっています。
反橋(そりばし)と、言うそうです。
近づいてみると結構な高さです。
上まで昇ってみると、
ちょっと足がすくみました。
同じ気持ちを川端康成も作品に残しています。
「反橋は上がるよりも、おりる方がこはいです。私は母に抱かれておりました。」
~1899年(明治32年)大阪市の天満に生まれ、幼くして孤児となった。日本人の繊細な美と官能を追求し、ノーベル文学賞を受賞した。この文章に うつつならぬ母性への思慕が結晶されている。~
一寸法師のお話と、偉大なる文豪の作品に触れる半日でした。
大阪湾が今よりずっと内陸まであった様子を表す碑も立っていました。
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