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『明日香学』2~飛鳥の神々~ 10月06日 (火)
先週に引き続き和田萃氏による「飛鳥の神々」

まずは神の数え方
①柱(はしら)
 神々は高い木々に降臨される。(高木神タカミムスビの神)→ご神木
 又は小さな木の枝にも宿る。

②座(ざ)
 祠(ほこら)の中に石、鏡、刀などを祀ってある。

①②は神々の特徴を現している。
日本の神は目に見えない存在。風のそよぎ、川のせせらぎと共に示現する。姿を現す時はあらゆる物の姿となって素告げんする。
(仏教→人の姿をとって仏像として表す)

例:三輪山・・・神体山(奈良盆地の東にあり、西にあるのは二上山)  日本書紀によると・オロチ・紐蛇・男性(現人神アラヒトガミ)等の姿となって表れる。

三輪山は山そのものが神。本殿がない。拝殿のみで、三代家光の時代に建立された。日本で一番古い神社といわれている。
正式名『大神大物主神社』。手続きをとると往復2時間ぐらいで登ることが出来る。

屋代(やしろ)とは、祭事の時だけ仮に立てた仮屋。
神社(じんじゃ・やしろ)は恒常的な建物で、6世紀後半位から建てられ、神は日々そこにいる。

10世紀はじめに出来た『延喜式』巻9、巻10の中に収められている神名帳には、3132座の式内社が登録されている。

神社→どういう神が祭られている。地域、風土、信仰が分かる。

高市郡(橿原市・明日香村・高取町)に54座の神社がある。
全国的に見ても神社が集中している→7世紀代に都があり、古代から人々が多く住みついていた。

(ミニコミ誌の取材でこの7月に私の住む地域の神社のさなぶり祭を取材したのですが、なんと3つも神社がありました)

加夜奈留美命神社・・・奈留美→川の瀬音
飛鳥川上座宇須多伎比賣命神社・・・宇須多伎→渦

等は飛鳥川の自然が神として祀られているのが良く分かる。

肝心の飛鳥の神々の話がまだ続くのですが、きりが無いのでこの辺で・・・

『飛鳥の御社を歩く』と言う本をご紹介。

三輪山登拝をして見たいものです。山の中では磁石が聞かず、夏場は蛇が沢山いるのでこれからの秋がお薦めだそうです。
毎月1日と行事のあるときは登れないそうです。
問い合わせをしてからいかれたほうがいいですね。
>>感想を掲示板へ
Re:『明日香学』2~飛鳥の神々~(10月06日) >>返事を書く
sonokoさん (2009年10月19日 14時20分)

飛鳥川上座宇須多伎比賣命神社‥
こどもたちとよく遊びに行く川のうえにある神社です。
ヨーイドン!!って まえはよくお参りしてから帰りました。
石段がすごくて、大きなムクロジの樹があるんです。
春先にはムロウテンナンショウ(マムシグサ)がたくさん咲いていますょ。
神社の名前に意味があるなんて‥ おもしろいですね。

大神神社にしても 談山神社にしても‥
夏場の山に 蛇はつきものですね
Re:『明日香学』2~飛鳥の神々~(10月06日) >>返事を書く
がのさん (2009年10月20日 23時50分)

【その1】
わたしたちは、いま、柳田國男の民俗学を踏まえつつ、連続講座でわた
したちが足で立っているこの国の原郷を探っています。きょうは「日本
の祭り」からこの国のすがたを捉えなおしました。ここに書かれたこと
と重なる部分が多いように思え、補記してみます。

>柱(はしら) 神々は高い木々に降臨される。(高木神タカミムスビの
神)→ご神木、又は小さな木の枝にも宿る

➥諏訪大社で寅の年、申の年におこなわれる勇壮な祭り、御柱祭。あの
柱とは何か? 祭りとは何か? 前宮のものは八ヶ岳から、本宮のもの
は霧ヶ峰から切り出され、雪のなかをふんどしひとつで川渡しするな
ど、たいへんな労力をかけて運ばれる大木。下社で熱狂的におこなわれ
る“木落とし”はあまりにも有名ですが、candy さんがあとでふれてお
られる大神(おおみわ)神社、日本のもっとも古い形式の神社の場合と
同様、この諏訪大社にも神殿はなく、拝殿のみ。じつは、もともとは拝
殿さえもなく、それができたのは明治になってからだそうですね。神体
山、萬葉集で親しまれている三輪山というその山自体が聖なるお宮だっ
たという。「立て御柱」は、お宮を建て替えるためという説もあります
が、それは柳田説によれば間違いで、祭りをするために柱を立てるので
あって、柱を立てること、それがすなわち「祭り」だった、といいま
す。スケールは違うが、各家庭のなかにつくられた神棚に榊を立てる習
俗もこれにもとづくものらしいですね。

>例:三輪山・・・神体山(奈良盆地の東にあり、西にあるのは二上山)
  日本書紀によると・オロチ・紐蛇・男性(現人神アラヒトガミ)等
の姿となって表れる。三輪山は山そのものが神。本殿がない。拝殿のみ
で、三代家光の時代に建立された。日本で一番古い神社といわれてい
る。
正式名『大神大物主神社』。手続きをとると往復2時間ぐらいで登るこ
とが出来る。

【つづく】
Re:『明日香学』2~飛鳥の神々~(10月06日) >>返事を書く
がのさん (2009年10月20日 23時51分)

【その2】

>屋代(やしろ)とは、祭事の時だけ仮に立てた仮屋。神社(じんじゃ・
やしろ)は恒常的な建物で、6世紀後半位から建てられ、神は日々そこ
にいる。

➥社(ヤシロ)の「ヤ」は、祭りの場所を示す語らしい。神は日々やし
ろにいます、といいますが、じつはそこにはいない、祭りのときにしか
神は来ないようですよ。神道の特質は、経典がないこと、説教がなく伝
道もない、そもそも神職というものもなかったらしい。元来、山そのも
のが御神体だったのですから。「神主」が神社に存在するようになった
のは、ずっとあと、ごく新しいらしい。「屋代」また「柱」は、祭りに
際して神さまに降りて来てもらうときの目じるしとしての「ヤ」(ポイ
ント)だったというわけ。
神さまは、まっ昼間、群衆がヤンヤ、ヤンヤと騒ぐときに移り来ること
はなく、深夜、誰にも見られないようにして降りて来る。その神さま
を、精進潔斎したものだけが夜籠(よごも)りして迎え、一晩じゅう神
さまとともにいること、神さまのそばに控えること、それが「祭るこ
と」だった、と。「参る」は「祭る」ことであり、それは、神さまの前
に一定の時間じっとしていることでした。その「祭り」が時代とともに
変化、通俗的な「祭礼」となって、信仰をともにすることのない見物人
衆が集まり、ローソクを立てたり、提灯を点したり、ノボリを立てた
り、着飾ったりお化粧したり、挙句には笛や太鼓や舞いで賑わすものに
なっていく。やがてお宮が祭礼の場として固定してゆき、人びとが洋服
を着るようになって、立ったままお辞儀をするような、ぞんざいな様式
が生まれます。身を清めないものまで神さまに近づくようになり、初詣
は、五穀豊穣でも世間安寧でもなく、勝手な欲望のままに手を合わせ、
お賽銭函に投げ込まれたお金は神社の人が機械で数えるようになった、
というわけ。
Re:Re:『明日香学』2~飛鳥の神々~(10月06日) >>返事を書く
candyさん (2009年10月23日 22時24分)

sonokoさん
>飛鳥川上座宇須多伎比賣命神社‥
こどもたちとよく遊びに行く川のうえにある神社です。
ヨーイドン!!って まえはよくお参りしてから帰りました。
石段がすごくて、大きなムクロジの樹があるんです。
春先にはムロウテンナンショウ(マムシグサ)がたくさん咲いています
ょ。
神社の名前に意味があるなんて‥ おもしろいですね。

大神神社にしても 談山神社にしても‥
夏場の山に 蛇はつきものですね
----------------------------
大人になってからの飛鳥人ですので、学ぶことが新鮮です!
まだまだ、知らないことだらけで、訪れてみたい所がいっぱい!

小さな神社もいわれを知ると、想像力が膨らんで興味が膨らみますね。
Re:Re:『明日香学』2~飛鳥の神々~(10月06日) >>返事を書く
candyさん (2009年10月23日 22時41分)

がのさん
>【その2】

➥社(ヤシロ)の「ヤ」は、祭りの場所を示す語らしい。神は日々やし
ろにいます、といいますが、じつはそこにはいない、祭りのときにしか
神は来ないようですよ。神道の特質は、経典がないこと、説教がなく伝
道もない、そもそも神職というものもなかったらしい。元来、山そのも
のが御神体だったのですから。「神主」が神社に存在するようになった
のは、ずっとあと、ごく新しいらしい。「屋代」また「柱」は、祭りに
際して神さまに降りて来てもらうときの目じるしとしての「ヤ」(ポイ
ント)だったというわけ。

→1時間30分の講義ですので、講師の先生も伝えたいことのどれほど
を語れていらっしゃるか・・・。
がのさんの補記のお陰で、中身の濃いものになりました。
私自身、この講義に付随して色々書物を読まなくては深いところまで納
得するのは難しそうです。
今後、万葉集などの講義もあります! がのさんの補記がますます必要
になるような~~! よろしくお願いいたします。
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