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「飛鳥学」と「十五夜狂言の夕べ」 09月29日 (火)
近くの大学で一般教養科目として開講している『明日香学』の一般公開の募集があり、今日からちょっぴり学生気分で受講がはじまりました。

生まれは徳島、たまたま奈良に住むことになり、色んな発掘公開にも足を運ぶことが出来たけれど、もう一つ体系的に理解が出来ていないので、この15回の講座がとても楽しみです。

今日は第1回「飛鳥とは」 和田 萃氏

表記の違い
「飛鳥」は、古事記・日本書紀にこの表記がされており、公式に使われる。
「明日香」は、万葉集にこの表記が多く、一般的。

意味は
明け方、あすか川沿いに吹いている風を、あすか風といった。
明日には翌日・早朝の意味がある。

推古朝の時代、夜明けとともに政務が始まり、昼には終わった。宮殿の門の前には早朝に沢山の人が並んでいた! 

明日香は7世紀代に都の集中した所。
明日香の都の下には縄文時代の大遺跡が出てくる。
弥生時代のものは無い。稲作に適さない土地であった。
5世紀になって。百済から来た今来漢人(いまきのあやひと)の土木技術で水田化された・・・。

明日香は、都が平城京に移った後、何処にでもある農村になったので、飛鳥時代の古墳が発掘しやすい。

平城京の奈良町は江戸時代→室町時代→奈良時代と重なっている。

京都も同じく平安時代の遺構の上にいくつもの時代のものが重なっている。

などなど・・・1時間半があっと言う間でした。

講義の後で、我家のすぐ裏の古墳についても質問。

豪族の屋敷跡では・・・と、言っていた場所は生活するには水が引けない場所なので、役所跡だったのではないかと言うこををお聞きし、またまた、イメージが膨らみました。


そして、夜は

毎年恒例の狂言鑑賞~『十五夜狂言の夜』

今回は

和泉流狂言『蝸牛』
太郎冠者・・野村万作、 主・・高野和憲、 山伏・・野村萬斎

最後の「でんでんむしむし」のお囃子に、主も一緒に踊りだす所は、「阿波踊り」の~同じあほなら踊らにゃソンソン~とおなじで、私もきっと踊りだしそうです(^^)

大蔵流狂言『魚説経』
僧・・茂山千作、  都の者・・茂山千五郎

今年も千作氏の狂言を見ることが出来ました。
沢山の魚の名前でお説教する言葉のリズムを楽しみました。

大蔵流狂言『素袍落』
主人・・茂山童司、 太郎冠者・・茂山千之丞、伯父・・茂山あきら、

この狂言は歌舞伎にもなっているとか、酔っ払いのしぐさ、それぞれの掛け合いは、見事でした。

今年は3曲とも、自然に笑いが起こってくる楽しいものでした。

今回の解説に、
日本の「古典喜劇」狂言。 室町時代から約600年の歴史を持つ。・・・狂言が用いる室町口語は現在の日本語の基になる言葉で、決して難解ではありません。狂言は創造された室町時代の人々が笑っていたのと同じ笑いが現在でも行き続けています。・・・

と、ありました。 客席に外国からの方もいらっしゃいました。ついつい、セリフの何処が室町口語かなあと思いながら聞いていました!

私達が先日のシェイクスピア英語に参ったほどは、難しくなかったでしょうか・・・?

日本の古代、室町古語、そしてイギリスの古典・・・楽しい日々です!
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Re:「飛鳥学」と「十五夜狂言の夕べ」(09月29日) >>返事を書く
がのさん (2009年09月30日 22時23分)

【その1】

狂言…。わたしもこの10月半ば、「昆布売」「名取川」「察花」の三番
を観る予定があり、狂言のことを書きたいのですが、…それを始めると
また長々しくなりますので…。
「飛鳥(明日香)学」、そんな市民講座があるなら、ぜったいに受講しな
くちゃ!
う〜ん、わたしも、せめて1時間くらいで通えたらなあ。はっぴ〜です
よ、candyさんは。
それに、奈良の来年、2010年はたいへんなことになりそうじゃないです
か!
平城京遷都1300年ですって。そういえば、中学校の日本史で習いました
ね、
藤原京から平城京へ都が遷ったのが710年。年号を暗記させられたもので
す。
70年余りで長岡京にまた遷されますが、その間に奇跡のように花ひらい
た天平文化。
古事記も日本書紀も万葉集も風土記もこの時期につくられたわけで、
まさに日本の文化的原型がつくられた時期。

じつは、ちょっと位相を異にするのですが、わたしたち(わたし自身は横
浜市民ながら)川崎市麻生区の、ある文化団体の主催で、きのう9月29日
を第一回として、講座「柳田國男に学ぶ」をスタートしました。川崎市
教育委員会などの後援を受けておこなう連続五回にわたる講座。昨年の
「宮澤賢治の軌跡」につづく秋の目玉講座で、みっちゃん(当地のテュー
ター)にがんばって運営にかかわってもらっていますが、これ、受講者殺
到の超人気企画。
【つづく】
Re:「飛鳥学」と「十五夜狂言の夕べ」(09月29日) >>返事を書く
がのさん (2009年09月30日 22時25分)

【その2】

この企画のねらいを、きのう、わたしは挨拶のなかでしゃべったばか
り。すなわち、わたしたち日本人のアイデンティティ探しの旅としての
学びの場。どうでしょうか、政権交代で日本の政治が大きく変わった、
…そういうことではなく、このごろの時代の流れの速さは、どうも、わ
たしたちの歩むテンポに合っているように思えないし、その流れは、清
冽な自然らしさからは離れ、どれも不健康、泥まみれで澄んでいない。
氾濫する薄っぺらな情報の渦に翻弄されて、自分がいまどこにいるの
か、よくわからない、生きている実感があまり持てない。そんな流れの
なかに揉みこまれ、呼吸が苦しいとき、わたしたちが立っているこの日
本とは、どういう国なのか、その原風景、その文化的原質を、日本民俗
学の祖である柳田國男の業績をたどりつつ改めてみんなで考え、探って
みようじゃないか…、と。
奈良の記念行事がこういうコンセプトになっているかどうかは
知りませんが、
もしかすると、一脈、通じるところがあるかもしれませんね。
来年のその記念行事など、古都情報を折々送ってくださること、
期待しています。Baobabの生育情報とともに。
Re:Re:「飛鳥学」と「十五夜狂言の夕べ」(09月29日) >>返事を書く
candyさん (2009年10月01日 23時16分)

がのさん

本当に、ラッキーな講座にめぐり合いました。
全国から興味がある~とおっしゃる方が沢山いるだろうなあと・・・。

しかし、首都圏だともっともっと色んな講演会などに恵まれていますよ
ね。ラボの制作資料集をがのさんが始められたとのこと、そちらのHP
を拝見して知りました。お陰で、紙面を通してライブラリー制作の熱い
思いを感じさせていただいています。

また、がのさんが講師をされている柳田国男の講座も興味がありますね
え~。遠くで残念です。

平城京1300年祭がどのようなコンセプトになっているかちょっと定
かではありませんが、明日香学の次は、平城京についても、もう少しじ
っくり見詰めてみたいと思います。

バオバブの観察記もお楽しみに!
Re:Re:Re:「飛鳥学」と「十五夜狂言の夕べ」(09月29日) >>返事を書く
がのさん (2009年10月02日 09時27分)

candyさん

>がのさんが講師をされている柳田国男の講座も興味がありますね
え~。遠くで残念です。

  ----------------------------

ゴメン! わたしのことば足らずでした。「柳田國男に学ぶ」とする連
続講座の講師はわたしなんぞではなく、日本女子大や文京女子大で文学
を講じてきた大先生で、わたしなんぞ、とてもとても! 
主催団体の代表として講座の冒頭のあいさつで、この日本民俗学の祖か
らわたしたちが今何を学ぼうとするのか、その企画趣旨などを15分ほど
話しただけのこと。遺憾ながら勉強不足の身です。

きょうは雨。秋のつめたい雨が落ちています。あしたの奈良はどうでし
ょうか。奈良の中秋の名月といえば、猿沢の池で采女祭りがおこなわれ
るはず。この悲しみも含んだ優美なまつり、candyさんはご覧になったこ
とがありますか。
わたしにとって、いちばん最初に見たお能が「采女」でした。この伝統
芸能にショックを受けました。以来、中秋の名月といえば、かぐや姫と
ともに、奈良の采女祭り。見たい見たいと憧れつつも、まだ見ずにおり
ますが。 
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