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おやつはソーシャル |
10月05日 (金) |
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ラボの後におやつを出す。正直、おやつで釣るときもあるが、本当の目的は異文化交流。
子どもにとって、よそのうちで出される食べ物こそ、異文化。
ふだん自分のすきなものを食べているだろうが、よそのうちでは選べない。
量も、すきなだけとはいかない。
協力して、お行儀よくして、しかもありがとうという気持ちを期待される。
それは、将来の国際交流での態度、気持ちを育てている(つもり)
全員、敷物の上にすわる。こぼしても垂らしても大丈夫。
みんな、入れてあげなきゃ。狭いので正座になる。
おやつの前に、歌を歌わないといけないし。
お茶のカップをしっかり持たせて、ひとりずつ麦茶をつぐ。量は1センチくらい。
すぐ飲みほして、May have some more? と催促してくる。
Would you like some more? と問えば、Yes, please. と言わなければならない。
Please と Thank you はだいじな言葉だね。
略奪? と思えるような食べ方をする小学生に本気で向かっている自分に苦笑。
すべてのしつけは、食べ方のしつけから。
この間の水曜小学生クラスでは、午前中のプレイルームで出したはちみつクッキーの残りをだした。
当然、あっという間になくなった。
「せんせい、これ、もうないの?」とKaedeちゃん。意外にしずかな聞き方だった。
そうだね、もうちょっとあるとよかったね。
そう言うと、Kaedeちゃんがにこっと笑った。
その笑顔で、なぜかすべて許す(?)気になれる。
おやつで、人と人との交流の気持ちを育てているとやっぱり思う。
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Re:おやつはソーシャル(10月05日)
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オードリーさん (2012年10月12日 01時41分)
カトリーヌさんへ
これってすごい!
大事なことをとても楽しそうにできますね~
特別なことではない気がするけれど、my partyの子たちもなかなか言え
ないな~と感じる時があります。
当たり前のことをきちんと言えるようにするのも国際交流へ送り出す側
には必要なことですよね。
大切なことを教えてくださってありがとうございました!
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