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こどもから、「はい、あげる」と言われててのひらを見ると、
丸くてつやつやの石。
「みてみて、この石、いいでしょ~」と自慢げに見せてくれたり。
そんな覚えがありませんか。
じぶんも子供のころ、好きな石をさがして下ばっかり見て歩いた記憶があります。
勉強机の引き出しには、コロコロとつれてこられた石が。
カタチあるものはいつか無くなる、というけれど、
石はきえたりしんだりしない。
永遠にじぶんのそばにいてくれる。
あたたかく感じるほど握っていると、ふしぎなエネルギーが湧き出てくるようで。
そして、永遠にたいせつなことを語りかけてくれる友のよう。
自らがどこでどう生まれて、どんなみちすじをたどっていまここにあるのか、 こちらが耳をかたむければゆっくりと語ってくれる。
文字の無かった時代の「石文」にも通ずるようなかんじ。
じぶんにここちよい石は、きっとじぶんの気持ちに近いはず。
てのひらから伝わることばなきメッセージ。
ちゃんとうけとれるこころでありたいな。
冒頭のタイトルの絵本は、すでに復刻版も絶版になっていますが、
74年に刊行以来、世代を超えて読み継がれている作品です。
北山耕平さんの訳がまたすてきです。
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首都圏でも弟2次TSがはじまっています。
またまた個性派揃いの土曜日グループ。
長くて暑かった夏の疲れがなかなか振り切れない脳にガツンときます。
私にとって前期が2回、後期そして今回で4回目のTSです。
どうすれば自分にとって実り多きものになるか、
だんだんとコツをつかんできたようです。
こどもたちに、新しい出会いを楽しむことだと常々言うのだから、
自分もそうでなくては、と思います。
キャンプだって合宿だって、こどもたちを連れて行くだけ~だったら、 なんともったいないことでしょう。
自分から楽しもうとすること、
おとなも忘れちゃいけませんね。
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京王多摩地区で今年のホームステイ参加者や、ホームステイの受け入れをしたご家族が、 それぞれの体験を語る報告会が行われました。 これが終わればやっと今年の夏が終わる、そんな感じでしょうか。
地区再編後初の報告会。担当する皆さんが、よりよい会となるように、 いろいろ手を尽くしてくださった結晶が、今日の帰国報告会であったと思います。
原稿を準備するのはやむを得ず欠席で本日代読となる人のみで、
ほかは朝からあつまって、午前中の時間で大学生たちがみんなのひと月の貴重な体験エピソードを うま~く引き出してくれたようです。それぞれの個性が生きたナマの声をたくさん聞くことができました。
また話している最中にも、言いたいことが浮かんできて、
予定にはなかったトピックをうまい具合に盛り込んだ子もいました。 英語のセンテンスで原稿を用意して言うよりも、
日本語で話す中にときどき自然に英語が混じっていることが、
もっとリアルに感じられました。
会場内は笑いでいっぱい。おうちの方々にとっても、 「聞きたい話が聞けた」報告会だったのではないでしょうか。
「行ってない人はぜひ行ってください!」
「この一ヶ月は一生の宝物です」
・・誰に言わされるのでもない、子供たちの心からのメッセージでした。
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黒姫のおみやげといっても、有形無形、いろいろある。
キャンプの後は、しばらくおみやげゲーム、おみやげSB、がつづく。
初参加だったHくんは、バザーが楽しかったと別れのつどいで感想を言ったそうだ。
自由に使える小銭をにぎって、ぐるんぱ城前ひろばを縦横無尽に走り回っていた姿は、 見ていてほほえましかった。 どんなにひとだかりがすごくっても、ちょこちょこっと分け入っては、 えっそんなのどこにあったの?というようなお宝を見つけてくる。
貝の根付けを応用したたぬきのマスコット。
なるほど顔の形がちょうどいいかんじ。
缶バッジを11個も買った太っ腹だ。 帰りのバスで、それどうするの? と野暮な質問をしてみたら、「あげるの、いろいろ」と。
二週間たって始まったパーティのとき、 缶バッジをキャンプに行かなかったお姉さんたちにあげると言って持ってきた。
残念だけど、ふたりもおやすみだよ。
置いて帰ろうとしたので、また来週持ってきて、とおねがいした。
次の週、入ってきて、ぽ~んと缶バッジを放り投げたので、???
なに??どうしたの??・・・
小さくてもそこは男子。
ぶっきらぼうなんだけど、でもなんてやさしいんだろうね。
テューターは、買ってきてた缶バッジを、そっとしまいました。
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夏活動のしめくくりは、キャラバン隊。
今年も東京支部のキャラバン隊に参加する大学生の中から、
たのもしい5人組がやってきました。
毎年、楽しみに待っている幼児年代から中学生までのこどもたち。
今回のお話は「ありときりぎりす」でした。
このおはなしと初めて出会う子も多かったと思いますが、
そこは、キャラバン隊のメンバーの表現力豊かなテーマ活動。
休むことを知らないアリたちの厳しい日常、陽気なホッピーくんたちのしあわせな夏。 相容れないお互いの存在。。。季節はやがて冬へと向かう・・。 観ている子供たち、すーっと引き込まれていました。
恒例の「いっしょにテーマ活動」のコーナーでは、
大学生たちの、「みんなのお父さんお母さんもつれてきて~」の掛け声に、 小さいラボっ子たちが一斉に走っていって、後ろのほうに座って観ていた お父さん、お母さんを引っ張ってきて参加。
アリの赤軍と黒軍に分かれて、"This is our territory"・・その場で覚えたせりふに合わせて敵軍を威嚇。
肩車するお父さん(軍曹?)を先頭に、それにつづく小さいアリたち。 いちばん楽しそうだったのは、お父さんだったのかも・・・?
ありときりぎりすにちなんだゲームや、替え歌も楽しんだそのあとは、 みんなの先輩ラボっ子として、いままでの体験を話してもらいました。 キャンプ、国際交流、パーティ活動、5人いれば、五通りのラボっ子ストーリーがあります。 それぞれが、生の言葉で語ってくれる体験談は、 子供たちが聞いても、保護者の方が聞いてもそれぞれに得るものがあります。 まだラボをはじめたばかりのお子さんとおうちの方にとっても、 力強いメッセージとなったに違いありません。^^; そろそろリーダー?の中学生たちは、部活や習い事で大変な時期を、 先輩たちがどのように時間をつくってラボも続けてきたのか、 そんな身近で興味深い話も聞く事ができました。
巷の学生たち誰もが、キャラバン隊の大学生たちのように イベント全体をコーディネートして子供たちをこんなに楽しませることができるか、というと それは違う。彼らがラボで培ってきた力は、すごいなと思う。 感じて受け取る心と、伝わるための適切な言葉と、そしてチームワーク・・ どれもが、今後、人とつながって仕事をしていくには欠かせないアイテム。 机上ではできない学びを、日ごろから積み重ねてきた成果だと思う。 今年もよかった!ありがとう~、キャラバン隊!
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気が進まないって言ってたのに、行ってみたら楽しかった、
・・こどもによくあることですよね。
毎度その繰り返し?のような気もします。
だからこそ、ことあるごとに情報だけはちゃんと伝えているわけですが。
キャンプに行けなかった子も、せめて日帰り参加しては?と誘った
近隣の3つの先輩パーティが主催の合宿。
実は部活も休んで参加したりしているわけで、
そういうところもちょっと気になりつつ・・、
でもでも、それを越える楽しさに「みんなと泊まりたかった」
「あしたも来たい、だめ?」
「アリス発表までやりたかった、ほんと残念」
「来年も今年いっしょのグループだった子としゃべりたいな」
みな一様に惜しい気持ちに後ろ髪引かれながら夜遅く帰ってきた。
その気持ちを忘れずにいて、今度こそは泊まろう。
「みんなほんとに優しい、・・」
そんなふうにこどもが心底言うのを聞くと
ほっとする。
学校でのことを話すとき、そういう言葉は出てこないから。
屋外でも、部屋の中でも、高大生らの豊かな発想で、アリスの世界を楽しませてくれて、
そのあと思い思いにグループでTAを楽しんで。
キャンプファイアーでは
今が旬!の高校生を中心に、何人も代わる代わる前に出てキャンソンの嵐~~! 夜はOBらものぞきに来て、高学年でSB&FS大会。
途中で帰るのはもったいなかったね。
来年は、出し物のひとつでも準備して参加できたらいいね。
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じぶんの子が参加しないキャンプに行くのは今回が初めて。
黙々とひとり準備をし、
部活がお盆休みに入った娘に「いってらっしゃあああい・・」と 力の抜けた声で見送られ家を出た。あいにくの雨模様。 余計に重くなる足取り。ああ・・またか。
いやな予感。去年の雨雨雨・・の5班が思い出される。
わたしの行くところ、どこでも雨雲がついてくる。
・・・でも、よかった。そんな予感はうまく外れた。
バスの中で、みんなで「ハレル~~ヤ!」と歌ったのがよかったかな。
さてめずらしくラボランドに、一番乗りした新宿1号。
さっそくロッジに向かいました。
開営式。5班になると、参加者の平均年齢がぐっと上がるよ。

5班のシニアメイトたち 
あすの野外活動のコースを決めます。
希望者多数のときはじゃんけんだ。ユースも一緒にさいしょはグー。じゃんけんポイ。 
黒姫高原がこんなに猛暑だなんて・・・ーー;
夜どおし暑くて、ずうっと網戸のままで寝ました。

2日目の野外活動。
ゲレンデコースでは、ロッジごとに自由に遊びました。
トンチン1は、韓国ユースのおともだちに教えてもらっておにごっこ (オルンテン)をして遊んだり、ウェビングテープでアリアリオーをしたり、 互いに寄りかかってバランスを保つゲームをしたり。
おかえり~~、黒姫登頂隊!! ↓
頂上付近は厚い雨雲がかかっていたので、さぞ大変だったでしょう。
協力体制もよく、予定よりずいぶん早く帰ってきたという優秀なメンバーだったそうです。

翌朝。おとなりの姉妹ロッジと合同朝のつどいでも、 せっかくなのでユースにセブンステップスを手伝ってもらいました。 일,이,삼,사,오,육,칠・・みんな覚えた?
さて、3日目プログラムで~す

思いがけず、現地に入ってからのノリで!!アフリカンダンスの
ワークショップでコーナー参加しました。
ほんとうは5拍子なんですが、いきなりそのリズムで踊るのは難しいので基本パターンを4拍子に。

これを提案してくださったKテューターのアイディアに脱帽。
韓国ユースの子達も積極的にダンスに参加してくれました。
みんないい汗かいたね。

↑ ダンスはちょっとはずかしいというラボっ子も、 太鼓なら参加したいということで、チャレンジ。 ここちよいリズムががぐるんぱ城前ひろばに響きます。 現地調達だったので、本部でバケツを借りて叩きました。 ジャンベの代わりに。^^;
ダンスチームのみなさん、ほんと楽しかったですね。
午後のロッジ活動は、テーマ活動のほかに共通ソングもあって、やること満載。 でもでも、せっかく3人もユースがいるのだから・・
と、野外活動のときにいっしょに行動したユースの子に、 おねがいね、と言っておいたゲームを教えてもらうことに。 輪になってすわり、(しゃがみます)順番にone,two,threeと数字を言いながら立っていくだけの単純ゲームですが、 じぶんのほかに立った人がいたらOut!で、いさぎよく輪の外へ。 だんだん人数が減っていき・・・・。。スリル満点。
seven以降の数字が怪しい小学生あたりは、前半で必死の激しい闘い。(笑) それはともかく、その説明をユースがしてくれるとき、
ロッジの全員が彼に全神経を集中させて、どんなゲームなのかを理解しようと 彼の一挙手一等速に集中してがんばる、 そのことがとてもよかったのです。
実際にできたときは、大きな歓声があがりました。
それからもうひとつのゲーム・・。
これはやり始めたところで放送が鳴ってああ残念~~

姉妹ロッジ交流会です
キャンプソングも。

ここでも、서울 (Seoul)を踊って盛り上がりました。
この班でしかやらない曲だけど、ほんとうに最近は全国のみなさんが 知るようになってますね。 みんなノリノリです。
夜のつどい。たぬきがやってきた。
背景のキリンもぜんぶで5頭になりましたよ。
今年は雨が降らなくてほんとによかった。
ここでも、서울をユースたちが披露してくれました。
L,A,B,O!!いっしょにおどるおどるおどる・・・。
K-popのGirls Groupのダンスよろしく、足の動きがものすごく早くってついていけないわ。 いまだ「完全マスター」にいたらず。--;

3日目夜にもなれば、
マック食べたい~~!(高学年女子)
ジャンクフードがオレを呼んでいる(シニア)
はやく家に帰って、Wiiやりたい、、(小学生男子)
なんて声が聞こえてきます。
最初は不安だったけど、来てみたらたのしかった。
・・それはおとなも一緒なんですよね。
体力的に大変でも、なんだかこころが軽くなる。
これがキャンプマジック?

たくさんの出会いがありました。
みなさん、ありがとう。
テューターも、こどもと同じく、
親しくなろうとじぶんから行動することが大事だと実感しました。
いくつになっても、キャンプから教わることは多いです。
今回は、韓国ユースと日本のラボっ子の架け橋に、すこしでもなれたかなと思います。 感想を見聞きした限り、日本との違いに驚き、大変さも抱えながら、でも楽しいキャンプだったと感じてもらえたようです。 みなさん気をつけて帰ってくださいね。
さて、外界とまったく遮断された環境にいたわたしは、
キャンプのテンションのままひとり最寄り駅に。
汗の分だけ重くなった荷物。首にはタオル。こんなすがた、
ご近所の方にはお見せしたくはない。でも・・
どうしても一呼吸置きたい気持ちになり、ラボっ子が食べたいといっていた そのファストフード店に入る。ふだんならできるだけ行かないお店。 でも今日はなんだか食べたい。どうして?
冷たいシェイクで喉を潤しながら、しばしぼ~っとする。
その夜は、母親の留守中、息子がいかに家のことをカンペキにこなしたのかを、 本人が自慢げに語るのを聞いた。
ケンタロウ男子ごはん・・にも挑戦したとか。
それはよかった。これからは安心だ。
って、えっなにが?
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最近のパーティで、三年前からのアルバム写真を見ていたら、
なんだかなつかしい~~、
くろひめ確か2班、バスの中で娘と腕相撲で戦う彼。
他地区のKパーティの男の子。
三角ワッペンに、写真でも苗字がくっきりわかる。
名簿が送られてきて、あれ、この子は今回新宿1号に乗るよ。偶然!
娘は参加しないので、残念だけど、
高学年から中学生への数年でこどもってすごく変わる。
三年たって、どれくらいお兄さんになったかな。
たのしみ。
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ことしは、くろひめに行かない子も気持ちだけは行こう!と
TANUKIバッジをパーティで手作りしました。
顔のデザインがいろいろです。
限定??個だけだけど、バザーにもっていこう。
見つけた人は、ラッキ~、^^: かも?!

来週はパーティ休みね。
なんで~、つまんな~い、
だって、キャンプだもん。
いきたかったよおお~
キャンプ場でしか買えない今年のサマーのバッジと
なぜか笹飴を頼まれました。
アイアイサーっ
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うだるような暑さの毎日です。パーティの前にひと仕事ありました。
おやこで楽しむマザーグースと絵本のつどい。
こちらも徐々にプログラム内容を変え、手遊びうた60%対おはなし40%だったのが、 最近はそれが逆転しつつあります。
やっぱりラボは、おはなしがなくては始まらない、 というわけで、読み聞かせの域を越えて絵本のいろんな楽しみ方をお伝えしています。
今日は私がてじなしの役。
おじいさんのてじなを、ラボっ子のアイディアを拝借して、
あつまってくれた小さいお友達の前で披露しました。
あれれ、あれれ?どうなってるの~~?
わが子の舞台衣装の帽子を借りて行き、それを被った途端、ついその気になりました^^;
ぼうしのなかに入ってしまったこねこたちの役を、
みなさんにおねがいしたところ、布のなかにくるまって
いっしょうけんめいとびだすチャンスをまっているかわいい子達。
「ねえ、こわいよ~~」と言い出す子もいて、
こどもたちの感受性の深さを実感しました。
きょうはおもしろかったねえ~~、
そういう声がきこえて来るって、うれしいです。
おわってから、わざわざお子さんをつれて、黒いてじなしのぼうしのなかをのぞきにきたおかあさん、 いい子育てなさっているな^^:と感動しました。 ぜひ、8月のキャラバン隊イベントにいらしてくださいね。
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