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かせだま日記 河合祥一郎先生 講演会@早稲田大学感想 |
11月29日 (日) |
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ラボ50周年記念ラボCDライブラリー
「ハムレット」「夏の夜の夢」でたいへんお力をくださっている
河合祥一郎先生の講演、
かせだま、久しぶりに大学の大教室というもので講義を聞きました。
先生は、立ち振る舞いも
なんだかシェイクスピアの演劇から出てきたような
ニヒルな感じで 趣味が踊りのかせだまは、その演劇的姿に
なかなか引き寄せられています。
シェイクスピア作品のセリフも英語・日本語で
読みあげてくださるのですが
内側からにじみ出るなんとも言えずろうろうとした
いいお声。
アイアンビック・ペンタミタっていう独特の英語の音読、あれですね。
講演のお題は「シェイクスピアの哲学」ということで、
かせだまは 知識はないですが
哲学大好きです。
シェイクスピアとストア派のエピクテトス?の話しと
われ思うゆえにわれあり…のデカルトさんとの
その間…理性と いやいや、理性だけで人生いきていいの?
そのゆれ動きが、シェイクスピア作品にあるっていうような話で
あってましたでしょうか、河合先生。
面白いお話 もっとききたいききたいって感じでした。
司会をなさっていた小田島恒志先生とそして平田オリザさんが
幼稚園の学年違いって、おっしゃっていて
小田島先生のユーモアのある楽しい司会でした。
ありがとうございました!!
後半は哲学をおいといてシェイクスピアの舞台について
先生撮影の貴重なグローブ座での写真などもありました。
シェイクスピアの戯曲では、
1行後に ワープして バルコニーの場面になってるって
思わず くすくす笑い。。。。
舞台空間も、場面の転換も狂言にも似てるってことでしたね。
観客が、お話の場面を役者のセリフで判断し
あ、今バルコニーに来たんだなって
そういうわかってもらう前提で進んでいる。。。。
ハムレットも「生きるべきか……」ってお城で言っているのか
とか、観客がハムレットの脳の中に入って
そこで聞いている??
なんと すごいことですね。
はい、河合先生のお話は、とっても楽しくて
高度に哲学的な深いことをおっしゃっていました。
河合先生のご著書をもっと読んでみます。
そして「ハムレット」がライブラリーになったら
河合先生のお話を ラボの小学生も 「うんうん、ヨリックの頭蓋骨ね」って
きっとわかるようになります。
なんていう教養!!なんという物語の引き込む力。
会場には、テューターの皆さんもいっぱいで、すごい熱心だなって思いました。
河合先生は、先日かせだまが観にいった
演劇「バトルフィールド」演出ピーター・ブルック氏の本も
翻訳されているし、
河合先生は「ドゥリトル先生」の翻訳もなさっているそうで
ほんとに いろんなことをなさっているのですね~。
かせだまにとって、
河合先生こそ博学なジョン・シンカロット王だなって思いました。
本当に楽しいお話を ありがとうございました!
もっと何度も 聞きたいです。
早稲田大学の演劇博物館
の中の坪内逍遥先生の記念館には
その前に、立ち寄った細川家さんの秘宝などの展覧会が大盛況で
入場制限をしたりしてて
案外時間がかかって 早稲田大学演劇博物館観にいってないので
また ゆっくり行ってみます。
かせだまのマイブーム白洲家さんのゆかりの細川家さんということで
おかげ様で、かせだまの上京は盛り上がりました。
ありがとうございました!!
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