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昨日、今週で終了と言う映画『Queen』を見に行った。
王室と皇室、国王と天皇の違いが良く分かった。
と言っても、皇室をモデルにした映画を見たわけではないので想像でしかないが・・・。
ダイアナ妃の事故後1週間を描いてあって、最後の方に確かブレア首相が「あなた(女王)は充分に国民の信頼を回復されましたが、あなたの次の代は・・・」と言うようなことを言っていたが、王室のあり方がますます変わっていく予感がした。
イギリスの国民はこの映画をどのように見ているのか興味がある。
日本の皇室はいったいどうなっていくのだろうか・・・。
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この映画館は例の八幡神社の方角にあり、最近電車からも木の葉が茂ってヤドリギが確認できないので、撮影に寄ってみました。
はい、この通り
この季節に始めてきたのでは、絶対気が付きませんよね。
でも、木の下に行ってみると
ちゃんと、ヤドリギも確認できます。
あんなにたくさんのヤドリギを育てながら、自分もしっかり緑の葉を茂らすなんて・・・エノキさん!あなたは偉い(^^)
『裸のダルシン』に取り組んだのが、冬だったので結構簡単にヤドリギを見つけることが出来たけれど、夏だったらと~っても難しかったでしょうね。
最近は、大阪へ電車で出かけるときは、この八幡神社の木を見るのが習慣になっています(^^)
パーティのラボッ子たちも色んな所にヤドリギを見つけているようです!
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今日のおまけ
映画館の前の3コイン(300均)のお店で見つけました。
『This little pig went to market!』
子供用のお風呂スポンジです。
とっても肌触りが良くて、しっかりしていますよ。
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先週はリーダー合宿でした。
今年は小6のh君と小5のmちゃんが参加しました。
二人とも昨年に続き2回目なので、ちょっぴり自信を持って2人で電車を2回乗り継いで行きました。
2日目の夕方、2人のお母さんの携帯から無事帰宅したというメールがありました。
mちゃんからは、「新しいソングを習ったから、今度のパーティーでみんなに教えます!!」というメールでした(^^)
そして、水曜日。
「I've Been Working on the Railroad」の、とっても複雑な踊り方を教えてくれました。
みんなも真剣に聞いてちゃんと踊れるようになりましたよ!
足の不自由なTのみが、ちょっと手抜きのダンスですが(~~;)
合宿には、モンゴル出身の方が来てくれて、モンゴルの話を聞かせてくれたり、民族衣装も見せてくれたそうです。
ラボセンターにある「馬頭琴」も、見せてもらったようです。
「とっても楽しかった!」との事。
来年はリーダーとして4年生を連れて行ってね。
さて、今日土曜日。
h君にソングを教えてもらいました。
その後見学のお友達が来てくれたので、難しいソングはちょっとお預け。
初めての家で中に入るのを渋っているm君に絵本~「あっぱれアスパラオ」川端誠作~を読んであげました。
絵本が大好きなようで、絵本を読み終えるとすっかり打ち解けてくれました。
小さいお友達4人だったので、みんなで「かぶ」をしました。
いつも土曜クラスは人数が少ないので、今日はみんなの表情がニコニコです!
h君は楽しいかぶになってくれました。
リーダー広場はむっちゃ楽しかったそうです。
来年は中学生。
中高大生広場にデビューです。
t君とyちゃんが4年生になります。
あすなろ広場やリーダー合宿に参加して、新しいお友達を作り、色んな経験をしてきてね。
今日見学のお友達が仲間になってくれると嬉しいね。
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先日、13日は母の日でしたね。
関西支部では毎年、5月の第2日曜日はリーダー合宿です。
小学4,5,6年生が参加するのですが、
昔々・・・我家の次男が参加していた頃、余分に渡した交通費の残りで帰りにカーネーションを1本買って帰ってくれました。
何年経っても、母の日になるとラボッ子をリーダー合宿に送り出すのと一緒に思い出します。
そんなこともあったけれど・・・今年の母の日には・・・何も無く・・・淡々と過ぎていきました・・・。
それが!!!
本日・ラボの時間に
「テューター、はい!!」
と、k君がカーネーションの花束をプレゼントしてくれたんです(^^)
感激!!!
と~っても嬉しくて、早速玄関に飾りました。
テューター冥利に尽きます(^^)
ありがとうね!
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昨日・今日と、この夏国際交流に参加するラボッ子の1泊ホームステイでした。
本番を前に、各地区の事前活動をしている仲間同士がペアーになって、それぞれの家にホームステイをします。
今までお付き合いの無い家庭にお泊りの予行演習。
受け入れるご家庭は夏に自分の子どもを受け入れてくださる交流先のホストファミリーの気持ちを一日だけ体験です。
その体験をシェアーする父母会が本日午後からありました。
相互ホームステイなので、それぞれお世話になりました・・・というご挨拶があちらでも、こちらでも(^^)
受け入れた感想をお一人ずつ簡単に話していただきました。
*自分の気持ちをはっきり言えていました。
*お手伝いを自分からしましょうと言ってきてくれて気持ちが良かった。
*やる気がしっかりあって、お茶を点ててくれました。
*自然体で、素語り・アルバム紹介も自分からいつしたらいいですかと聞いてきてくれた。
*にっこり挨拶ができて、1つ質問しても2,3の答えが帰って来ました。
などなど、楽しく過ごせた様子のラボッ子。
一方
*何を言ってもはっきり返事が返ってこなかったので、ちょっとしんぱいでした。
*おとなしいので、声を出すように声がけしました。
*自分からはしゃべらないけれど、聞いたことには答えてくれた。
・・・などと男の子はホームステイ先の方々に少しご苦労をかけたようでした。
一日でも、全くお付き合いの無かった子どもさんをホームステイさせることは、送り出す家族としてとてもいい経験になっています。
お話の中にも「自分の子どもがホームステイに行ったときのことを想像できました」と言うご感想もありました。
きっと、どんな準備が必要か、特に自分から行動できるか、お手伝いを自然に出来るか、素がたりや・アルバムの仕上がりも今のままでいいのか子どもさんの様子を振り返るいい機会だったと思います。
翌日に父母会をすることで、色んな方々の経験話をお聞きし、受け入れた一人のお子さんの様子だけではない、色んなラボっこの様子をシェアーでき、送り出す御父母には後2ヶ月をどのように過ごせばいいかのヒントがたくさんあったと思います。
残りの時間は、手作りの簡単なおみやげ作りをしました。
Oテューターが、ホームステイ先へのプレゼント以外に簡単なミニアルバムを持っていくと、ちょっと出かけるときにも便利ですよと、見本を持ってきてくれていました。
いつでも、自分から話題を作るきっかけになりますね。
しっかり準備して、いい経験をして来てね。
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今年も明日香資料館の「キトラ古墳壁画・玄武」見学にパーティーのお母さん達と行って来ました。
昨年は「白虎」。~NHKのインタビューに答えてニュースに出てしまいメールやら、電話やら・・・ありました。~
今年もやはり取材が来ていましたが、遠慮しました(~~;)
今年も、玄武に関する資料、中国や韓国そして日本の色んな玄武が紹介されています。
キトラ古墳の玄武の姿が一番ポピュラーなのかと思っていましたが、亀の姿、蛇の姿が色々な玄武図が紹介されていました。
日本では、薬師寺の仏像の台座・正倉院の収蔵物など・・。
亀がすっぽん?かなと思うようなのや、足が長くて犬?見たいと思うものまで・・・楽しいですよ!
年代と地域別に形を分類したものもあり、一緒に行ったお母様方と大いに盛り上がりました。
ラボッ子たちもきっと興味深く見ることが出来ると思いますよ。
こういう展示を見るたびに、古来から日本は中国・韓国との交流が蜜にされていたことを感じます。
今年は、同じ日に高松塚古墳の「明日香美人図」の運び出しが行われたので、そちらのニュースが大きく報道されていましたね。
雨風がとても激しい一日でしたが、1300年前のお墓をいじることに少し天が警告を発したのかな・・・と思う一日でした。
この特別展は5月27日(日)までです。
是非、お越しください。
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私達は、2月のお父さんお母さん広場の打ち上げ会!と言うことで、
見学後は串かつ屋さんでとってもおいしいお昼を頂きました。
来年は朱雀の見学会!!あるかな~?
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故郷徳島の友人と神戸で久しぶりの再会です。
彼女が高速バスで2時間、私も自宅から2時間と神戸がお互いに中間地点で日帰りコースと言うことで・・・と言っても、私は前日長男のアパートの泊めてもらったのですが(~~;)
高速バスの着く三宮で待ち合わせをし、異人館めぐりです。
何の下調べも無く、とにかく山の方に向かって歩き、途中で若い3人の警官に「異人館に行くにはこの道であっていますか?」と聞くと、丁寧に案内所があるところをおしえてくれました。
その案内所はオランダ・デンマーク・オーストリア館の3巻共通パスポートを販売している所でした。
おしゃべりが第一目的の私達です。
そのパスポートに沿って訪問することにしました。
まずは、
オランダ館です。
旧オランダ総領事邸。
重厚な家具や約200年前の足踏自動演奏ピアノ・シンガーミシンなどがありました。
洋館の門の上に門かぶりの松の木が植えられているのが、日本の中のオランダ!と言う感じでした。
次は
デンマーク館です。
こちらは旧ヨハン・フラウベルト邸後に建てられたデンマーク大使館講演のテーマ館です。
バイキングの歴史と、アンデルセンのコレクション・ビデオでのオーデンセの映像公開などがありました。
'05年のデンマークの旅を思い出しました。
その隣が
オーストリア館。
こちらはハプスブルク家・マリアテレジアの時代の展示とモーツアルトの紹介展示です。
ここの案内がすてきでした。
~オーストリアの人々はとても気さくで、道を尋ねられると何人かがこっちが近い、いやこちらだ・・・としばしば討論をはじめるが、どうか気長に彼らの話に付き合ってください。あなたのことを思っている気のいい人々なのです。片言の英語で通じます。オーストリア人は音楽が大好きですから、音楽を話題にするととても喜びます・・・~
よし!、オーストリアに行くときには音楽を話題に出来るよう準備して行こう(^^)
この3館のあと、北野天神にのぼり、
風見鶏の館を上から見物。
そして、おそ~い昼食タイム。
風見鶏の館の前を少し西に下った所にあった「鯨のアンディ」と言うお店です。
おいしいパスタセットとデザートで1時間半も過ごさせていただきました。
デザートは
クリームプリン。
表面をバーナーで焼き、少し覚まして表面が硬くなったら出来上がり!
カチンとキャンディ状になったカラメルをコンコンと割るとトローリとろけるクリームプリンが出てきます!とってもおいしい(^^)
おしゃべりと、ヨーロッパもどきツアーの楽しい一日でした。
昔々の学生時代は徳島と関西は船しかなく、日帰りなんて考えもできなかったのですが、便利になったものです。
これからもちょくちょく神戸で会おうねと約束をしてGood Bye!
*おまけの写真(本日の素敵なもの)*

流れ星と家並みが素敵な門扉です。
レストランの近くに咲いていたとっても匂いのいい花。
北野坂の道にあった道路プレート
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今年の連休は安近短と言うことで、本日車で10分ほどの安倍文殊院に出かけました。
この地に住んで31年になりますが、地元意識が薄く、子どもの受験の際にも祈願に訪れることも無く過ぎていました。
安倍文殊院略記によると、
~当山は西暦645年(大化元年)に「安倍一族」の本拠地の中心があったここ阿部の地に、大化改新新政府の左大臣(現在の内閣総理大臣)となった安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)公が安倍一族の氏寺(いわゆる現代の私立)「安倍寺」を建立したのが始まりである。・・・中略・・・安倍寺の地においては奈良時代に「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも」の万葉歌で有名な「安倍仲麻呂公」や平安時代には大陰陽師として有名な「安倍晴明公」がご出生されるなど、当地出身者には歴史上有名な人物の枚挙にいとまがない。~
なるほど、明日香の地のすぐ隣、大化改新の歴史がここにもあったのですね。
そして、今1360余年をへて、内閣総理大臣が安倍晋太郎氏となっています!
さて、駐車場から入るとまず、
①【金閣浮御堂】です。
7枚つづりのお札を頂いて左回りに御堂を回り7回お願い事を出来るとの事、早速お参りです。
受付けの方に、思わず「ひとつのお願いですか?」と、聞きました。
「毎回違うお願いをしてくださって良いんですよ。」との事。
「う~ん、あれも、これも、・・・よろしくお願いいたします!!」
その上今は、特別御開帳とのことで、堂内に入りご本尊の開運弁才天・厄除け守護神九曜星・方位守護の秘仏十二天御尊軸と安倍仲麻呂公像、安倍晴明公像も拝顔できました。
安倍仲麻呂公は、'04年の中国交流に参加したときに西安で歌碑のある地をバスで通りながら、思いを馳せた思い出があります。
安倍晴明公像のお顔はふっくらしていていましたよ。(映画陰陽師の野村萬斎氏のイメージとはちょっと違いました。お父様の万作氏のイメージでしたね。余談です)
浮御堂から見た②【本堂】です。
本堂には鎌倉時代・重文・快慶作の【本尊文殊師利菩薩像】(高さ7メートル・日本最大)があります。
騎獅像で、大きな獅子にまたがっています。
しっかりお願いしておきました。 「ぼけませんように・・・(--;)」
本尊の右前に【善財童子像】【同じく鎌倉時代・重文・快慶作】があります。
~その童顔を斜め右に振り返らせ無心に合掌しながら、軽快な足さばきで歩む姿の愛すべき童形で、文殊の知を求め得た法悦の状況を十二分に表現され、わが国童形彫刻中の第一位に推されている。~
と、説明にあるように、とてもかわいらしい表情としぐさで、一度見たら忘れられないほほえましいお姿です。
本堂拝観後にはお抹茶と落雁の御接待がありました。
その他に、③【稲荷堂】(金運の御利益)。
よろしくお願いいたします!!
④【白山堂】
~室町時代・重文・日本最古の縁結びの神様(伊邪那岐尊と伊邪那美尊の縁を取り持った神・全ての祖神といわれる白山比咩大神〈しらやまひめのおおかみ〉別名、菊理媛神〈くくりひめのかみ〉がまつられています。
「国生み」にでてくる、大神は【くくりひめのかみ】だったのですね!
3人の子ども達の良縁をしっかりお願いしてきました!
⑤【晴明堂】(展望台)
~日本における占いの開祖・安倍晴明天文観測の地。ここから、大和三山が一望できます~
写真の左上に畝傍山が小さく見えています。 木々に隠れて香具山と耳成山はちょっと無理でした。
二上山が霞がかって見えました。
この干支はパンジーで出来ています。
秋にはここにコスモスの迷路が出現します。
ここのご住職さんは「あすかロータリークラブ」の会員さんで、毎年私がお手伝いしている、8月末の「昔遊び大会」で、ご一緒するのですが、「コスモスの水遣りが大変です!」とおっしゃっていましたね。
今年は秋にも是非拝観させていただこう。
話がそれてしまいました。
さて、以上5箇所を回ると、厄除・知恵・金運・縁結・開運の御利益があるのです(^^)
そして、5個のスタンプを押して本堂に持っていくと、腕にはめる念誦をいただけます!
きれいなピンクの念誦を頂きました。
また、この地はさすが、明日香の時代からの寺院。
古墳も境内にあります。
【文殊院西古墳】(飛鳥時代・特別史跡)
~良質の花崗岩石を入念に加工し側壁も弓状態として壁面を調整、左右の石数を揃えている。殊に、玄室の天井は一枚石(約15㎡)であり、その巨大さには唖然とするばかりでなく、その中央を薄く削り挙げて窮隆状とし、出来上がった結果に対する深い注意を払っている手法等は心にくいばかりである。これらの点で古墳内部の美しさは日本一といわれている。また、この古墳は当山の創建者、安倍倉梯麻呂の古墳とつたえられており、玄室には「願かけ不動」がまつられている。~
【閼伽井(あかい)古墳(知恵の窟)】(飛鳥時代・建指定史蹟)
~西古墳より古く。羨道中程に昔から泉が湧き出ており「知恵の泉」と呼ばれる。この水を使うと書道が上達し知恵を賜うと伝えられている。~
*なんと、2時間ほどで、色んな御利益を頂いてしまいました。*
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そして、そのあと、同じくぼけ封じ祈願で知られいる【おふさ観音】にも寄りました。
バラの花で有名なので、そろそろかな?と思ったのですが、
少し早かったようです。
5月15日から【バラまつり】との案内がありました。
しかし、かわいい花が少しずつ開いていました。
ここは、夏には【風鈴まつり】があって、'04年にF君宅でホームステイをしたカールをつれて来ました。
風鈴も圧巻でした。
裏に日本庭園があって、無料公開しています。
これは、【亀の池】です。
昔、亀の背中に乗って観音様が表れたので、その地にお堂が建てられたのが始まりだそうです。
なんと、30年前までは、亀の背中に白のペンキで自分の治してほしいところ「肩こり」「腰痛」「腹痛」・・・などと書いて放していたのだそうです。
知らない人が「あの亀、肩こりなんかいな!」「こっちの亀は腹痛やて!」なんて事があったとか(^^;)
もちろん今ではペンキを塗ることは禁止です。
一日で2箇所も「ぼけ封じ」の祈願をしたので、しばらくは大丈夫でしょうか??
約4時間のお寺周りでしたが、最後までお読みくださってありがとうございます。
お読みくださった方にも御利益がありますように。
連休最後の一日を快適にお過ごしください(^^)
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先月16日に大丸梅田店で開催中の「日本絵本の世界展~その誕生から現代人気作家まで~に行きました。・・・その頃多忙で報告が遅くなりました・・・
いかがですか?
ラボの『不思議の国のアリス』がメインのポスターでした。
チケットの裏には、
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子供たちには、夢のあるお話を。
大人たちには、一冊の癒しを・・・。
日本の絵本は、いまやアートとしても成熟し、
日本は絵本先進国のひとつとなりました。
本展は、日本の絵本の歴史を時代別に紹介します。
初公開の貴重な明治・大正期の児童文学の資料、約200冊の絵本、
現代の人気作家の原画約120点で絵本の歩みをたどります。
忙しい今の時代にこそ、スローな絵本を。
イキイキとした絵に導かれ、時代を歩む。
読み聞かしてもらうように、コトバに耳を傾ける。
絵本の時間を、ゆっくりとお楽しみください。
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さて、貴重な絵本がたくさん展示されていました。
明治期にちりめん本という、日本昔話の英訳の絵本があったことをしりました。
絵は、浮世絵画家で、訳者は小泉八雲、ヘボン・チェンバレなど。
好評で、仏訳・独訳・スペイン語訳なども出版されたそうです。
また、以前がのさんが詳しく紹介されていた、〈赤本〉の舌きりすずめや桃太郎なども展示されていました。
私が最初に絵本と言うものを知った「岩波子どもの本」も展示されていました。
徳島の田舎に住む姪(私)に大阪に住む叔父が、岩波子どもの本シリーズの『山のクリスマス』をクリスマスのプレゼントに送ってきてくれたのです。
その絵本で、大きなカウベルと言うものに驚き、私は日本とは違う国の子ども達の生活に思いを馳せました。
大人になって、カリジェの描いた大きさの絵本に出会いました。
子どものときに出会った小さな版の『山のクリスマス』でも、私にとっては、強烈な印象でした、が、最初に元の絵本を見ていたらどんなにワクワクしただろう・・・とも思いました。
今、スリランカで絵本作家を育てるお手伝いをしていますが、
今回の絵本展を見ながら、スリランカでスリランカの人たちの手によって「スリランカの絵本展~00期から現代まで~」と言う日が来るのはいつだろう?
今は、どの時期だろう?
昨年現地に行かれた会員の報告によると、昔話絵本がたくさんの画家の手で出版されてきているとの事。
着実に絵本の文化が根付いてきている実感があります。
私の幼いときのように、スリランカの子共たちも絵本からたくさんのワクワクドキドキを体験してくれると嬉しいな~
と、こんなことを思いながらこの絵本展を楽しみました。
山本容子さんの『不思議の国のアリス』の原画は3点展示されていました。
ステキですねえ(^^)
ショップでは日本語版を販売していましたよ。
残念ながら大阪での会期が終了してしまいました。
今は、岡山県立美術館で5月20日まで開催中です。
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是非見たいと思っていた『バベル』を見た。
気分は悪くはならなかった。
重いメッセージがあった。
狩猟民族と稲作民族の違いを感じた。
外国で事件に巻き込まれたら、どう対処するか人間模様を複雑に見た。
メキシコ・モロッコ・日本・・・世界の目から見た姿は・・・
この映画に描かれていた日本は私にとっては異文化だった。
東京が日本・・・!!!???
日本のある一部を象徴的に描いているのだろう。
そういうことは、メキシコもモロッコもある一部が描かれているのか・・・。
ある国をひとつの見方で見る危険性を感じた。
同じ地球上に住み、それぞれに一生懸命生きているのに、思いが通じない。
言葉だけではない、歯車がかみ合わないもどかしさ。
『バベル』
象徴的なタイトルだと思った。
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2007年3月18日、私の所属する「スリランカの教育を支援する会」の会員の畑佳孝さんが30歳の若さでこの世を去りました。
美術の勉強をし、絵本作家志望の心優しい青年でした。2003年11月の「第3回絵本ワークショップ」スタッフとして私も一緒にスリランカに同行しました。
現地の幼稚園の先生や子ども達に、びゅんびゅんゴマの作り方を教え、『びゅんびゅんゴマが回ったら』の校長先生のように、両手両足を使って回して見せてくれました。
帰国後、病気を抱えていたことがわかり、手術を受けました。
車椅子の生活となりましたが、絵本コンクールの審査会には勢力的に参加してくれ、一緒に電車を乗り継いで新大阪までも出かけました。
第一回絵本コンクール優秀作品『たこ』を出版に向け指導してくださった森達夫講師のコメントをページ毎に書き留め、作者への分かりやすい指示書を作ってくれたのが彼でした。
何度かのやり取りの後『たこ』はスリランカで出版することが出来ました。
作者のプリヤンカさんはこれをてこに第二作目『かかし』を制作され、この作品は今秋、福音館書店の「こどものとも」(5才~6才向き)9月号に『かかしのひみつ』として、出版が決定されています。
この間、彼自身は厳しい闘病生活を送っておられたのですが、プリヤンカさんの二作目をお見せできないまま逝ってしまわれました。
一人のスリランカ人絵本作家を育てることに貢献してくださったのです。
彼は子どもが大好きで、私が所属するもうひとつのグループ「ひまわりぶんこ」にも、車椅子でやってきて、子どもたちの相手をしてくれました。
色んな形のシャボン玉を作ってみせてくれて、子どもはもちろん、お母さん方にも人気者でした。
4年間の闘病生活中、いつお会いしても前向きで、苦しい治療にも耐え、2004年の同じ時期に入院生活を送った私の事を案じてくれるのでした。
彼の絵は優しくて見る人の心をほっとさせてくれます。
昨年の年賀状に彼の強く優しい気持ちがこんな言葉で送られてきました。
「いつまでも」
あくしゅをありがとう
勇気と元気と優しい気持ちを
ありがとう
家族の手
葉っぱの手
みんなの手
心の手
あくしゅをありがとう
安心をありがとう
僕はいきるよ
大好きなみんなが住む
地球と一緒になる
その日まで
2007年3月18日
大好きなみんなが住む地球と一緒になられました。
ご冥福をお祈りいたします。
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