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今年も、近隣Pで行う壮行会に参加しました。
パーティの手作りのお土産品と、そしてすでに国際交流を経験した子供たちからの激励の言葉で送り出す、心づくしの会です。
パーティの保護者や、ラボっ子ひとりひとりが小さな紙に記したメッセージを 一週間すぎたころ、テューターがそれぞれのホームステイ先へ郵送するのですが、 これもまた、参加者にとってはこの上ない励ましになるようです。 毎年、ホームステイから帰国後のひとりひとりの成長が、ほんとうに楽しみです。
さて、マイパーティは春で3歳の誕生日を迎えており、
みなさんの前で三年表彰を贈ることができました。
それぞれに、本を一冊ずつ。
ひとりひとりのことを考えながら選んでみました。
気に入ってもらえると嬉しいな。
今回は、Bravo!Kittensを発表しました。
5月からあたらしく仲間になったHくんといっしょに、
楽しくできるお話はないか? そう思いながら選んだのがこれ。
ナレーション振り分けから、細かい動きに至るまで、
すべて子供たちで考え、すすめていました。
パーティ時間だけでは足りなかったと思ったらしく、
出番前のもちより夕食タイムのあまった時間に、
部屋の外で自分たちでタイミングを合わせる練習をする姿も。
部活の試合の後に駆けつけても、ちゃんと考えてるんだなと感動。
一方、この話に出てくる「ふとったひと」役を引き受けてくれた息子。 一日前に一瞬で覚えたはずのたった4行のセリフ。
じぶんたちのジョンギルピンが終わってほっとしたせいか、
本番に言葉が出てこず、一瞬笑みを浮かべてぼうっと立つ。
すかさず、こねこ役のHくんに足をぺしっとたたかれ、
お客はみな大笑い~~、のシーンを、完全に息子にもってかれたかたちとなりました。(爆)
気づけば、これが初めてのおてつだい。
息子が一役買ってくれるなんて、過去には考えられなかったことです。
ねじれた糸がほどけるように、昨年のシニアメイトそれ以後、
好意的な発言が増えました。
ほんとに成長を感じます。
私自身も高校生のとき、はじめて母のパーティの発表を手伝った、 そのころのことが鮮明に思い出された一日でした。
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ラボは大々的に宣伝をしないで44年。
いいものはいい、そう感じていただける方が、
門戸を叩いてくださることで、文字通り人と人とのつながりでなりたっている・・ まさにそんな感じ。
保護者の方が、「うちの子、おもしろいことやっているの」
なにかの話題のついでに、そんなことをお知り合いにお話してくださる、 ・・それってどういうの??
そういうきっかけで初めてたずねてくださる方が多い。
この時代においても、ホームページを見ただけでは、
わからないことも多いし、信憑性のある誰かのひとことが欲しい。
だからこそ、ダイレクトに紹介できるチャンスは無駄にしたくない。 細々と本屋さんの隅っこでやってきた読み聞かせも、
そんな思いが重なり、徐々にカタチを変えてきた。
前回のとき、「大変有意義な活動だと思います」
そうアンケート用紙に記してくださったお父さんがいらした。
すぐにお帰りになられたので、お声をかけるチャンスがなかったけれど。
40分ほどの短い時間のなかで、
そんな風に感じてくだった方がいらしたということが、
この活動を絶やすことなく広めていきたいという、
自分自身への励みになった。
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_ これにとりいだしましたるは・・これ、言いにくいなあ。
「い」を意識して言ってみたら?
_ 干し草ってなに?
見たことない??
ほしたくさ。
あっ、こどもの国で牛がはむはむしてたじゃん?
そういえば・・。
_ このさ、Four dark shapes by the light of the moon・・
ココが、なんかかっこいくってすきなんだけど。
_ the moon なのに、こっちは the old man っていうのは
どうして?
(おっいいところに気がついた)
mans って、おじいさんひとりなのに、どうしてSなの?
(おじいさんの、っていうときは'sになるんだよ
音で聴いたらおなじだね。)
おじいさんやりながら、森もやるしナレーションもやる。
そんな芸当をおもしろがってやれるようになった。
・・・パーティの一時間半まえからスタンバイしてるから、
言葉の練習したい人はどうぞ、
そう言っておいたら、やってきた。
春の発表ではじめて自信をつけた子。もごもご状態を一押し
してあげることで、ぐんと自分で音が拾えるようになる。
中学生は、知っている単語があるという安心や、
文字とすり合わせるといろんなギモンが沸いて、
それを理解しながら楽しんで聴き込むようすが伺える。
一日ではできない。詰め込みは無謀。
今日は無理と思っても、明日また聴いてみると、
なんだ簡単だ、と思えることはよくある。
それがわかれば、もうしめたもの。
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今日のこどもたちの気持ちをさぐるのに、
The Meterというアクティビティを試してみました。
最初に、いま取り組んでいるBravo!Kittensや前に取り組んだワフ家などに出てくるセリフを引き出して、 Meterのメモリをわかりやすく説明します。
満足はFULL、不満ならEMPTY、
満タンならFULL、空っぽならEMPTY、
気持ちも、物質的なことも、これで表せるっておもしろいね。
さて、先週のパーティからこの一週間、CDをどのくらい聴いた??
FULLからEMPTYまで、正直に表してもらいました。
まさかのゼロ!はいないけれど、ほぼ全員真ん中に達してない??
では、その結果に満足いってるひとは、FULL、
・・と言うが早いが、全員が限りなくEのほうに走って、
折り重なってくるしい~~、とやっている。
来週までの一週間に、どのくらい聴く??
・・すると今度はFULLのほうに全員が寄って、親亀の上に小亀・・の状態。@@;
みなさんのきもち、よくわかりました。
試験も終わったことだし、がんばろう。
That's MY Hatはおじいさんのぼうしを狙うねこになってトライ。 引きずられてもめげないHくんが、実はだれよりもハッスルしてました。
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書店で英語絵本読み聞かせの会でした。
ひさしぶりの良いお天気で、そのうえ真夏の蒸し暑さ。
お出かけ日和といくか、暑さでバテたひとはお店で避暑となるか。
いつも出たとこ勝負!の読み聞かせ会です。
その日あつまってくれた子供たちのようすで、
まったく違った会になるのが面白いところ。
今日は2歳から小3ぐらいまでのおともだちが参加してくれました。
いつものラボ活動でいえば、このくらいの年齢差はあたりまえ。
ごくごく自然です。
Seven Stepsで、はじめてのおともだちが自然に手をつないで丸い円になれたのはすごい。
園児さんから小学生にはもうお馴染みの歌らしく、どの子も真似がじょうず。 Three!! と数字をコールすると、みんな早く早く、と手招きしてグループをつくります。
おでかけの途中で寄って、助っ人参加してくれた中学生ラボっ子+お友達の力も絶大でした。
Open,Shut Themを歌いながら手遊び。
そのあとはフロアマットを敷いた場所を隅々まで使って
布を広げて歌にあわせて大胆に動いて楽しみました。
元気な声が店内にこだまして、
なになに、??楽しそう・・・
ギャラリーもいつのまにか増えていました。
そばにいてくれた親御さんたちも、ニコニコ顔で見守ってくれていましたね。
さて、お話の時間です。
今日の絵本は "We're Going On A Bear Hunt"
くさはら、川、ぬかるみ、吹雪、・・・お姉さんたちが木になり、森になり、風をおこして、 そのなかできゃ~~っと歓声をあげる小さいおともだち。 いつもラボで見る自然な光景。
今日は来てくれたおともだちと一緒にこの時間を楽しめたらいい、
そんな思いで中学生が活躍してくれました。
はじめてみる親御さんには、どんなふうに映ったでしょう。
すこしそのことが気になりました。
ある方が、「うちのこはまだ小さいので、まだお話もなにもわかってなくて、すみません」
そう遠慮がちにおっしゃったのですが、
私たちの目には、輪の中に溶け込んでからだいっぱいにお話を感じ、 心から楽しんでいる様子がみえました。
これが物語のなせるワザです。
こうして年齢差のある子供たちがひとつになって楽しむことができるのは、 なにをさておき「物語のチカラ」なんですよね。
お話を隅から隅まで「理解する」ことが大事なのではなくて、
CDから流れることばと音の世界にすーっと入っていくこと。
お話の世界で自由に遊べること。
CDが流れているあいだ、こどもの心と頭のなかで、
どんなことが起きているのか、もし実際に目に見ることができたなら、どんなに面白いだろうかと思います。
年齢が小さい子ほど、
おとながどんなに想像力を働かせたって
かなわないような興味深いことが起きているに違いないのです。
今日は、もっともラボパーティらしいところを
短い時間ですが体験していただけた「読み聞かせの会」でした。
終わった後で、We're Going On A Bear Huntの本を手にとって、
お店の方とお話しているお母さんがいらして、
ちょっとうれしくなりました。
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忙しい方だから、今回は会えないだろうと、とりあえずスジのお母さんに メールだけは送っておいた。1ヵ月近くたっても連絡はなく、やはり難しいかな、 と思っていたところへである晩電話があった。
娘が最初に出たが、相手がだれだかわかったとたん、いつもは出ないような甲高い声で Su-Ji~~~!とうれしそう。
彼女らの会話は知ってる英単語とほんとに簡単な韓国語のミックス。
네~とも Yeah ともつかないあいづちをうちながら、
もうちょっと話ししなさいよ、と目配せしたが、
早々に「おかあさん、はい」と受話器を渡された。
「メールをいただいていたので、そのことでお電話しました」
という韓国語も、彼女ももう中学生なので、おとなの尊敬語。
スジと私が話してから、オモニとかわる。
お仕事が新しくかわって、相変わらず大変そう。
そんななか、時間を作ってくださるという。
初日、三成駅のCOEXにある書店前でおちあう約束をした。
切る前にもう一度子供たちとかわる。
-What are you doing?
-Watching TV,drama.
-저는 드라마 안봐요~.
ドラマは見ないって。ーー;
無言になって互いにちょっと笑って、
もちろん空気だけは冷えてはいないけど、
なんともはがゆい感じ。
娘が言った。「なんかもう、すごくくやしい。話したいことは
たくさんあるのに。」
電話と、会ってコミュニケーションとるのとは違う。
くやしい。
その気持ちがすごく大事。
話したい友達が海の向こうにすでにいて、
そのことに思いを馳せながら英語と向き合えるしあわせ。
もっと頑張りたいと思わせてくれる経験。
小学生での互いのホームステイ体験がすべてのはじまり。
本人たちが成長するまで、少しの間、架け橋になってあげたい。
自分で訪ねていって、ふたりでどこかへ出かけたりできる日が
きっとそのうちやってくると願いながら。
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今年度から地区再編で、行事に参加する子供たちにとっても
いろいろと変わって大変になった部分もあるかもしれない。
小5から大学生年代の高学年活動が先月スタートして、
いそがしいスケジュールのなか、高校生を中心に準備をして、
このあいだは6月の例会が行われた。
新地区では上の学年がとても多くなって、おまけに
いままでよりぐんとBOYSの参加が多くて驚き。
ちょっとむずかしいお年頃の中学生GIRLSたちが
部屋のはしっこで「隅っこクラブ」を結成していたら、
高大生も何気に入ってきて、いっしょになって遊んでくれた。
当の中学生たちは、
大きい子たちが輪の中に入って入って、と無理に引っ張らないのが
とても心地よかったらしく、いつのまにかみんなに溶け込んでいったと。 せっかく部活がない日なのに、と この日参加するのを散々渋った挙句、「正直、楽しかったんだよね~」
と日記に記していたわが子。リーダー年代の子が、
高学年活動でも年齢が下のほうの小5から中2あたりの仲間の微妙な心理を ちゃんと汲んでくれているのがありがたかったし、
そんなふうに成長していることがラボならではで、
安心できる部分だなとつくづく思った。
手厚いリーダー層から、学べることは沢山ありますね。
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春の発表終わって以来、全体的にお疲れモードだったのはいつものこと。
そろそろ本格始動・・?と重たい腰をあげる。
ソングバードよりもなによりも、今日はおはなしふたつやるんだ。
何度も何度も候補にあがりながら、結局選ばれなかった
Bravo! Kittens. 机の下に入り込んで、ボク知~らな~い、を貫いていたHも、 なにやら楽しそうなみんなの様子につられ真ん中へ出てくる。 ふわ布でPurple hankiesをやったら、そのあとの場面で、 何も言わないのに、
それをHが箱に隠れた猫に扮したMたちの背中にふわっとかける。
さすが、その感性。テーマ活動っていうものをわかってるじゃない!
そのあとこんどは布を背中にまとって、シルベスターをたのしんでいた。
ここんとこどんより重たかった空気が、今日は良い方向へと動いた。
お姉さんたち、残って話し合い。
猫だけがいい・・以前ならそう言い張った子も、「いいよ、ナレーションもやる」 そう言えるまでに成長した。
代わり合っていろんな役やろう。
どうやったらじぶんたちでうまく役が成り立って
どうやったらほかの子が苦しくないか、
ちゃんと考えられるようになったんだね。
ダブル・トリプルキャストってあり?
いろんなことを想定してみる。
「じつはウチ、春の発表会のセリフまだ覚えてるよ」
(・・・うれしいねえ。その言葉)
きっとずっと忘れたりしない。
私もそうだから。
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行ったことのある国、たとえばたとえひとりでも、その国の人を知っている国。 それだけで、ぐっとその国がじぶんに近く感じられ、
心から応援したくなるっていう気持ちが沸いてくるから不思議。
8年前の日韓共催のとき、選手村として各国の選手を迎えた街では いまもそれぞれなじみとなった国を応援するほど。
村の人にインタビューしてみたところ、
シュンスケを知らないひとも、エトーはしっている?
そんなおもしろい現象が物語っている。
その国の人を肌で感じ、言葉を交わしこころを通わせたからこそ、
テレビのニュースで見たら、素通りはできない。
試合を見るにも楽しみが増え、興味の幅もひろがる。
そんな国がいくつもあるともっと楽しい。
我が家は毎度W杯開催中は寝不足になる。
今日は韓国対ギリシャの試合がある。
いまごろ、ソウルはレッドデビルのTシャツ一色なのかな。
その人並みに、熱い熱い熱気に包まれた街に埋もれて
一緒に応援するのもいいかも。
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中学生に合わせてはじまりをずらしたものの、 毎回時間差でやってくるラボっ子たち。 コアタイムは30分ほど。
そのなかでおはなしを決めをやるのも至難のワザ。
とりあえず候補の絵本を床いっぱいに広げて個々にあれこれ言う。
聴いたことないお話だと、絵本のイメージで決めてしまう。
H「それはやだ」
K「なんでやなの?」
H「なんかやだっ」
S「これはやってみると意外とたのし~よ~」
Mはいつかパーティで読んだマーシャブラウンの「森のなかへ」が気に入ってしまい ああいうのがいいんだけど、といって譲らない。
当然好みもあるし、好きだけどコレできるかな~?の思いも隠せない。 でもそれがいけない!そのあたまでっかちな発想がイケナイ!? Kイチオシのロバのシルベスターか、太陽へとぶ矢か、はたまたてじなしとねこ・・か。 「シャイボーイくんとだれかがペアでてじなしやる」ってどう? テーマ初挑戦の仲間を盛り立てようというその思いやり、なんだか泣ける。 その気持ちがみんなに伝わるといいね。
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