かせだま日記 「詩人の愛」で熱出しました |
08月04日 (火) |
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「詩人の愛」百年の恋、五〇人の詩 正津 勉さん 河出書房新社
1500円+税
読んでいたら電車は のり過ごすし
私かせだまには とっても刺激的な本です。
他に「脱力の人」同出版社・・・この本はじんわり感動ですよ。おすす
めです。脱力してないし脱力するつもりもない私には 驚きの本でし
た。正津 勉さんの解説がとても素敵です。
「白い乳房 黒い乳房」正津 勉さんの編 谷川俊太郎さんによる
監修。集英社 1900円+税
まじめな詩集で とくにタイトルになっている作品は 母として
人間として 心にしみました。たいていの詩のコーナーがある本屋さん
に売っていますよ。おすすめです。
はじめは 翻訳?原詩じゃないの?(世界中の詩を集めているので世界
共通の人間愛とか感じます。)ってちょっと思ったのですが 翻訳がぴ
ったりしていてこその伝わるものがあるよねって
読み終えて感じました。
そして、前行った時に探したけど売ってなかったのですが
先日買えた「詩人の愛」・・・これでもか~これでもか~ と恋だ愛だ
があって 熱風のようです。
詩人の恋の歌のウラをとって 正津さんがなんとも言えずカッコイイ解
説をしてくれています。
実は50番目の 後ろから順に読んだので
「かず血闇ん」北村太郎さんの詩で まずくらくらしました。
「おまえのくちびるをつぼみのように」大手拓次さんの詩には
片思いで こんなふうに きれいな詩が書けるとしたら
片思いもわるくないな~と思ったり。
1作1作 何それ~!とか 本当なの?
事実は小説よりはるかに奇じゃん!!・・・とか心の中でつぶやきながら
読みました。
どれもエネルギーを感じる詩で 解説でバックグラウンドを知るから
なおさら心惹かれるという・・・正津 勉さんの罠?にかかり 知恵熱
まで出してしまった夏休みです。
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