人との距離
海外で一番ひったくりに狙われるのは、日本人だとよく言われます。日本人旅行者は、比較的お金を持っていることも理由の一つだと思いますが、私は、絶対「日本人の、人との距離の取り方」が理由だと思っています。
アメリカに住み始めてからまだそんなに経っていませんが、日本に帰って怖いことの一つに「人との距離」があります。日本人の「人との距離の取り方」って近すぎるんです。信号待ちとかしていると、気が付くと後ろに人が立ってたりして「この人、私のこと襲う気??」って思ってしまいます。人混みでも、あまり人をよけようとせず、つっこんできますよね。電車でも、ホームでも、人混みの中はホントに怖いです。アメリカでは、人にぶつかったりぶつかりそうになったら声をかけるし、知らない人にあんなに
近づいたりしません。もっと、周りの人の動きを気にして動いています。
日本人は、知らない人が近くに来ることに慣れすぎていると思うんです。だから、海外ではとっても不注意な狙いやすいターゲットになるんだと思います。周りの人の動きを気にしていなかったり、知らない人が近づいてきても平気だったりしたらスリや強盗も近づきやすいですからね。アメリカに旅行に来ている日本人を見て、たまに「あーーー、危ない危ない!!」って思います。海外に出るときは、「人との距離の取り方」を注意した方が良いと思います。日本はホントに安全な国です。
余談ですが、以前旦那と日本に帰った時、ある駅でおばさんと若い女の子が違う方向から歩いてきて正面衝突しているのを旦那と目撃しました。私たち「おーーーっっっ」って声をあげてしまうくらい結構な勢いで衝突したのに、その二人は振り返ってお互いの顔を見ただけで無言で歩き去りました。「え???あれって、ありだっけ???謝らなくていいんだっけ?」と旦那と不思議がり、大笑いしました。なんか、怖いですよねぇ。
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