幼児教育・英語教室のラボ・パーティ
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ラボ・パーティーでは、小学生から国際交流に参加できます
もちろん、外国へ行くこともそうですが、
国際交流といっても、行くばかりが交流ではありません。
自分の家に人を迎え入れ、お客さんではなく、家族のように
ともにすごすことが、ホストファミリーとしての醍醐味です。
そこでは、ふだんの家族の姿のなかにはみられない
あたらしいドラマが待っています。

ほんじょうパーティでは、2008年夏、はじめての
ホームステイ受け入れを経験しました。
ラボでは、受け入れ家庭だけでなく、
パーティのみんなで受け入れる気持ちを大事にしています。
地区単位での激励会や、参加後の報告会もあり、
ひとりひとりが自分の体験を大勢の前でレポートします。
パーティ独自にいろいろなイベントを企画したり、一緒にラボキャンプに参加したり。
ラボ・パーティーならではの交流を楽しみました。
以下は、そのときの記録日記です。
********************************
受け入れ準備中!
8月2日の日記



いよいよ、来週5日に、韓国の華城からスジちゃんが来ます。
スジちゃんは

水原(スウォン)と華城(ファソン)で活動している
オ・ヨンジャ パーティー の ラボっ子です。

華城といえば、ドラマ「イ・サン」の王朝時代の遺跡があるところ
であったように思います。
暑い暑いこの夏のピーク期を元気に乗り切るために、
辛くて熱いスープを食べ、気分を盛り上げている最中。
娘も、友情のしるしに、と手作りの飾り物を作成中です。
そうそう、キャンプの用意もしなくてはなりません。
今回は、昨年より多く参加するので、
空き時間にパーティのみんなの様子を偵察にこそっと行くのも
楽しみです。常にデジカメを携帯して、ぐるんぱ城前広場を何度も行ったり来たりすることになるのでしょうか・・。
さて、我が家は十数年ぶりにソファを新しくしました。
へこんでおしりが痛い、誰も座らないソファだったので。
受け入れなんて無理・・今までそう思っていたのですが、
いざとなって前向きに考えてみれば、家族の協力を得て、どうにかなりそうです。
娘の部屋は狭く、二人が寝られないので、
一応空いているとされる部屋にあったPCデスクを移動。
そこにふたり分布団を敷く??
韓国は、同性チングとなら、たとえひとつのお布団で一緒に寝るのもOK.かえってそれが親しみを込めた印象を持たれるようです。
客間の発想というのは、われわれ独特のもののようです。
なにはともあれ、
無事に到着して、笑顔の対面ができることを心待ちにしています。
長男は「オレはしらん」というわりには、
ふたりの意思の疎通がうまくいくのか、
ひそかに妹のことを心配しているようです。


한국 라보 환영
2008年 8月5日 南大沢市民センター 
会議室1 にて 
韓国ラボ ラボっ子歓迎会(韓国フェスティバル)を行いました。
韓国語と日本語での「はらぺこあおむし」
くろひめサマーキャンプ2008共通ソングバーズ
韓国にちなんだお料理も歓迎!のポットラックパーティも。
盛りだくさんに楽しみました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
korea festival


韓国交流受け入れ その1
8月5日。
とても暑さの厳しい夏休みのある日。
ある新幹線の駅のホームで私たちはスジちゃんを出迎えた。
welcome! ホームに向かってくる新幹線のライトがこんなにもまぶしく
感じられたのは初めてだ。
あいさつをお互いにして、
次へ向かうのぞみ号と、
そこに残った韓国ラボの子どもたちを見送った。
ホームから歩き出す。
「我が家はここから電車とバスでだいたい1時間くらいよ」
不安をとりのぞこうと、先の行動をまず知らせた。
ふたりとも緊張して、恥ずかしさもあって、
お互いの顔よりも、お互いのことばを学ぶための本を
それぞれ肌身離さず持って、そこから目を離さない。
本を見ながら駅構内をを歩こうとするから、
人とぶつかりそうになるやら、
あらぬ方向へあるいて行ってしまうやら・・・(^^;
「ねえ、なんていってるの?」
「~~って言ってよ。わたしわかんない。」
そのたび、こちらと話すことが多くなるばかりで、
とても心配だった。
でも、実はぜんぜん心配いらなかった。
知らぬ間に本は放り投げてどこかへ置いたまま。
そんなものはなくても、いつの間にか笑い転げて遊んでいた。
スジは、素直で賢くて、とてもかわいい女の子。
そんな2日間を経て、わが子が壁にぶつかったのは、キャンプに参加したときだ。
   →つづく。


韓国交流受け入れ その2

8月6日
我が家にやってきて当日の昨夜の歓迎会。
その緊張と疲れもあってか、すこし遅めのおめざめ。
今日はなにをするのか、
スジに伝えておかなくては。
そうおもってたら、先に質問された。
まず、小学校に行って、稲のみずやり。
校舎内もついでに見学しよう。
夏休みの学校1 帰ったら、明日からの黒姫キャンプの荷物の確認。
なにか重要なものがないとこ困るもの。
キャンプ手帳の持ち物リストに、韓国語か英語を書き込み、
持ってないものがあったら言ってね、と
あとはスジにまかせた。
傘と野外活動用のリュックがない。
傘はいいか。
リュクは、幸い娘のものを貸すことが出来た。
その日の昼食は、スジお勧めのJinラーメン。
スーツケース以外の大きな袋の正体は、食品でした。
あちらの即席めんのおいしさのひみつは、伸びにくく工夫された麺。
このラーメンはスープも赤くなく、おだしが効いて美味。
スジのみようみまねをして、カップめんのふたをくるりと円錐形にこしらえ、そこへ麺をのせてつるっといただく。
なるほど~。ねこじたさんも、たべられます。
午後は、いつもパーティで使っている集会室をとって、
パーティの仲間で集まった。
明日からキャンプなのでバスのなかでのレクとして、
Sテューターからご依頼のあったクイズを考えるため
みんなでスジに質問をしまくる。
かくして、「スジちゃん、カルチョジョ~!クイズ」が完成だ。
その夜は、娘のピアノレッスンに同行していました。
練習のときに何気にはじまった連弾。
音楽は、ことばの代わりにこころをつないでくれる。
同じ歌や曲をを知っているという喜び。
ふたりとも絵と音楽が好き・・ということが、
距離をぐっと近づけてくれたようだ。 夏休みの学校2


韓国交流受け入れ その3

「最初とてもやさしく接してくれたホストが、
あるときから、私に怒っているような態度になって・・
どうしたの?ときいてみても、答えは・・」
「べつに・・・」
女の子たちのホームステイ報告で、よくこんな話がある。
スジちゃんにとって、まさしくそんなふうなことが、実際に起きた。
黒姫サマーキャンプ 4班 出会って2日たっただけでキャンプへ突入。
北米交流ならば、一ヶ月間のなかの数日。
けれど、韓国交流は、その三分の一ほどの期間なので、
そのなかで3泊4日というのは、大きな時間だ。
sayonara 8月7日から10日まで参加したキャンプでは、
一緒に日本へ来た親しい仲間同士で過ごす時間が増えたスジ。
とにかく一生懸命、ホストとしての思いを遂げようとするうちの娘。
ふたりのあいだに、お互い知らず知らずのうちにひずみができた。
ユースにとって、同じロッジに同じパーティの仲間がいることで、
ことばの壁もあり、ホストと一緒に居る時間が自然と少なくなったようだ。
youthjと交流 さらにキャンプ中の高学年プログラムでのこと。
満面の笑みでおどるスジと仲間たち。
楽しい交流の時間になるはずだったが、
参加していたホストたちの表情を見た限りでは、
自分たちといる時には見せない活き活きとした表情に
寂しさを感じずにはいられなかったようだ。
帰路、途中で数回決まった場所で下車するラボっ子仲間とさよならをしながら
バスは我が家の方面へと向かっていた。
最後の場所でとまったとき、バスの席で顔をふせて泣いているスジ。
泣いちゃいけないとわかってるけど、
どうしても涙が出る・・・そんな様子だった。
同じパーティから来たオンニ(女の子からみたおねえさん)が
「泣かないで、元気だして!がんばって!」・・と叱咤激励。
娘も、どう声をかけてよいのやら、困った表情。
こんなときこそ、お互いの気持ちを思いやって
修復する方法はないか・・。
それには、あの方法しかないかな・・
私はひとり考えていた。 黒姫へGO!


韓国交流受け入れ その4

8月10日 食べ物のチカラを借りて、元気を呼ぼう!
宅配ピザでホームシックが治った、
というエピソードを聞いたことを思い出し、
キャンプから帰った夜、
家族みんなで二駅先の韓国料理(サmギョpサル)の店へGO!
初めての店だったが、幸い、韓国好きの私が今まで行ったお店の中ではまずまず
本場に近いムードと味。
これは良かった。
スジは、店内の装飾や、流れてる歌、そこで働く店員さんの韓国語に
たびたび「わあ~っ」と感嘆の声をあげ、
店員さんに「一緒に写真を」とおねだり。
その時々で、日本語と韓国語を流暢に使い分ける店員のオンニを見て、
少々驚いてた様子。
おまけに、彼女の後方で、三人連れのハングkサラm(韓国人)が
よく聞こえる声で盛んに話をしているのを
耳をそばだてて聴いては、「ふふっ」と笑う。
お肉の焼き方こそ、まったく本場そのもの、ではないけれど、
私たちと接しているだけじゃわからないこと、
スジの国の文化が、どれほど最近の私たちの暮らしに身近であるのか、
ということを肌身に感じ、触れて楽しんだようだ。
さて、
複雑になっていた彼女とホストである娘との関係は・・
ここで、二人の仲介役をさりげなくやってくれたのが、長男だ。
キャンプでちょっと気まずくなって・・のいきさつを
ちょっと息子に話しておいたのだ。
とにかくまずスジを元気印にすること、
それが娘の気持ちをも元気にしてくれるに違いないと考えた。
息子は根っからのオープンな性格。
意外にも!ここぞとばかりにサービス精神を発揮し、
スジを笑いの渦に巻き込んで、
まれにみる楽しい夕食となったのは言うまでもない。
レジのところで、店の人がスジに尋ねる。
「韓国からきたの?夏休みの旅行?」
「ホームステイです」とこたえるスジ。
「そう、楽しい時間をすごしてね」
スジが一緒にいたということで、
店員さんが、ひとりひとつづつ一口アイスをふるまってくれた。
店を出てそれをほおばりながら、
「スジがいたから、特別サービスつきだったね」と言った。
キャンプがおわって

韓国交流受け入れ その5

8月11日
今日は、もうスーツケースを空港へ出さなければならない。
昼ごろと聞いていたので、
あわてるとよくないので、
昨日のうちに整理しておくように言っておいた。
キャンプからの荷物はそのままスーツケースに入れてもってかえる算段に
なっているらしく、さほど時間をかけずにまとめてしまったようだった。
荷物を出してから、電車で1時間とすこしかかる、ある美術館へ友人たちとでかけた。
夜は自分たちで焼いて食べるお好み焼きやさんへ行く~とだいぶ前から計画していた。
スジともんじゃが食べたいと、娘が言っていた。
美術館の売店で、ぶらぶらと品物を見ていたとき、
店の中で彼女は執拗にかばんの中をさぐっている。
そして不安げに、「おさいふがないみたい」と。
キャンプからちゃんと持って帰ってきたのは間違いないらしい。
きのう、キャンプの荷物からお財布を出さなかったかもしれない、と
話した。とてもしっかりした子なので、どこかへうっかり・・
というのもあまり考えにくい。
とりあえず、帰ったらうちを探そう。
お財布は出してある?
ひとことそえればよかったのだ、わたしもうっかりだった。
買いたいものがある?
何気なく聞いてみた。
おさいふのこともあって、彼女はがっくりきていた。
このままでは、いけないな、と思った。
日本にいるあいだ、私はあなたの保護者だし、私たちは家族だし、スジはわたしの娘でもあるの。
だから遠慮しないで言ってくれると、娘もわたしもうれしいの。
そんなふうにくりかえし、くりかえし、伝えた。
「こんなこと、とてもしつれいではありませんか?」
と彼女。
わたしは、「そんなことないわ」と笑顔で言った。
お好み焼きは、とても喜んだ。
関西系お好み焼き奉行としては、たいへん満足だ。 totoro

韓国交流受け入れ その6

8月12日
アクティブな毎日を過ごしてきた勢いで、
さすがにわたしはちょっとお疲れ気味だった。
でもこどもたちは元気、元気。
最後の1日をおもいっきり楽しむために、
友人の提案で、プールへ行くことにした。
今朝はコーンフレークで手早く朝食をすませて
さっそくお出かけだ。
スジは水着を持ってきていないが、
幸い友達の長女の、サイズが小さくなったものが、
スジにぴったりだった。
お盆休みとあって、プールは朝からかなりのにぎわい。
2時間たっぷり遊んで、友人たちと別れる。
帰りにうどんやさんで昼ごはん。
有名なさぬきうどんの店。
「素うどん」がいいといったスジ。
わたしはわざとわかめうどんを頼んだ。
テーブルにつくと、彼女はきれいにわかめをつまみ出している。
大方つまみだしたころに、「タ~モゴヤジ~^^;」(みんなたべなきゃ)と
言ってみた。
苦笑いといっしょに、わかめを口にいれて見せる。
よけたわかめは、娘がいただいた。
お汁がおいしかったらしく、スジは麺より先にお汁を飲み干してしまった。
スジを囲んで最後の晩餐・・のために、夫も早く帰宅した。
今日はプリンのデザート付き。
夕食後は、夏、といえば・・・の花火。
我が家もひさびさの花火だ。
我が家のオッパ(おにいさん)が、つぎつぎに噴出し花火に点火し、
あっというまに「美の競演」は終わった。 名残惜しい夜。
スジもそんな様子で、いつまでも夜の公園の遊具にぶらさがって遊んでいた。
明日は、とうとうお別れだ。 hanabi.2
hanabi.1

韓国交流受け入れ その7

8月14日
お別れの日。
朝から見送りに行くパーティの子もやってきて、
出かけるまでSBなどもやりつつ遊んだ。
공기(コンギ)という、日本で言うならお手玉やチェーリングの
ような遊びを、今回スジがおみやげに持参してきて、教えてくれた。
みんなとても気に入って、競ってあそんだ。
ほかにも、ユンノリという、断面が半月型の木の棒を投げて駒を進める
すごろくのようなあそびも教わった。
日本では、カードゲームやDSなどに座を奪われているが、
私が小学生のころはやったようなこんな遊びが
また復活すれば いいのに・・と思う。
げんきでね そのあと新幹線の駅まで送ったのだが、
チケットをとってあったのぞみに乗せることができなかった。
スジに、ことの成り行きを話し、
それより20分あとののぞみに彼女と乗った。
帰省ラッシュの西行きののぞみ号で、自由席を確保することは困難と
予想できたが、幸いにも二人分空席を見つけ、ほっと安心した。
疲れていたであろうに、
彼女は一睡もしないで、ノートを出して何か書いたり、
車内アナウンスを気にかけて、「次降りますか?」と聞いたり
後ろに座った私をたびたび呼んだ。
大阪もまたむせ返るような暑さだった。
ひょんなことから、何も持たず500キロの距離を走ってきたのだが、
そんなことも気にかける間がないほど、瞬く間の出来事に思えた。
新大阪近辺は良く知る街だ。
さほど迷うことなく私たちは目的地にたどり着いた。
ユースのみんなはまだ到着しておらず、
スジは宿泊地の待合談話室で、「本でも読んでる」と荷物を置いた。
程なくして、他の人たちも現れた。
とにかく、無事に送り届けることができてよかった。
引率の方にごあいさつをし、スジにさよならを言った。
仲間に会えてほっとして、早くみんなと話がしたい、
とにかくそんな様子が見て取れた。
新大阪にて
午後五時、まだ灼熱のアスファルト地帯にふたたび出た。
近くのコンビニに入り、水を買って飲む。
500ミリリットルの水が、わずか数十秒で空っぽになった。
と同時に、どっと疲労感が押し寄せた。
最終までに、まだすこし時間があるな、
充電が残りわずかな携帯を取り出した。
せっかく来たのだ。母に会って帰ろう。
スジがいなくなった我が家に帰る・・その前に
すこし癒されたい、そんな気持ちもあった。
  →次回へつづく


帰国、その後・・

国際交流は、行くほうと受け入れを両方経験してようやく100になる。
この夏に出会ったある方が、わたしにそう話してくださった。

突然思い立った今回の受け入れ。
ホストである娘にも、去年国際交流でカナダへ行った息子にも、そして夫やわたしにも、
また、我が家へ来てくれたスジにも、それぞれにプライスレスな経験をもたらしたと思う。
ことばは通じなくても、ココロは通じあえる・・
とは、よくいわれることだけど、
ココロが通じるまでのプロセスには、互いの努力が必要なことも
しっかり学んだ。
8月5日の写真と、8月13日の写真を、 改めて見てみよう。
みんなの表情、お互いの距離感、どれをとっても全然違う。
9日間、どんなに密度の濃い交流ができたか、
もう、ことばの説明なんて要らない。
こうして受け入れてみて、
昨年息子を受け入れてくださった、マニトバのBaker家のことを思いださずにはいられない。
ほんとうに、息子のためにいろいろ心を砕いてくださったことに、
あらためて感謝したい。
実はひそかにBaker家をお手本にしていたのだ。
子を持って知る、親のありがたさ、ではないけれど、
国際交流、
行っただけでは知りえないことが確かにたくさんあると実感した。
みなさんに、感謝。
そんむる


自分の言葉で語る国際交流

2008年国際交流参加後、地区での報告会。
帰国後、子どもたちは学校の宿題やら、あふれんばかりのhave to doに
追われてすごしていたはずだ。
そんななかで、一ヶ月の体験をまとめる作業は大変だっただろう。
でもみんな、しっかりと自分をみつめ、
自信を持ってそれぞれの体験を飾らないことばで語った。
一ヶ月の異国での生活。
大きな山を越えたあとのすがすがしい表情が、ことば以上にそのすばらしさを伝えてくれた。
事前活動を担当され、シャペロンとしても参加された
Kテューターのお話も、印象的だった。
ラボのホームステイは、ただ、行ってくるだけの旅ではなく、
子どもたちが一歩前進するための「教育的プログラム」である、ということ。
ひと夏の体験は、行く前にも、行った後にも、
ちゃんと一本につながっているということを忘れてはいけない。
きっと、自分で自分自身の「たくましさ」に気付くとき、
ひとって、とてもいい顔になるんだと思う。
子どもでも、おとなでも。
そんな体験、「わたしって、やるじゃん!」「オレってなかなかのもん?」
そう思える体験は、日本にいたら、めったに出来ないかもしれない。"0">r>

受け入れを経験したSは、
小学生ながらしっかりと自信をもって自分の思いを文章にまとめていた。
こんど自分がたずねて行くことになったら、逆の立場で相手を思いやり、
同じ失敗は繰り返さないようにしたい、という悩んだ末の気持ちが
言葉の端々にあらわれていた。
成長するって、こういうことだ。
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