Re:「明日香学」第五回~明日香(飛鳥)と万葉(1)~(11月10日) [ 関連の日記 ]
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dorothyさん (2009年11月30日 05時40分)
万葉仮名の表記のおもしろさは、たくさんありますよね。
本文の例にあげられたとおり、81でくく、
やま、また、やま、これで山+山で出。
また、万葉仮名ではないけれど、
ひんがしののにかぎろいのたつみえてかえりみすれば月西渡
これで「つきかたぶきぬ」と読むのがどうも理解できなくて、
「どうして、つきにしわたる」ではいけないのか?
と疑問を持ち続けていました。ところが、最近になって
「月西渡」は「つきかたぶきぬ」と以前から読まれていた
らしいことを知ったと同時に、逆に
「東野炎立所見而」この読みが江戸時代までは
「ひがしのにけむりのたてるところみて」と
読まれていたらしいことを知りました。ますます奥が
深い万葉解釈です。
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ぼっくりさん (2009年11月02日 09時14分)
candyさんへ
>スリランカでの活動は今年で終了します。とても貴重な体験でした。
>ぼっくりさんもとっても絵本がお好きなようですね。物語の場面を子ど
>もと一緒に共有できるのは、本当に楽しい瞬間ですね。私もわが子と色
>んな思い出があります。・・・私もぼっくりさんのHPを登録させてい
>ただきますね。言葉の気づきに付いてのお話とても楽しいです。これか
>らもどうぞよろしく。
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→スリランカでの活動は終了されるのですね。
candyさんのHP日記で絵本の活動についても、今後も読ませていただくの
が楽しみです。
私のページへも遊びに来ていただいてありがとうございます。
ラボは、色々な世界が広がって行きますね。ひろば@ラボで、全国各地
の方々の活動の様子を知ることが出来るのも、ありがたいです。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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candyさん (2009年11月02日 01時43分)
ぼっくりさん
私のパーティは、再来年、初めての国際交流参加者が出る予定です。
事前活動はもう来年にはスタート・・・と思うと、これまではずっと
先と思ってきましたが、テューターとしてもどきどきです。
→HP拝見させていただきました。とっても素敵なパーティをされてい
らっしゃいますね。ぼっくりさんの言葉への気付きに感心しました。き
っとラボっ子と一緒に事前活動も楽しまれることと思います!
ページ一覧も拝見させていただきました。
スリランカの絵本と言えば、私はシビル・ウェッタシンハさんの「かさ
どろぼう」が大好きです。わが子たちは「きつねのホイティ」がお気に
入りです。絵本普及活動に参加されているのですね。
他にも、ナーサリーライムやライブラリーの舞台となった地を訪ねての
写真付のレポートがとても印象的でした。
おすすめ新着に登録させていただいて、パーティのお母さまたちにもぜ
ひ見てもらいたいです。
→スリランカでの活動は今年で終了します。とても貴重な体験でした。
ぼっくりさんもとっても絵本がお好きなようですね。物語の場面を子ど
もと一緒に共有できるのは、本当に楽しい瞬間ですね。私もわが子と色
んな思い出があります。・・・私もぼっくりさんのHPを登録させてい
ただきますね。言葉の気づきに付いてのお話とても楽しいです。これか
らもどうぞよろしく。
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ぼっくりさん (2009年11月01日 20時21分)
candyさん、お邪魔致します。
kちゃんの国際交流体験談を、来年参加のmちゃんに伝える様子、
この上なく素敵なお話でした。
kちゃんの心から物事に取り組む気持ちと丁寧な姿勢が、よく伝わって
きました。
私のパーティは、再来年、初めての国際交流参加者が出る予定です。
事前活動はもう来年にはスタート・・・と思うと、これまではずっと
先と思ってきましたが、テューターとしてもどきどきです。
ページ一覧も拝見させていただきました。
スリランカの絵本と言えば、私はシビル・ウェッタシンハさんの「かさ
どろぼう」が大好きです。わが子たちは「きつねのホイティ」がお気に
入りです。絵本普及活動に参加されているのですね。
他にも、ナーサリーライムやライブラリーの舞台となった地を訪ねての
写真付のレポートがとても印象的でした。
おすすめ新着に登録させていただいて、パーティのお母さまたちにもぜ
ひ見てもらいたいです。
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candyさん (2009年10月23日 22時41分)
がのさん
>【その2】
➥社(ヤシロ)の「ヤ」は、祭りの場所を示す語らしい。神は日々やし
ろにいます、といいますが、じつはそこにはいない、祭りのときにしか
神は来ないようですよ。神道の特質は、経典がないこと、説教がなく伝
道もない、そもそも神職というものもなかったらしい。元来、山そのも
のが御神体だったのですから。「神主」が神社に存在するようになった
のは、ずっとあと、ごく新しいらしい。「屋代」また「柱」は、祭りに
際して神さまに降りて来てもらうときの目じるしとしての「ヤ」(ポイ
ント)だったというわけ。
→1時間30分の講義ですので、講師の先生も伝えたいことのどれほど
を語れていらっしゃるか・・・。
がのさんの補記のお陰で、中身の濃いものになりました。
私自身、この講義に付随して色々書物を読まなくては深いところまで納
得するのは難しそうです。
今後、万葉集などの講義もあります! がのさんの補記がますます必要
になるような~~! よろしくお願いいたします。
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candyさん (2009年10月23日 22時24分)
sonokoさん
>飛鳥川上座宇須多伎比賣命神社‥
こどもたちとよく遊びに行く川のうえにある神社です。
ヨーイドン!!って まえはよくお参りしてから帰りました。
石段がすごくて、大きなムクロジの樹があるんです。
春先にはムロウテンナンショウ(マムシグサ)がたくさん咲いています
ょ。
神社の名前に意味があるなんて‥ おもしろいですね。
大神神社にしても 談山神社にしても‥
夏場の山に 蛇はつきものですね
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大人になってからの飛鳥人ですので、学ぶことが新鮮です!
まだまだ、知らないことだらけで、訪れてみたい所がいっぱい!
小さな神社もいわれを知ると、想像力が膨らんで興味が膨らみますね。
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がのさん (2009年10月20日 23時51分)
【その2】
>屋代(やしろ)とは、祭事の時だけ仮に立てた仮屋。神社(じんじゃ・
やしろ)は恒常的な建物で、6世紀後半位から建てられ、神は日々そこ
にいる。
➥社(ヤシロ)の「ヤ」は、祭りの場所を示す語らしい。神は日々やし
ろにいます、といいますが、じつはそこにはいない、祭りのときにしか
神は来ないようですよ。神道の特質は、経典がないこと、説教がなく伝
道もない、そもそも神職というものもなかったらしい。元来、山そのも
のが御神体だったのですから。「神主」が神社に存在するようになった
のは、ずっとあと、ごく新しいらしい。「屋代」また「柱」は、祭りに
際して神さまに降りて来てもらうときの目じるしとしての「ヤ」(ポイ
ント)だったというわけ。
神さまは、まっ昼間、群衆がヤンヤ、ヤンヤと騒ぐときに移り来ること
はなく、深夜、誰にも見られないようにして降りて来る。その神さま
を、精進潔斎したものだけが夜籠(よごも)りして迎え、一晩じゅう神
さまとともにいること、神さまのそばに控えること、それが「祭るこ
と」だった、と。「参る」は「祭る」ことであり、それは、神さまの前
に一定の時間じっとしていることでした。その「祭り」が時代とともに
変化、通俗的な「祭礼」となって、信仰をともにすることのない見物人
衆が集まり、ローソクを立てたり、提灯を点したり、ノボリを立てた
り、着飾ったりお化粧したり、挙句には笛や太鼓や舞いで賑わすものに
なっていく。やがてお宮が祭礼の場として固定してゆき、人びとが洋服
を着るようになって、立ったままお辞儀をするような、ぞんざいな様式
が生まれます。身を清めないものまで神さまに近づくようになり、初詣
は、五穀豊穣でも世間安寧でもなく、勝手な欲望のままに手を合わせ、
お賽銭函に投げ込まれたお金は神社の人が機械で数えるようになった、
というわけ。
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がのさん (2009年10月20日 23時50分)
【その1】
わたしたちは、いま、柳田國男の民俗学を踏まえつつ、連続講座でわた
したちが足で立っているこの国の原郷を探っています。きょうは「日本
の祭り」からこの国のすがたを捉えなおしました。ここに書かれたこと
と重なる部分が多いように思え、補記してみます。
>柱(はしら) 神々は高い木々に降臨される。(高木神タカミムスビの
神)→ご神木、又は小さな木の枝にも宿る
➥諏訪大社で寅の年、申の年におこなわれる勇壮な祭り、御柱祭。あの
柱とは何か? 祭りとは何か? 前宮のものは八ヶ岳から、本宮のもの
は霧ヶ峰から切り出され、雪のなかをふんどしひとつで川渡しするな
ど、たいへんな労力をかけて運ばれる大木。下社で熱狂的におこなわれ
る“木落とし”はあまりにも有名ですが、candy さんがあとでふれてお
られる大神(おおみわ)神社、日本のもっとも古い形式の神社の場合と
同様、この諏訪大社にも神殿はなく、拝殿のみ。じつは、もともとは拝
殿さえもなく、それができたのは明治になってからだそうですね。神体
山、萬葉集で親しまれている三輪山というその山自体が聖なるお宮だっ
たという。「立て御柱」は、お宮を建て替えるためという説もあります
が、それは柳田説によれば間違いで、祭りをするために柱を立てるので
あって、柱を立てること、それがすなわち「祭り」だった、といいま
す。スケールは違うが、各家庭のなかにつくられた神棚に榊を立てる習
俗もこれにもとづくものらしいですね。
>例:三輪山・・・神体山(奈良盆地の東にあり、西にあるのは二上山)
日本書紀によると・オロチ・紐蛇・男性(現人神アラヒトガミ)等
の姿となって表れる。三輪山は山そのものが神。本殿がない。拝殿のみ
で、三代家光の時代に建立された。日本で一番古い神社といわれてい
る。
正式名『大神大物主神社』。手続きをとると往復2時間ぐらいで登るこ
とが出来る。
【つづく】
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sonokoさん (2009年10月19日 14時20分)
飛鳥川上座宇須多伎比賣命神社‥
こどもたちとよく遊びに行く川のうえにある神社です。
ヨーイドン!!って まえはよくお参りしてから帰りました。
石段がすごくて、大きなムクロジの樹があるんです。
春先にはムロウテンナンショウ(マムシグサ)がたくさん咲いていますょ。
神社の名前に意味があるなんて‥ おもしろいですね。
大神神社にしても 談山神社にしても‥
夏場の山に 蛇はつきものですね
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がのさん (2009年10月02日 09時27分)
candyさん
>がのさんが講師をされている柳田国男の講座も興味がありますね
え~。遠くで残念です。
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ゴメン! わたしのことば足らずでした。「柳田國男に学ぶ」とする連
続講座の講師はわたしなんぞではなく、日本女子大や文京女子大で文学
を講じてきた大先生で、わたしなんぞ、とてもとても!
主催団体の代表として講座の冒頭のあいさつで、この日本民俗学の祖か
らわたしたちが今何を学ぼうとするのか、その企画趣旨などを15分ほど
話しただけのこと。遺憾ながら勉強不足の身です。
きょうは雨。秋のつめたい雨が落ちています。あしたの奈良はどうでし
ょうか。奈良の中秋の名月といえば、猿沢の池で采女祭りがおこなわれ
るはず。この悲しみも含んだ優美なまつり、candyさんはご覧になったこ
とがありますか。
わたしにとって、いちばん最初に見たお能が「采女」でした。この伝統
芸能にショックを受けました。以来、中秋の名月といえば、かぐや姫と
ともに、奈良の采女祭り。見たい見たいと憧れつつも、まだ見ずにおり
ますが。
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