幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ゲストティーチャー!!~中学の道徳の時間~ 02月15日 (月)
福祉ボランティアの実践者(?)として、市内の中学一年のクラスへ「絵本の読み聞かせボランティア」のゲストティーチャーとして2時間の授業に参加して来ました。

私達の文庫連絡会が、市のボランティア団体として登録しているので、そちらからの依頼でした。

今まで絵本の読み聞かせや、お話、人形劇などを幼稚園や小学校で、上演する事はありましたが、ボランティアのゲストティーチャーとしての依頼は初めてです。

2時間の授業が意義ある物になるように、担当の先生との打ち合わせ、参加する文庫のメンバーとの打ち合わせ、使用する絵本の選定と、この3週間色々悩みながら今日を迎えました。

5クラスのうち、2クラスは手話、他は点字、絵本作り、そして絵本の読み聞かせということでした。

手話や点字のように、積極的に人のお役に立っているという意識が無いので、ボランティアとしての話をどのように組み立てるか、ずいぶん考えました。

しかし、この機会に何も無い田舎に育った私に都会に住む伯父さんが送ってくれた絵本で外国への興味を持ったこと。楽しいお話をよくしてくれた又別の親戚のおじさん、子どもたちを集めて夏休みに幻燈をしてくれた母の実家の前のおじさんのこと。母校の小学校に立派な図書館を寄付してくれた町の製糸工場経営者の方のことを、久しぶりに鮮明に思い出し、私の子ども時代はなんと素敵な大人たちに囲まれていたことかと、自分自身の幸せをかみ締めました。

そんな私の経験を入れながら、現在私達が地域の子どもたちや、ブックスタートボランティアとして、絵本の楽しさを紹介していることなどを話しました。中学生なので、世界にも目を向けるきっかけになればいいかなと思って、スリランカでの幼稚園や、幼稚園の先生に向けて実施した絵本の読み聞かせワークショップについても紹介しました。

どの活動も、自分の周りの人々を心地よくしたいという思いでやっていること、そして仲間がいてその活動が成り立っていることを話しました。(つもりです・・・どれだけきっちり話せたかなあ~?)

一つのクラスで話をするので、全員が絵本や読書に興味があるわけではないと思いますが、心のどこかに残ってくれたら良いなあと思いました。

2時間目は、7人ずつ5つのグループに分かれて一人ずつ絵本の読み聞かせの実践です。(1時間目に読み聞かせのやり方も紹介しました・・・『どろんこはハリー』を使って)

私のグループはおとなしい子たちが多くて、準備した9作品の中から自分の読む本を選ぶのもなかなかでしたが、それぞれ照れたり、堂々とした読みっぷりだったりで頑張ってくれました。

時間の都合で一人5分以内で読めそうな絵本を用意したので、とても短い作品もありました。あまり簡単なのには中学生は照れていましたが、「短い作品ほど、ページをめくるタイミングや読み方が難しいよ」と言ってあげると最後には納得してくれました。

絵本を読んでもらうことなど無くなっているだろう中学生達は、最初は読み聞かせ自体にもしぶしぶだったのですが、みんなが選ばなかった『おじいちゃんのごくらくごくらく』を私が読むと集中して聞いてくれました。
その後、本当は感想文タイムの予定だった時間も先生の許可を得てグループの時間にしていただけたので、「もう一冊読もうか」と言うと、待ってましたという顔をしてくれて『はじめてのおつかい』を楽しんでくれました。

中学校の道徳の時間を有意義に運営するにはと、色々考えましたが、絵本を読んでもらうことが、一番彼らの心を開放して心地よい時間になったかなあと思いました。

今度は、ゲストティーチャーなどと言う大げさな肩書きではなく、絵本を読んでくれたり、紹介してくれる大人として彼らに会えたらなと思います。
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