サービス
アメリカで多いのが「働かない店員さん」。いや、働いているんだけれど、うーーん「お客様第一」じゃ無いんですよね。お客が並んでいるのに、電話で話しているレジの女の子、レジを打とうと商品は持ったけれど、他の店員と話し始めるおばさん、店員はいるのに開かないカウンターなど...。腹が立つことはよくあります。アメリカ人もたまに怒ってます。でも、こういうのが良くあるのは、ドラッグ・ストアーなどの安売り店です。高級店では殆どありません。
どうしてなんだろう?と考えました。それはきっと彼らは「チップをもらう職業」じゃないからです。ご存じの通りレストランのウェイターや、ホテルのベルボーイ、タクシーの運転手にはチップを払います。サービスしてもらった度合いによって、チップの金額も変わってきます。そう、基本的にアメリカではお金を払わないとサービスしてもらえないんです。アメリカでの時給は、一般的に日本よりも遙かに安いです。ただ、大変な仕事(サービスをしなくてはいけない仕事)の人はチップがもらえるので、それで稼いでいるんだそう。また、高級ブティックなどはコミッション制(基本給はあまり高くなく自分が売った分だけお給料にプラスされる)をとっている所が多いのできちんとサービスしてくれているようです。
日本人はチップ払わなくてもサービスしてくれるのに...。たまに日本のファミリーレストランで「こんなにサービスしているのにチップもらえないなんてかわいそう...」と店員さんに同情する私でした。
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