マルディグラ
Mardi Graはキリスト教の悔悟の時期である受難節の前日で、フランス語で「太った火曜日」という意味だそうです。宗教的には、イースター前の断食に入る前に、たくさん飲み食いをしておこうということから始まったお祭りです。そこに、アフリカ系移民のお祭り、インディアンの儀式などが混ざり、今のパレードを中心にしたお祭りになりました。
ルイジアナ州ニューオリンズでは以前フランス植民地だったせいもあり、盛大なお祭りがあることで有名です。パレードでは、色んな飾り付けをした山車や有名人の乗った車がメインストリートを行進します。山車や車からは、マルディグラカラー(紫、緑、金色)のビーズの首飾りやコイン等色々な物が道路沿いの観客に投げられます。ビーズを沢山キャッチすると幸福になると言われています。ちなみに、マルディグラカラーの意味は、紫は正義、緑は忠誠、金色は権力の象徴なのだそうです。
あと、なぜだかは知りませんが裸で踊っていたりする人も結構いるらしくて、無礼講的なお祭りになっているようです。
普通、パレードのない地域やキリスト教信者でない人にとっては、あまり関係のないお祭りです。お店やおもちゃやさんなどに、マルディグラカラーのビーズの首飾りや、パレードの人形などが置かれていることもありますが....。一時期は「マルディグラをお祝いするのが格好良い」と思われていた時期もあるようです。
写真などは下記のサイトに掲載されていますので、ご参考までに。
参考:Mardi Gras.com
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