パウル・クレー展 |
11月05日 (日) |
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先日クレーの展覧会を観てきました。
中学のころ教科書に「セネシオ」
というクレーの絵が載っていて
目玉がみつ豆の黒豆そっくりだな、
と思っていましたが
子どものころからクレーの画集はみていました。
ある日母にこの画集をくれるようお願いしましたが
「だめ」といわれました。
実は母もクレーが好きで
今回母達と行った
この原画展は格別興味深かったです。
一枚一枚が精緻なデッサンであったり
よく書き込まれた水彩画であったり
奇想天外な模様に見える作品もあり。
筆のタッチまではっきり見えます。
画集では質感までは見ることができないので
美術愛好家の皆さんはぜひ!!
クレーってどんな人なの??
執念というか
クレーの日常はどんなものなのか
ただロマンチックなんてものでない
作品の迫力がありました。
ところで
いつも思うのですが
ラボっ子の「おはなし日記」活動
(ラボの教務活動の一環のノートA4サイズ白無地・幼児は主にラボの活動でやったお話のごっこの様子やCDアイブラリーをきいて描画をすることから始まり、日本語・英文字書きまで発展させる)は
たいてい幼児までの子どもたちの作品は無駄な書き込みがなく
すーっとひいた線にも深い意味があります。
抽象的でもあり心が揺さぶられることも
しばしばです。
私の手元に提出されてから
おはなし日記の絵を長いことながめていたりします。
見飽きることがありません。
たぶんクレーが「おはなし日記」を見てもうっとりするだろうなと思うのでした。
常設展(クレー作品含む)とラボCDライブラリーの「ゆきむすめ」の画家でもある佐藤忠良先生の彫塑館には行く時間がなく残念でした。
また訪れたいと思います。
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