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ベルギー・フランス・日本~大阪で美術展~ |
05月25日 (金) |
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『ベルギー王立美術館展』と『ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展』が、大阪で開催されています。
ベルギーの方は1ヶ月前に行きました。
この、パイプのオブジェのようなものの下が会場の国立国際美術館です。
ブリューゲルの「イカロスの墜落」が、メイン展示のように紹介されていましたが、私が一番感動したのはルイ・ガレの「芸術と自由」
バイオリンを持ちボロをまとった青年の表情がきりっと気高く、「芸術と自由」と言う主題にぴったりなのです!
また、ルーベンスの「聖ベネディクトゥスの奇跡」とそれを模写したドラクロワの作品も並べて展示してあります。
ヤーコブ・ヨルダーンスの「飲む王様」は、修復前の絵の様子も展示してあり、修復技術のすばらしさに驚きます。
ブリューゲルと言えば「バベルの塔」の実物を見たいなあと思うのですが、ショップに3Dでバベルの塔が見えるのを売っていましたよ。
常設展には「The Great Bear」と言うタイトルの「ロンドン地下鉄図」がありました。
ロンドンの地下鉄路線図がスポーツ選手・俳優・惑星・国王などのグループになっていて、駅名がそれぞれの名前になっているのです。
見入ってしまいました(^^)
国立国際美術館で6月24日まで開催中です。
~~~~~~
ギメ東洋美術館展は大阪市立美術館で開催中です。
葛飾北斎の「虎図」と「龍図」が並んで展示されるというので、話題になっています。
入場してビックリ!
すごい数の浮世絵が展示されていました。
フランスにこんなにたくさんの浮世絵が保存されているのかと・・・ジャポニズム・・・日本の影響が強烈であったことが理解できました。
メイン展示の「虎図」「龍図」は、確かに一対と思えました。
龍の表情に比べて虎のなんともチャーミングな感じが少し違和感がありましたが・・・。
たくさんの浮世絵の中に、江戸の人々の生活を感じるひと時でした。
縦長の絵の中に素晴らしい構図があるな~とも感じました。
西洋の絵には掛け軸や短冊のような極端に縦長の絵を見ることはない様に思うのですが・・・あるのかな?
こちらは5月27日まで大阪市立美術館です。
どちらも見ごたえのある美術展でした。
私はガイドテープを借りてしっかり解説を聞きながらの鑑賞でした。
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