 蘇我入鹿の邸宅か？～現地見学会行ってきました～ |
11月16日 (水) |
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我が家から徒歩15分の甘樫丘で、建物跡確認と言うニュース。現地見学会は16日10：00～15：00.ラボの日ですが、午前のＭＳを終えてすぐ行ってみました。いつも現地説明会はすごい人出で大変なので、覚悟をして行ったのですが、今日は平日だったので、ほど程の人出でしっかり見聞することができました。
我が家は甘樫丘の西側畝傍山側にあります。ちょうど建物跡が見つかったところの裏側から丘に登って行くことが出来ます。
何度かラボで野外活動をした広場の隣です。阿部ｐのラボっ子にはわかると思います。今回も新たに広場に整地をする前に発掘調査をしてみたら建物跡が見つかったようです。
見えてきました。人出もまずまずです。
こちらが建物１、建物２の遺跡です。調査員の方がマイクで説明をしています。新聞で溝と書かれていたあたりに立っておられます。
その辺りから、焼けた土の跡が現れたそうです。
足元に赤い土の部分が見えます。
日本書紀に『冬11月に蘇我大臣蝦夷・児入鹿臣、家を甘樫丘に並べて起つ。大臣の家を呼びて、上の宮門と日う。入鹿が家をば、谷の宮門と日う。』と書かれているそうですが、場所的に丘の下のほうにあるので、入鹿の邸宅の一部の可能性が大きいようです。見つかっている建物跡はとても小さいので、何かの小屋のように思われます。この遺跡は2本の谷を埋め立て造成されたとみられる約8000平方メートルの敷地で、大きな屋敷を作った後として、今後の調査が期待されているようです。
多武峰縁起絵巻に描かれた炎上する曽我氏の邸宅の絵は、この時代よりずっと後で書かれているので信憑性は怪しいそうです。そこに描かれている人々の服装が平安時代の衣装であること、日本書紀には曽我氏の家が焼かれたとは記述されていないそうです。～説明をしていた係りの方の談～ とにかく、今回の発掘はほんの一部なので、12月には終了するけれども、続けてもっと発掘調査をしたい・・・と語っておられました。『甘樫丘は現代の東京・丸の内や六本木ヒルズ』と上野誠・奈良大教授の談が毎日新聞に記されていましたが、まさに甘樫丘の頂上に登って周りを見渡すと大和三山と大和平野が見渡せてう～ん、旨いことをおっしゃるなあ～と感心しました。
今後の調査が楽しみです。
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Re:蘇我入鹿の邸宅か？～現地見学会行ってきました～（11月16日）
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カトリーヌさん （2005年11月22日 12時42分）
いいですねー。いいところに住んでいらっしゃいますね。奈良、大和は昔
からのあこがれの地です。いつか住みたいとさえ思ってきました。古代史
がすきなので。中国交流素晴らしかったですね。またぜひご一緒しましょ
う。来春ラボっ子を出されますか？
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Re:Re:蘇我入鹿の邸宅か？～現地見学会行ってきました～（11月16日）
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candyさん （2005年11月22日 20時28分）
カトリーヌさん
＞いいですねー。いいところに住んでいらっしゃいますね。奈良、大和
は昔からのあこがれの地です。いつか住みたいとさえ思ってきました。
古代史がすきなので。
→ラボのＴは皆さん歴史や文学に造詣が深くて、私は奈良それも明日香
に住んでいて申し訳ないような気持ちでいっぱいです。せめてもの気
持ちで、何かあれば現地中継できればと思っております。また、いつ
でも遊びにお越しください(^0^)
中国交流素晴らしかったですね。またぜひご一緒しましょう。
→はい、本当に楽しかったです！！是非また行きたいと思っています。
カトリーヌさんの報告は本当に楽しかったです。ラボっ子たちへのお
みやげの件も楽しく読ませていただきました。アメニティー等等！
来春ラボっ子を出されますか？
→実は4月9日に15周年を計画しているので・・・たぶん今回はパスだと
思います。でも今度はマイパーティーのラボっ子と行けるといいなと
思います。
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