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地元の00新聞の依頼で『絵本の窓』のコーナーに絵本紹介の記事を書きました。7月11日掲載分で昨日掲載誌が届きました。季節的にスリランカのお話『かさどろぼう』シビル・ウエッタシンハ作を紹介したかったのですが、現在絶版になっているので、この『アイウエ王とカキクケ公』を紹介しました。たくさんある素晴らしい絵本の中から1冊を紹介と言うのは選ぶのが大変です(~~;)特に新聞のコーナーとなると、誰に向かって紹介するのか??でも、このお話は大人も子供も楽しめると思って紹介しました。
~~「いろはにほへと」と言えば「色は匂(にほ)えど・・・」と意味のある言葉になっていますね。では、「あいうえお」が意味のある言葉になると・・・それがこの「アイウエ王とカキクケ公」です。原案は、大正末期に発表された武井武雄作「アイウエ王物語」です。その童話をもとに、三三芳悌吉氏が、自身の子供時代の活動写真館での思い出と共に絵本にされました。
絵はフランスのバイユーにあるノルマン征服を描いた刺繍「タペストリー絵物語」などを参考に、中世ヨーロッパの風俗背景が忠実に描かれています。お話はアイウエ王国をカキクケ公国が占領し、アイウエ王国の人々が力を合わせて戦うというのもですが、最後のワイウエヲまでが、ストーリーにぴったりの言葉遊びになっています。
丁寧に描かれた絵と楽しい言葉遊びに、ワクワクしながらページをめくりたくなります。是非声に出して読んでくださいね。~~
いかがでしょうか?手にとって読んでみようと思ってくださいますか?
新聞には絵本の表紙も紹介されているのでもっとインパクトがあるのですが・・・
この記事を書くにあたり、バイユーのタペストリー絵物語??が解らず、図書館やインターネットで調べました。バイユーがフランスの都市の名前であり、刺繍の技法の名前にもなっていることが図書館の刺繍の本で解りました。
タペストリーに関してはインターネットで、詳しく紹介して下さっている方があり、フランスへの興味も湧きました(^0^)
素晴らしい絵本(作家の努力)は私達に色んな事を気づかせ、楽しませてくれます。
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昨日は関西支部テューターの会の特別企画で午前:CAPワークショップ。午後:いっしゅうはるあきら氏の宮沢賢治作品11弦ギター弾き語り&トーク。と言う豪華な一日でした。
CAPのワークショップは初めて受けました。
★~してはいけません:は子供の行動を規制し、子供にとっての正しい知識が伝わらない、間違った知識(間違った恐怖のイメージ)が伝わりやすい。暴力を受けた時に自分が悪いと罪悪感を抱く。
★あなたは~する事が出来る:子供の内なる力の活性→人権意識をはぐくむ→自分の尊さに気づく→他の人も大切と気づく→暴力の加害者にならない。
★困った時に誰かに相談するのは、『ちくる』のではないことをわからせてあげる。
★暴力を受けると→①恐怖・不安で安心を奪われる→②無力感でいっぱいになる(自分が内面の力を信じられない)→③自分の行動をコントロールできない(自由がなくなる)→④人権意識が低くなる(わたしのせい、わたしがだめだから・・・)→⑤人に伝えられない→⑥大人から見て問題行動をすることもある(これは自分に向いて!の信号)
★心の傷の応急手当:話を聞くよと向き合う
聴く(おおきな耳で14の心で聴く)
聴いた後で:①話してくれてありがとう(私を選んでくれてありがと う)②あなたの事を信じてるよ ③あなたが悪いんじゃないよ
★人と向き合う時の安全な距離→伸ばした腕2本分
★逃げる時の特別な声→おなかに力を入れてあ~・わ~・お~
ラボッ子とも練習してみます。
午後のいっしゅうさんのコンサートは、11弦ギターが津軽三味線のように鳴ったり、ご一緒に『星めぐりの歌』を歌ったり・・・『ざしきぼっこ』の語りは場面が浮かぶようでした。最後の『雨にも負けず』は賢治がとつとつと語っているようで、賢治の思いが体の中から湧いてくるようでした。言葉を大事に物語を語る・・・ラボッ子にも聞かせたいライブでした。
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今年夏国際交流ホームステイに参加するayakaちゃんのホストが先日決まりました。オハイオ州のSmith家です。4人家族なのですが、資料についていた写真にはおそろいのTシャツを着た人たちが大人子供合わせて15人!!おじさんやおばさんにいとこ??かしら・・・。お母さんはピアノの先生、みんな楽器演奏が好きな音楽一家のようです。楽しいホームステイが出来そうですね。出発は24日です。あと少し、しっかり準備をしましょうね。
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ワールドカップも日本が早々に終わってしまって残念でしたが、今回の8強は妥当なチームで、見ごたえがありそうですね。でも、時間的に辛いです(~~;) ダイジェストを見ることにします! 日本が終わっちゃって、消化不良だったので、立て続けに2本映画を見に行きました。『ダ・ビンチコード』と『バルトの楽園』・・『ダ・ビンチコード』は原作を読んでいないのでどうしようかなと思ったのですが、TVの特番で色々特集されていたので、ストーリーは良く分かりました。ジャン・レノがルーブル美術館の前のピラミッド型のオブジェを『パリ(フランス?)の恥だ』と吐き捨てるように言ったのが印象的でしたね。本当に違和感がありますね~。内容に関しては皆さん色々ご意見があると思うので・・・。
『バルトの楽園』は私の故郷徳島の話なので是非見たいと思っていました。最後の場面で日本で始めて演奏されるベートーベンの第九はカラヤン指揮ベルリンフィルの演奏が流れるとの事なので、これは劇場で見なくてはと思ったのです。・・・でも、演奏は素朴な演奏を聴きたかった・・・そこからだんだんカラヤンの演奏に変わっていくのだったら納得できたけれど、映像と音響のギャップが・・・。 でも、年末の第九の合唱に一度は参加してみたいな~と思いましたね。いつ叶うかな?それと、内容は素敵です。是非見てください。
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今高学年グループは7月のパーティー内発表に向けて『ひまらやの笛』に取り組んでいます。私の大好きなお話です。1昨年のテューター研修でも発表、わたしがこのお話に関わるのは5度目です(^0^)・・・今日TV番組欄に『ネパール貧困に苦しむ子供達がマジックで笑顔』と言う案内を見つけ何気なく見ていました。するとなんと、マジックをネパールの子供たちに見せてやって欲しいと番組に手紙を書いた方は日本人でずっとネパールの不毛の土地に作物を育てる技術を指導し、長年ネパールの方々のために働いてこられた方でした。長いおひげのおじいさんで、岩だらけのごつごつした土地に花や木をもたらしたのです(^^)まるでお話が現実になったようで驚きでした。お名前もちゃんと出ていたのに番組の内容に夢中で忘れてしまいました。もしご覧になっていて、おぼえていらっしゃる方教えてくださいね。訪れた小学校で、子供たちに『将来の夢は?』と聞くと誰もその質問に答えられない・・・その土地で生きていく事以外に夢も希望も無い・・・ラモルとブリンジャマティの会話そのものです・・・日本の若者が恵まれすぎて、夢も希望も持たないのとは次元が違う・・・世界には本当に様々な立場の子供達がいることをみんなにも知って欲しいです。
ところで、マジックは世界共通のコミュニケーション手段のようです。先日、リヤカーで世界一周をした方が、始めての土地で現地の方と仲良くなる一番の方法はマジックだと仰っていました。言葉が分からなくても、自分に興味を持ってもらえて、驚きから笑いへと最高のコミュニュケーション手段なんですって!ラボッ子も国際交流に1つ覚えて行ってはどうでしょう(^0^)
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今年の夏に北米ホームステイ参加者の壮行会でした。阿部Pからはayakaちゃんが参加です。素語りには『はらぺこ青虫』のとっても可愛い紙芝居を作って見せてくれました。青虫の食べるものをみ~んなフエルトで作ってあり、食べていくと無くなっていきます。最後は旨くおおきなあおむし、さなぎになって綺麗なちょうちょに変身(^0^)。きっとホストファミリーやお友だちに喜んでもらえるでしょうね。色んな所で実演してきて欲しいです!送り出す御父母からラボッ子にメッセージを伝えるプログラムがあるのですが、お母様がお仕事のため欠席だったので私が代読させていただきました。他の方の心のこもったメッセージや私自身が親として参加した時のこと・・・そして彼女のお母様の暖かいメッセージに思わず胸が詰まってしまいました。
奈良地域では小学4,5,6年生が壮行会に激励発表をします。自分達の2,3年後を少しでも意識できるようにず~と続いています。今年は30人ほどの参加でしたが、阿部パーティからは6人参加でした。残念ながらそのうちの2人は当日に別の用が入り発表には出られませんでしたが、4人は元気に発表できました。『雨にも負けず』と『The family』です。サブリーダーに選ばれた小5のh君は英語を完璧にがんばっておおきな声でみんなを引っ張っていました(^0^)。リーダーのcちゃんもまるでシニアのように女の子達に慕われて、リーダーとしての責任をしっかり果たしていました。小4のk君は昨日3時間練習したよ!と言ってたのでさすが、元気に発表できていました(^0^)小4のmちゃんは朝から元気に頑張っていたのに、開始直後熱が出てきてとても苦しそうでした。でも、何とか頑張って発表には参加してくれました。一番に全部覚えていたのは彼女です(^0^)ちょうど、mちゃんのお母様は発表を見に来てくれていたので、出番終了後つれて帰ってもらいました。お母様は国際交流参加者の個人発表やアルバムも見てくださいました。みんなの工夫に関心しておられました。また、御父母からのメッセージも興味深かったようで、素敵な場面ですね、特にお父様がメッセージを伝えられるのが良かったと仰っていました。あっさり『頑張っていって来い!!』と言う気持ちがこもっていて・・・と。中学生や高校生になってなかなかお父さんやお母さんからお手紙を貰うことが無いと思いますが、きっとみんな大事な宝物になると思いますね(^0^)
壮行会は参加者とそのご父母向けのようですが、是非是非これから国際交流を控えているラボッ子や御父母にも参加していただいて、ラボの事前活動の素晴らしい所を体験していただきたいですね。来年はあすなろ参加者のお母様お父様も、是非見に来てくださいね(^0^)
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2004年絵本コンクールの優秀作が今年5月にやっと出版の運びとなりました。私の手元にも届きました。ご覧下さい(^0^)
左上が『アンダレー』ヴィジタ・ヤーパ再話 キンスリー・グナティラカ絵 スリランカの昔話~宮廷道化師のアンダレーが王様の難問にとんちで答える楽しいお話です。~キンスリー氏は2002年第13回野間絵本原画コンクールの入賞者で、コロンボの美術大学教員です。
右上は『どん たかどん』ジャーナカ・ティラカラトゥネ再話・絵 プラサンサ・カルコーッテゲ文 スリランカの昔話~おかみさんの病気を悪魔祓いの人たちが、どん たかどん どん たかどんと太鼓をたたいてお払いをしていると・・・~ジャーナカ氏は美術大学を卒業して、広告会社に勤務。 プラサンサさんは私たちのパートナーで、2003年3月~8月に大阪児童文学館で客員研究員として絵本の翻訳について研究。
下段は『おおきなかぶ』(ロシア民話 内田莉沙子訳 佐藤忠良画 福音館書店)シンハラ語訳 プラサンサ・カルコーッテゲ
上の2冊がスリランカ人絵本作家の手によるオリジナル絵本です。
今回も福音館書店のご協力を得て指導していただき出版にいたりました。『おおきなかぶ』はシンハラ語に翻訳出版されました。幼稚園での読み聞かせやごっこ遊びにきっと大活躍する事でしょう。
*一口1000円の募金にご協力ください*
これら3冊の絵本もスリランカの幼稚園への募金に入れさせていただきます。一口1000円でいずれかご希望の絵本を1冊ご自分の手元に置き、そして現地の幼稚園に3冊の本を寄贈する事が出来ます。
今回『アンダレー』は英語版も出版いたしました。『アンダレー』英語版(日本語訳を別紙で添付)に関しては、ただいま10冊ほど在庫があります。シンハラ語版は在庫切れです。『どん たかどん』はシンハラ語ですが、同じく日本語訳も別紙で添付しています。『おおきなかぶ』はシンハラ語です。『ぐりとぐら』シンハラ語版もまだ少し在庫があります。ご希望の方は左側のメールを送るをクリックして私にご連絡くださいね。ご協力お待ちしています。
*お知らせ*
スリランカカレー作りと2006年5月スリランカワークショップのご案内
6月18日(日)畝傍地区公民館(橿原市見瀬町202-1)Tel0744-27-7103
①10:00~13:00 スリランカ・カリー講習と食事
②12:00~13:30 カリー食事と報告会
③13:00~13:30 報告会
参加料:①②は実費600円をいただきます。③は無料
その他:3種類のカリーを作ります。①の参加者はエプロン・三角巾等を 持ってきてください。
申し込み:メールを送るをクリックしてお願いします。
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今日の番組見ましたか?スロベニアでしたね。OGのkちゃんのスタンレーが訪問した国です。素敵な絵はがきにスロベニアの位置とアルプスやアドリア海を書き込んでくれていましたね。阿部パーティーのラボッ子には始めて知る国でしたが、スタンレーのお陰で少し身近になっていましたね。今日の番組でも本当に北にはアルプス、南にはアドリア海、実際に映像で見て自然がいっぱい、益々素敵な国だな~とワクワクしました。鍾乳洞が素晴らしかったですね(^0^)。ベルヌの地底旅行を思わせたり、指輪物語の場面で見たようなところもあったりして・・・。また、ロッククライミングが盛んでほとんどの小学校にクライミングウオールがあるとか・・・。スタンレーのお陰で知った国ですが、いつかは訪問したい国ですね。
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唐招提寺の開祖鑑真和尚坐像が、6月5日~7日のみ開扉されるので、本日拝観に行きました。昨年夏中国の張弛さんを案内した時、お寺の方からその期間のみ東山魁夷の障壁画『涛声』も同時に見る事が出来ると聞いていたので、今年は是非行きたいと思っていました。障壁画は11日まで拝観できるようです。鑑真和尚坐像を中心に和尚が5度も阻まれ、それにもめげずに渡って来た日本海の荒波がふすま一面に描かれています。和尚の苦難と志の高さが迫力を持って迫ってきます。日頃の自分の不甲斐ない生活を省みて鑑真和尚の前にただただ静に頭を垂れるのみでした。
障壁画は他に、鑑真和尚の故郷を描いた『黄山暁雲』『桂林月宵』もあります。これらの絵は昭和50年、55年に描かれたとの事、奈良に住んでいたけれども子育てに忙しく、ゆっくり寺社めぐり・・・に思いが行かないころで、その間何度も唐招提寺には来ていますが、期間限定のものを調べて行くほどの心の余裕も無く、やっと拝観する事が出来ました。
今回の拝観は旧友と出かけました。先日『キトラ古墳の白虎』のインタビューニュースを見てくれた友人が、その翌日電話をくれて久しぶりに連絡を取り合い今日のお出かけとなりました。白虎のお陰で楽しみ2倍の奈良を楽しむ一日でした。
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支部中高大生の集いに、国内交流委員として参加しました。約70名の中高大生がラボセンターに集合して、午前中は4グループに分かれて自己紹介のゲームやソング、ラボライブラリーの一部を動いて、何の話か当てるゲームなど・・・始めて参加した子達もだんだん仲良くなっていく様子を見せてもらいました。午前の最後は、『はだかのダルシン』を実行委員でスタンツをやってくれました。21日の実行委員会から仕上げたものなのに、しっかりお話たどりが出来ていて参加者のみんなの心をぐっとひきつけていました。午後からは、いよいよ4グループで、テーマ活動の友スクリプトを元に別々の場面をテーマ活動です。30分ほど話し合ってみんなに見せるのですが、初めて取り組むお話とは思えないような、どのグループもなかなか素敵なテーマ活動に仕上がっていました。次は中学生、高校生、大学生に分かれて残りの3場面をテーマ活動に取り組みます。私は中学生のグループのすぐ近くで見ていたのですが、男女4人づつの8人の中学生、最初しばらくはみんなスクリプトを手に持ってしばらく沈黙でしたが、そのうちに男の子グループ、女の子グループに分かれて話し合いが始まり、つぃにはみんなで協力して形が出来上がって行きました。そして素敵なテーマ活動になっていました。高校生は30人以上いたのですが、その大人数でもそれなりに話し合いが進んで行き、なかなかのものでした。そして、大学生グループ、こちらはさすが、スクリプトを読みながらでも全員英日でのテーマ活動に仕上がっていました。まだCDを聞いていないのでそれぞれのイメージでの声や、表現ですが、このお話がこの年代の子供たちがきっと大好きな内容なのでみんな生き生きと表現できていたように思います。今日の始まりに、参加者に原作を読んだ人は?と尋ねたのですが5,6人でした。でも、今日の経験できっとみんな『はだかのダルシン』が身近になり、早く手元に置いて、パーティーでテーマ活動をしてみたくなった事でしょう!!私も益々ワクワクしてきました(^0^) 今日の集いは、初めて集まった子供たちが、自己紹介のゲームから、ソング、グループでの話し合いでチームワークを構築していく、そして最後には仲間と協力して始めてのお話をテーマ活動に仕上げていく・・・とても素敵なプログラムだったと思います。マイパーティーから参加者が1人だったのが残念ですが、これからも色んな活動に積極的に参加していきましょうね!!
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