かせだま日記 白洲正子さんを追って~☆ |
04月05日 (日) |
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亡き母は、女子美術大の当時の図案科というところを出て
油絵なんか描いていました。
かせだまにとっては、母というだけでなくて
話のあう良き友達でした。
お互いの恋話はもちろん、文化、芸術、音楽、健康法、なんでも
よく話しました。
母の耳がきこえなくなってからは 私が文字で手早く書いて見せ
それに関して 母がしゃべるしゃべる!
20年ほど前のことだったか
ある日 母が私に「白洲正子さんが」といったので
「知らない~」って かせだまが言ったのです。
そしたら「え?白洲正子を知らない??」と
母が 腰をぬかしてしまったんです。
母は、私をしばらく宇宙人を見るような眼で
娘かせだま をながめながら、あんな著名な文化人を知らずに
よく生きているね~、みたいなことを言って
あからさまに不安げでした。ふふ。
かせだまは 白洲正子さんのこともムキになって読むこともなく
忘れてしまっていました。
たしか世田谷美術館で 何年か前に 大きな展覧会もあったような。
最近になって なんとなく図書館で 白洲信哉さんの本を読み
白洲正子さんの本に すっかりはまっています。
著書も自伝や 鶴川でのくらしぶりなど~読みきれないほど多数あり、
1
ロングブームになりそうです。
「かせだま日記」にご来訪ありがとうございます!
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