キング牧師誕生日

1960年代のアメリカ公民権運動、アフリカ系アメリカ人最大の指導者マーチン・ルーサー・キングJr.牧師の生誕を記念した祝日です。実際の誕生日は1月15日ですが、1月の第三週の月曜日が祝日として定められています。この日は公共機関、学校、銀行などはお休みの所が多いですが、普通会社は休みにはならない祝日です。

キング牧師は1929年1月15日ジョージア州アトランタに生まれました。黒人は南部地方では（ジョージア州は南部地方）奴隷として扱われていた歴史もあり、黒人と白人の差別はひどいものでした。バスの座席やトイレなども黒人用と白人用にわかれていたりしたそうです。そんな中、キング牧師は非暴力で、すべての人種の平等を訴えた人です。1964年にノーベル平和賞を受賞しましたが、1968年4月4日にメンフィスで暗殺され、39歳の短い生涯を終えました。

非暴力であらゆる人達の公民権獲得に努力したことで、偉大なアメリカ人の一人とされており、暗殺以降彼の誕生日には記念式典が行われていました。そして、1986年に全国的な祝日に制定されました。現在でもこの日に、記念式典などが行われています。「私には夢がある」"I have a dream"を始め有名な演説がたくさんあり、下記の参考サイトでも演説を聞くことができます。

参考：The Martin Luther King, Jr. Papers Project at Stanford University

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