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日本絵本の世界展~その誕生から現代人気作家まで~ |
05月02日 (水) |
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先月16日に大丸梅田店で開催中の「日本絵本の世界展~その誕生から現代人気作家まで~に行きました。・・・その頃多忙で報告が遅くなりました・・・
いかがですか?
ラボの『不思議の国のアリス』がメインのポスターでした。
チケットの裏には、
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子供たちには、夢のあるお話を。
大人たちには、一冊の癒しを・・・。
日本の絵本は、いまやアートとしても成熟し、
日本は絵本先進国のひとつとなりました。
本展は、日本の絵本の歴史を時代別に紹介します。
初公開の貴重な明治・大正期の児童文学の資料、約200冊の絵本、
現代の人気作家の原画約120点で絵本の歩みをたどります。
忙しい今の時代にこそ、スローな絵本を。
イキイキとした絵に導かれ、時代を歩む。
読み聞かしてもらうように、コトバに耳を傾ける。
絵本の時間を、ゆっくりとお楽しみください。
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さて、貴重な絵本がたくさん展示されていました。
明治期にちりめん本という、日本昔話の英訳の絵本があったことをしりました。
絵は、浮世絵画家で、訳者は小泉八雲、ヘボン・チェンバレなど。
好評で、仏訳・独訳・スペイン語訳なども出版されたそうです。
また、以前がのさんが詳しく紹介されていた、〈赤本〉の舌きりすずめや桃太郎なども展示されていました。
私が最初に絵本と言うものを知った「岩波子どもの本」も展示されていました。
徳島の田舎に住む姪(私)に大阪に住む叔父が、岩波子どもの本シリーズの『山のクリスマス』をクリスマスのプレゼントに送ってきてくれたのです。
その絵本で、大きなカウベルと言うものに驚き、私は日本とは違う国の子ども達の生活に思いを馳せました。
大人になって、カリジェの描いた大きさの絵本に出会いました。
子どものときに出会った小さな版の『山のクリスマス』でも、私にとっては、強烈な印象でした、が、最初に元の絵本を見ていたらどんなにワクワクしただろう・・・とも思いました。
今、スリランカで絵本作家を育てるお手伝いをしていますが、
今回の絵本展を見ながら、スリランカでスリランカの人たちの手によって「スリランカの絵本展~00期から現代まで~」と言う日が来るのはいつだろう?
今は、どの時期だろう?
昨年現地に行かれた会員の報告によると、昔話絵本がたくさんの画家の手で出版されてきているとの事。
着実に絵本の文化が根付いてきている実感があります。
私の幼いときのように、スリランカの子共たちも絵本からたくさんのワクワクドキドキを体験してくれると嬉しいな~
と、こんなことを思いながらこの絵本展を楽しみました。
山本容子さんの『不思議の国のアリス』の原画は3点展示されていました。
ステキですねえ(^^)
ショップでは日本語版を販売していましたよ。
残念ながら大阪での会期が終了してしまいました。
今は、岡山県立美術館で5月20日まで開催中です。
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